スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Delaney & Bonnie & Friends / To Bonnie From Delaney ('70)

To Bonnie From Delaney

さらりシリーズ第2弾。このアルバムは【ここで】さらりだったので、やはり取り上げることにしました。デラニー&ボニー&フレンズ 『デラニーよりボニーへ』

エリック・クラプトンが『ソロ』('70)で独り立ちし、レオン・ラッセルが、デラニ&ボニーの "フレンズ" を引き抜き、ジョー・コッカーのサポート・バンド:マッド・ドッグス&イングリッシュメン結成('70) したため、新フレンズのメンバーを集めた D&B が、ニューヨークのデッカ・スタジオと、マイアミのクライテリア・スタジオの2ヶ所でレコーディングを行ったアルバムです。

そんなこんなの思いもあったのでしょうか。「どんなに頑張ってみても、俺には不運とトラブルがつきまとう...」とデラニーが歌う「不運とトラブル:Hard Luck And Troubles」で、アルバムは幕を開けます。ですが、それを嘆く風もなく、熱くシャウトするデラニーには爽快感さえ覚えます。

「何かをきっかけに、苦労と努力が報われるときがやってきた」。そうなんです。いつまでも落ち込んでいるよりは、明るく振る舞っている方が、幸運は早くやってくるものだ … そんなことを、デラニーが教えてくれたのでありました。

続きを読む

スポンサーサイト

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Rita Coolidge / same ('71)

Rita Coolidge

以前【ここで】さらりと流してしまったので、やはりきちんと押さえておきましょう。リタ・クーリッジのデビュー・アルバム 『リタ・クーリッジ』

ジャケット後方に写る藪の中から出てきたような、野性味溢れる風貌のリタ・クーリッジ。リタが見つめる先に動いているのは、草原をしなやかに疾走している豹(ヒョウ)なのかもしれません。

その豹の動きが、リタに乗り移ったのでしょうか。ここで聴けるリタの歌声は、ワイルド かつ しなやか... 動物的な感覚を受けるのです。

トレイシー・ネルソンのことを、エリック・カズを歌うために … だなんて、少し大袈裟に表したこともありましたが、同様に「マーク・ベノを歌うために生まれてきた女性シンガー」と、リタを表しても差し障りないでしょう。

ここでは、スティヴン・スティルスの鮮やかなフィンガー・ピックを伴奏に、涼しげに歌うリタの歌声が印象的な「友の微笑み:Second Story Window」。スプーナー・オールダムの厳かなピアノ、オルガン・プレイをバックに、静かながらも包容力豊かに歌い上げる「(I Always Called Them) Mountains」… と、2曲のマーク作品を取り上げ、見事に自分のものにしています。

アート・ガーファンクルとジミー・ウェッブの関係がそうだったように、自ら曲を書かないシンガーにとって、自分の歌声や、持ち合わせている精神性と相性の良い曲を書くソングライターと出会うことは、何物にも代え難いことだっただろうと思います。その出会いによって、自分の音楽人生がより豊かなものになるかどうかが、かかっていたのですから...

続きを読む

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Marc Benno / same ('70)

Marc Benno

マーク・ベノのデビュー・アルバム 『マーク・ベノ』

このアルバムも記事にし忘れ。[ ホーム&ヒューマン・ナビ ] の white さんが【こちら】で紹介していらっしゃったのを拝見し、はたと気がつきました。

忘れかけていた物を思い出させてくれる...。皆様のおかげと感謝しております。

さて。この『Marc Benno』は、リタ・クーリッジがデビュー・アルバム『Rita Coolodige』('71)で取り上げていた「Second Story Window」、2nd『Nice Feelin'』('71)の1曲目を飾った「Family Full Of Soul」、タイトル・ソングとなった「Nice Feelin'」と、3曲のセルフ・テイクを含んだ、マーク・ベノのデビュー・アルバムです。


各曲ともに、リタのアルバムの中においてハイライト・ソングとなっていましたが、アコギ弾き語りに、ブッカー・T・ジョーンズの明るいキーボード・サウンドと、ライ・クーダーのスライド・プレイが色を添える「Second Story Window」。リタ&プリシア・クーリッジがハーモニーに加わっただけでスワンプ臭・ゴスペル臭ぷんぷんの「Family Full Of Soul」「Nice Feelin'」と、マーク本人の "ほにゃらか" バージョンも、かなりいけてます。

だけど、それだけで終わらないのが、このアルバムの素晴らしいところ。white さんがおっしゃるとおり、2nd『雑魚』の影に隠れがちですが、聴きどころ満載のアルバムなのです。

続きを読む

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Don Nix / In God We Trust ('70)

In God We Trust

ドン・ニックス 『イン・ゴッド・ウィ・トラスト』

ジェシ・エド・デイヴィスエリック・クラプトン … と、ジョージ・ハリスン『The Concert For Bangladesh』 繋がりで、ドン・ニックス...。否。[ 3度のメシよりCD ] の shintan さんが 【こちら】 で『In God We Trust』を取り上げていらっしゃったのを拝見し、記事にするのをすっかり忘れていた … というのが真相。

これは、ドンのデビュー・アルバム。録音はマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ。例によって例の面子が、手堅い演奏でバックアップしています。

ゴリゴリと押されまくると、つい引いてしまう悪い癖を持った相撲取り … のような僕ですが、スマートで、そして甘い薫りが漂うドンの歌声が好き。ソングライターとして、アレンジャーとして高い能力を持ったドンが好き。そして「ワニが出没する場所」で暮らしているような風貌のドンが好き。このジャケットに写るドンのポーズを物真似したのは、きっと僕だけではないと思います。

続きを読む

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Rita Coolidge / The Lady's Not For Sale ('72)

The Lady's Not For Sale

初期のアルバムは いずれも評価が高いリタ・クーリッジ。

すでに落ち着き払った雰囲気を漂わせながらも、曲によっては荒々しく... 情熱的に... ソウルフルにと表情を変えながら歌い上げていたデビュー作『Rita Coolidge』('71)。豪華なゲスト陣を迎えて作成された前作に対して、バンド形式のシンプルな演奏に乗せ、抑制を利かせた歌声を披露した2nd『Nice Feelin'』('71)

そして、これが3作目となる 『ザ・レディース・ノット・フォー・セール』。

続きを読む

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Delaney & Bonnie / D&B Together ('72)

D&B Together

デラニー&ボニーのラスト・アルバム 『D&B トゥゲザー』

学生時代にジョン・レノンを気取って丸眼鏡をかけたこともありましたが、どちらかというとジョン・セバスチャンに似ていると言われました(ウソ)。最近、また眼鏡が流行っているようですが、こんなに丸眼鏡の似合う人達は、そう見かけません。顔の骨格が、今と昔じゃずいぶん変わってきているのでしょうね。
John Lennon / Imagine ザ・ベスト・オブ・ジョン・セバスチャン Roger Nichols & the Small Circle of Friends Janis Joplin / In Concert

デラニー&ボニーは、エリック・クラプトンが加わった『On Tour』('70)で注目を浴びた後、クラプトンは独立してデレク&ザ・ドミノスを結成。また、レオン・ラッセルがジョー・コッカーのマッド・ドッグス&イングリッシュメン結成のため、デラニー&ボニーのフレンズ達を引き抜いてしまい、2人はツアーを続けることができなくなってしまった … という話は、皆さんご存じの通り。
To Bonnie From Delaney
1970年リリースの『To Bonnie From Delaney』1曲目のタイトル同様「不運とトラブル」は続くもので、このアルバムも、もともと Atco レーベルから発売される予定だったものが、すんでの所で発売中止に追い込まれてしまい、古い音源やミックスし直した曲が寄せ集められ CBS から発売された … といういきさつがあったようです。

山あり谷ありでしたね … と、肩の一つでもポンと叩いてあげたくなりますが、そんなこちらの意に介せぬ2人の逞しい歌声には清々しさえ覚えます。

続きを読む

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

The Allman Brothers Band / Eat A Peach ('72)

Eat A Peach

オールマン・ブラザーズ・バンド 『イート・ア・ピーチ』

スーパー・マーケットへ買い物に行くと、真っ先に目に飛び込んでくる鮮やかな彩り。どれを食べようか … と、旬のフルーツを眺めながら売り場を歩くのは楽しみの一つです。季節を味わう … フルーツは僕をちょっぴり贅沢な気分にさせてくれます。

子供の頃の果物といったら... みかん、リンゴ、バナナくらいでしょうか。桃はメロンやブドウと並ぶ高級品の部類で、八百屋さんの奥の方に並ぶ姿を眺めては指をくわえているだけでした。熱を出して寝込んだときだけ食べさせてくれた桃の缶詰は、この世のものとは思えないほど甘くて、柔らかくて、ジューシーで... 薬を飲むよりそれを食べた方が数段元気になりそうな味だったことを良く覚えています。

何年か前に富士五湖方面へドライブしたとき、道路沿いで売られていた桃の美味しさも忘れられません。甘い香りが鼻腔をくすぐり、まったりとした果汁が喉をゆっくりと伝わっていく... あぁ 思い出しただけで、僕はパブロフの skydog になっていきます。

続きを読む

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

カウンター
Calendar
07≪│2017/08│≫09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Tag Cloud
Categories

openclose

Recent Comments
Last.fm
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。