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Tracy Nelson / Mother Earth ('72)

Mother Earth

トレイシー・ネルソン 『マザー・アース』

これは [ 3度のメシよりCD ] の shintan さんによる 【こちら】 の記事を拝見して思い出した、トレイシー・ネルソンを擁するマザー・アースのラスト・アルバム『Mother Earth』

ボビー・チャールズが書いた曲と、前作『Bring Me Home』('71)でも大々的に取り上げていたエリック・カズ作品を中心に構成されています。

それら楽曲の素晴らしさは言うまでもなく、その底に流れる Soul/R&B フィールを漏らすことなく掬い取り、それを余す所なく十分に表現しきっているトレイシーの圧倒的な歌声には唯々気圧されるばかり...

ちなみに、このアルバム … 小さくてわかりづらいですが、犬ジャケです。

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Malo / same ('72)

Malo
Malo/Malo

年々、暑さが厳しく感じるのは、地球温暖化のせいなのか... 単に自分の体力が落ちているせいなのか...。暑いっ 暑いっ … と汗かきながらも、夏が大好きな僕ですが、ここ数年はさすがに参りました。ですが、涼風が通り抜け、秋虫達の歌い声を耳にし始める時期になると、あぁっ。夏も もう終わりか … と、一抹の寂しさを感じてしまいます。

夏よ Come back to me! … という思いと共に取り出したのが、カルロス・サンタナの弟さん:ホルヘ・サンタナ率いるマロの 1st アルバム『Malo』

ロックにラテンのテイストを取り入れたのが、カルロス・サンタナであり、スティブン・スティルスであったりしたわけですが、マロの場合は、ラテンにロックのダイナミズムを取り入れた... なんだ、同じじゃないか … と思われるでしょうが、その辺りのニュアンスが微妙に違うのです。

ギターやヴォーカルなど、何か特定のものが極端に目立つのではなく、ホーン・セクション、パーカッション隊などが渾然一体となって織りなす原始的・熱情的・官能的なサウンドは、カルロスやスティルスのものとは異質の手触り。

あ~ちぃ~ちぃ~ あ~ちぃ~っ … と、体温が上昇すること請け合いです。

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Dennis Lambert / Bags & Things ('72)

Bags & Things

デニス・ランバート 『バッグス・アンド・シングス』

僕が選んだ【90年代の25枚+α】のうち、ジョネル・モッサー『So Like Joy』('98)、ヘイミッシュ・スチュワート(ex-Average White Band)の初ソロ『Sooner Or Later』('99)、再編ザ・バンドのギタリスト:ジム・ウイーダー『Big Foot』('99)と 3枚が Dreamsville Records からリリースされたものでした。

そう言えば、フル・ムーン『Full Moon』('72)を世界で初めて CD 化したのも、バジー・フェイトン&ニュー・フル・ムーン『Buzz Feiten & The New Full Moon』('02)など、その後に続く【バジー関連 CD】をリリースし続けたのも Dreamsville でしたし、ジェイムス・グリフィン(ex-Bread)『Breaki' Up Is Easy』('74)、ジェイ・P・モーガン『Jaye P.Morgan』('76)や、ネッド・ドヒニー『Life After Romance』('91)を初めとする【ネッド作品】、オーリアンズ『Live』('91)と【オーリアンズ関連 CD】、マイズナー・スワン&リッチ『Meisner, Swan & Rich』('94)などを復刻 CD 化したのも Dreamsville。

その他、[ Music Avenue ]の kaz-shin さんが【ここで】取り上げていらっしゃったジョン・ホール『Recovered』('99)、ラリー・ジョン・マクナリー『Dandelion Soul』('99)、ピーター・ゴールウェイ『Redemption』('99)、マリア・マルダー『Richland Woman Blues』('01)、デラニー・ブラムレット『Sweet Inspiration』('01)、NRBQ with ジョン・セバスチャンの1982年未発表ライブ『Live at The Wax Museum』、ロビー・デュプリー with デヴィッド・サンキシャス『Robbie Dupree with David Sancious』('03)などなど... ずらりと並べるだけ並べましたが、僕の1990年代後半から2000年代初頭にかけての音楽生活は Dreamsville Records 無しでは考えられないほどでして、それだけたくさんの good music と dream を僕に与え続けてくれました(感謝多謝)

さて。Dreamsville の紹介記事のようになってしまいましたが、今回取り上げるデニス・ランバート『Bags & Things』も Dreamsville のサイトを眺めているうちに発見したものです。

まずはジャケットに写る、椅子に深く腰を下ろした男の後ろ姿に目を惹かれた(CD サイズになっても "ジャケ買い" ってあるものですね)。その次は、デニスの曲を試聴したとき【レネー・アーマンドの記事】[ wasted times ]のフィニルさんからいただいたコメントにもあったような "歌力" とか "声力" を感じた。そして最後は、ロギンズ&メッシーナ 1st『Sittin' In』('72)のラストを飾っていた「Rock'n Roll Mood」のカヴァーが収められていたことが決め手となり、これを購入することと相成りました。

デニスの経歴については Dreamsville の【こちら】に詳しいので割愛しますが、ハミルトン・ジョー・フランク&レイノルズの「恋のかけひき:Don't Pull Your Love (Out) 」を書いたのがデニスだったことを知り吃驚。そう言えば、デニスの男っぽい歌声や歌い回しは、ダニー・ハミルトンのものと良く似ているかも...
Hamilton, Joe Frank & Reynolds - Greatest Hits

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Renee Armand / The Rain Book ('72)

The Rain Book

レネー・アーマンド 『ザ・レイン・ブック』

2001年の第4回「名盤の殿堂」シリーズで、このアルバムが発売された時、ジャケットの美しさに目を惹かれ、ジム・ゴードンがプロデュースをつとめていることに関心を持った覚えはあるのですが、何故か買いそびれてしまった1枚。

その後、あちらこちらで、これが高い評価を受けていることを知ったときは既に遅し... 廃盤に。中古ショップでも見かけたことは無く、ネット上では高値で取引されていたので、なかなか手に入れることができずにいましたが、「ホーム&ヒューマン・ナビ」の white さんと【ほぼ同時期】に、ヤフオクにて良心的な価格で出品されていたのを発見。入札後、誰一人として競ることなく、開始価格そのまんまですんなりと落札することができ、やっと僕の手元に。とてもラッキーでした。

ライナーに記載されているレネー・アーマンドの経歴・活動歴を見ていたら、1988年に再編したリトル・フィート『Let It Roll』収録「Hangin' On To The Good Times」にバッキング・ヴォーカルとして参加していたり、リア・カンケルのデビュー・アルバム『Leah Kunkel』('79)収録:ビージーズ「獄中の手紙:I've Got To Get A Massage To You」のカヴァーでリアとハモっていたのがレネーだったとは … 全くノーマークだったので、あわてて両曲を聴き直しました。
Little Feat / Let It Roll ('88) Leah Kunkel ('79)/ I Run With Trouble ('80)

レネーとリアの関係が発展し、1984年にコヨーテ・シスターズを結成し『Coyote Sisters』をリリースした … という話は、リア絡みで耳にした記憶がありますが、その時もレネーの存在には気がついておらず、これまたスルー...

もっと早く気がついていれば … と後悔しても始まらないので、その分、このアルバムをたっぷりと聴き込んであげることにしたのです。

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America / same ('71)

America

アメリカ 『名前のない馬』

12弦ギターの使い手というと、みなさんは誰を思い出すでしょうか。

ジョージ・ハリスン、ロジャー・マッギン。W ネックが滅茶苦茶格好良かった、ジミー・ペイジ、ドン・フェルダー … などなど。その時代時代で、みんなインパクトの強いサウンドを残してくれました。

彼らが弾いていた12弦はエレキでしたが、このバンド:アメリカが使用するのはアコースティックの12弦。

アメリカがロンドンで録音したデビュー・アルバム『America』では、曲によって 3人のメンバーがそれぞれ12弦アコギを弾きこなすという多才・多用ぶり。しかも 12弦アコギ1本+6弦アコギ2本... さらには 12弦アコギ2本+6弦アコギ1本 … なんてことを演られた日には、フォーキー・サウンド好きの僕は堪りません。

12曲中7曲がドラムレスで、エルトン・ジョンや、'90年代に入ってからのエリック・クラプトンのバンド・メンバーとしてお馴染みのパーカショニスト:レイ・クーパーが叩き出す心地良いリズムをバックに、超ビューティフルなハーモニーと、超アコースティックなサウンドをたっぷり堪能することができる1枚となっております。

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The Youngbloods / High On A Ridge Top ('72)

High On A Ridge Top

ヤングブラッズ 『ハイ・オン・ア・リッヂ・トップ』

このアルバムをもって、ヤングブラッズは解散することに。

ですが、これが最後 … だなんて感傷も気負いも一切感じられません。前作同様、ルーツ・ミュージックを中心に、ボブ・ディラン、ビートルズの曲など、自分たちが歌い演奏したい曲を丹念に選曲。1曲1曲に愛情を込めながらも、それが変な重さに繋がることなく、音楽を奏でることができる喜びをのびのびと表現しています。その辺りが、僕が彼らに好感を持つポイントの1つなのです

この後、ジェシ・コリン・ヤングはソロ活動を開始。地味ながらも好アルバムをリリース。'80年代中盤に、一時的なヤングブラッズ再結成もあったようですが、その動向については詳細知らず。ジェシのソロ作のお話は、またいずれの機会にして...

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Chicago / Ⅴ ('72)

Chicago Ⅴ

シカゴ 『シカゴ Ⅴ』

1968年のデビュー・アルバム『シカゴの軌跡』からして2枚組。以降も2枚組のアルバムを立て続けに2作リリースし、一段落付けたライブ盤『Chicago At Carnegie Hall』('71)は、なんと4枚組。シカゴをリアルで聴いていたファンの方達は、そのボリューム感に胸はいっぱい、財布の中身はスッカラカンになりながら、アルバムを買い求めていたのだろうと察します。
Chicago Transit Authority At Carnegie Hall (Chicago IV)

5作目にして初めてレコード枚数が1枚となったこのアルバムは、ブラッド・スウェット&ティアーズと並ぶブラス・ロックのもう一つの雄であるシカゴが、百花繚乱のロック界において生き残りをかけようとする意気込みがひしひしと伝わってくる、とても充実した内容になっています。

そして、ここからシングル・カットされた「Saturday In The Park」が、全米3位となる大ヒット。そのポップでキャッチーなメロディーを持った曲はシカゴの代表曲となり、(良し悪しは別として) この後のシカゴをポップなメロディアス路線へ向かわせるきっかけとなりました。

しかし、しかし... シカゴはそれだけのバンドではありません。あんなことも、こんなこともできる、高い演奏能力と器用さを持ち合わせたバンドなのであります。

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Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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