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John Lennon / Imagine ('71)

Imagine

ジョン・レノン 『イマジン』

「Imagine」の歌詞で好きな一節は、♪ You may say I'm a dreamer, but I'm not the olnly one … 僕のブログ名にもなっているエリック・クラプトンのアルバム・タイトル There's One In Every Crowd にも通じる「僕だけじゃないよね」という意味合いが好きなのです。

ただし、ジョンはその後に続けて「だからみんな仲間になろう」と語りかけているのに対して、クラプトンのそれは「俺だけを特別扱いしないでくれ」という苦悩の表情が見え隠れしてしまうのですが、強引に解釈すれば同じかな … と。

趣味や好きな物、意見や行動など... 共有できる仲間が増えるのはとても嬉しいことです。

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Emitt Rhodes / same ('70)

Emitt Rhodes

エミット・ローズ 『エミット・ローズ』

メロディーはもとより、コーラスの入り方からピアノのフレーズ、ベースラインまでがビートルズ。

「Martha My Dear」そっくりの「She's Such A Beauty」とか、『Abbey Road』('69)のオリジナル未発表曲と言ってもおかしくないような「Long Time No See」などは、思わずにやついてしまうほどなんです。

特にポール・マッカートニーのメランコリックな部分をギュッと凝縮したようなサウンド … と例えたらわかっていただけるでしょうか。

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Gilbert O'Sullivan / Himself ('71)

Himself

「あなたの後に続くアーティストは?」と尋ねられたポール・マッカートニーは「エルトン・ジョンとギルバート・オサリバンだね」と答えた...
「ライバルは誰?」と質問を受けたエルトン・ジョンの答えは「強いてあげればギルバート・オサリバンかな」...
「ギルバート・オサリバンの次を狙っていたんだ」と語ったのはビリー・ジョエル...

稀代のポップ・スター達に後継者、ライバル、先駆者として認められたギルバート・オサリバンはアイルランド生まれ。イギリスに渡った後の1971年に、この 『ヒムセルフ』 でアルバム・デビューを飾っています。

ポール、エルトン、ビリーの3人が、優れたメロディー・メイカーであると同時にロックン・ローラーでもあり、さらにはショーマンシップを持ち合わせたエンターテイナーでもあるのに対し、オサリバンに抱くイメージは物静かなピアノ・マン。いつも側にいてくれそうな親近感を、3人の誰よりもオサリバンに感じたのです。

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Gerry Rafferty / Can I Have My Money Back ? - The Best Of ('00)

Can I Have My Money Back ? - The Best Of

ジェリー・ラファティ 1978年の大ヒット曲「霧のベイカー・ストリート」は、ジェリーと同じスコットランド生まれのアル・スチュワート「Year Of The Cat」とともに、1970年代の後半に鮮烈な印象を残してくれました(両曲はセットで聴きたくなってしまうんですよね)

写真のアルバムは、1971年発売のジェリーにとって初のソロ作『Can I Have My Money Back ?』収録全曲に、それ以前に在籍(1969-1970年)していたハンブルバムズ(The Humblebums)のアルバムからセレクトされた曲を追加したお得な ベスト盤。今年めでたく 再発 され、DVD-Audio も出ていることには驚きました。

このアルバムに「霧のベイカー・ストリート」と比べるほどインパクトの強い曲はありませんが、グラスゴーのポール・マッカートニーと呼ばれるジェリーの薫り高いメロディは、どの曲も聴けば聴くほど味わい深く、この時点ですでに完成の域に達していたことがわかります。

また、アコースティックなサウンドを下地にしながら、フィドル、スティール・ギター、ハーモニウム、ハープシコード、ホーン・セクション、笛など... 曲ごとにそれぞれの楽器が持つ音色を効果的に使った、極めて質感の高い丁寧なサウンド作りも素晴らしいの一言なのです。

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Paul & Linda McCartney / Ram ('71)

Ram

ポール&リンダ・マッカートニー 『ラム』

この頃ポールは、まだ音楽だけに集中できる環境になかったようですね。ポールには、何かを攻撃することは似合わないと思うのですが...

色々な事情はさておき音楽だけを純粋に味わえば、透明感と瑞々しさに溢れる「Dear Boy」「Long Haired Lady」「The Back Seat Of My Car」の素晴らしさよ。カントリータッチの「Heart Of The Country」も好きな1曲。

特に「Uncle Albert~ハルセイ提督」は、別々に煮詰めれば独立した2曲になったはずのメロディーを、惜しげもなくメドレー形式で聴かせてしまうところがポールの為せる業。

全体的な躍動感はもう一息ですが、ここぞっというときのポールの凄さは並大抵のものじゃないことを実感。

今さら...ではなく、今だから聴きたい1枚です。

「Ram On」を聴いていたら、2002年のポール来日時にウクレレの弾き語りで披露された「Something」を思い出しました。

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Harry Nilsson's Works in 1971

ニルソンはこの年 3枚のアルバムをリリースしています。どれか1枚に絞り込もうと思ったのですが、この時期のニルソンは、本当に楽しくて、悲しくて、面白い。あれこれ悩んでいるうちに書いてしまった方が早いっ... ということで、一気に3作品を取り上げることにしました。

まずはTVで放映されたアニメーション映画のサントラ盤『オプリオの不思議な旅』

▼ The Point
The Point
ただのサントラ盤と言うなかれ。ニルソン自作の7曲とニルソンのナレーションによって構成されていて、その全てが素晴らしい内容。アニメを見たことはありませんが、歌詞カードを読みながら歌声と語りを聴いているとストーリーにぐいぐいと引き込まれていきます。表現力豊かなニルソンならではのお仕事。

続いては...

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Bread /Manna ('71)

Manna

ブレッド 『紙の糧』

ブレッドといえばシングルヒットした「二人の架け橋」や、このアルバムに収録されている「If」など、どちらかというとデヴィッド・ゲイツが歌う甘くソフトな曲の方に焦点が集まりがちで、同年代に活躍したカーペンターズと並び評されることが多いようですが、アルバムを聴いてみると、ジェイムズ・グリフィンが歌う男っぽくソリッドなナンバーの格好良さにも気がつくはずです。

カーペンターズというよりも、ビートルズ(グリフィンがジョン・レノンでゲイツがポール)... それは大袈裟にしても、ホリーズ(グリフィンがアラン・クラークでゲイツがグラハム・ナッシュ)と聴き比べる方が面白いような気がします。

どの曲も2~3分という簡潔さと、曲やコーラス、アレンジなどから受ける印象は、リバプール・サウンドと良く似た雰囲気を感じます。また、もともとセッション・ミュージシャンの経験を持つメンバー全員の演奏能力も高く、誰か一人が主導権を握ってサウンド作りをしたのではなく、しっかりとバンドの音になっているところから、そんな風に考えてみました。

どちらか一方が … ということではなく、グリフィンとゲイツ双方の個性が絶妙にブレンドされたバランスの良さが、ブレッドの魅力だったのではないかと思うのです。

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Judee Shill / same ('71)

Judee Sill

タートルズが歌う「Lady-O」で名前を知ったジュディ・シル … そのデビュー・アルバム 『ジュディ・シル』

ジョニ・ミッチェルやローラ・ニーロと比較されることの多いジュディですが、感情の赴くままに … という表現はジュディには似つかわしくありません。どこか悟っているような雰囲気さえ漂わせ、穏やかな表情をみせるのです。

歌声はもちろんのこと、ギターやピアノ、後ろに聞こえる管弦楽器やハーモニーなど。スピーカーから伝わってくる音の全てが優しく、柔らかく感じるアルバムというのも珍しいのではないでしょうか。これを聴いていると、背中に真綿のような羽根が生えてきて何処かへ飛んでいってしまいそうな気分にさえなってきます。

少女時代に劣悪な家庭環境で育ったというジュディから、これほどにも無垢な音が溢れてくるとは... ジュディを変えたものは一体何だったのでしょうか。それこそが音楽の持つ力だった … そう思わざるを得ないのです。

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Livingston Taylor / LIV ('71)

LIV

リヴィングストン・テイラーの愛称 "リヴ" をタイトルにした2作目 『LIV』

SSW の騎手として既に名声を得ていた兄:ジェイムス・テイラーの輝かしさに比べると、いくぶん地味目の LIV ではありますが、JT が「ソングライティングに関して LIV からかなり影響を受けた」と発言していること。また、JT の繊細でソフトな歌声に比べると、深みがあり ざらついた感じを受ける LIV の歌声は、テイラー兄弟が子供の頃 歌っていたという Soul/R&B ナンバーのハーモニーでは一番目立っていたのではないかと想像されることから、テイラー・ファミリーのベースとなっていた音楽を最も良く表現していたのは、この LIV だったのではないかと思っています。

と... ついつい親や兄弟を引き合いにだしてしまう自分が歯がゆいのですが、そんな回りの評には気も留めず、マイペースで純朴な歌を聴かせてくれる LIVが、ただただ好きなのです。

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Arlo Guthrie / Hobo's Lullaby ('71)

Hobo's Lullaby

アーロ・ガスリー 『ホーボーズ・ララバイ』

ジュリアン・レノン、ジェイコブ・ディラン、ベン・テイラー... 息子さんがデビューするのか … と関心を持ち聞いてみても、お父さんと似てるとか似てないとか … ついついそういう感想が先に立ち、彼らだけの持ち味をなかなか見いだすことができないまま、いつの日からか聞かなくなってしまいました。

逆に彼らは、彼らのお父さん達が奏でた音楽を良く知らない彼らと同世代、またはそれより年下のリスナー達からどう思われているのか、どう受け止められているのだろうか。それが気がかり... というと大袈裟ですが、たまにふとそんなことを考えたりします。

「親父に付いたお客さんは、親父がいなくれば いずれいなくなる。俺は自分のお客さんを新しく見つけていかなくちゃ」 家業を継いだ僕の友人の言葉に「大丈夫。少なくとも俺はお前のお客さんだよ」と答えました。

ウディ・ガスリーの曲をまともに聴いたことがない僕は、アーロにも同じ言葉をかけてあげたいと思うのです。

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Linda Ronstadt / same ('71)

Linda Ronstadt

リンダ・ロンシュタット 『リンダ・ロンシュタット・ウィズ・グレン・フライ/ランディ・マイズナー/ドン・ヘンリー』

と... イーグルス結成前のメンバーが集まったから、わざわざこうした邦題が付けられたのでしょうが「俺の名前は入れてくれないの?」という、やはりイーグルスのオリジナル・メンバーで、このアルバムに参加していたバーニー・リードンの声が聞こえてきそうです。

確かにバーニーはグレン・フライ&ドン・ヘンリーの主流派とではなく、ハーブ・ペダーセンとペアで「I Still Someone」「In My Reply」「Rambllin' Round」の3曲にギターとバッキング・ヴォーカルで参加していますから、セッション中にその2人とはそれほど接点がなかったのかもしれません。だけど、その後のイーグルスにおけるバーニーの過小評価もここから始まっていたのかと思うと、ちょっと可哀想な気持ちになってきます。

さてさて。リンダですが、僕個人的にはもう一息 … といった感じでしょうか。ジャクソン・ブラウンやリヴィングストン・テイラーといった SSW 達の曲のカヴァーにはまだ青臭さが残っていますし、この後のリンダのように柔軟に歌いこなしているという雰囲気も見られないのです。

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Poco / From The Inside ('71)

From The Inside

ポコ 『フロム・ザ・インサイド』

ジム・メッシーナが『Deliverin'』('70)を最後にバンドを後にし、ロギンズ&メッシーナを結成。替わりにポール・コットンが加入した後にリリースされた4作目。

ジムがいなくなったからなのか、カントリー・フィーリング溢れるキビキビした曲が少なくなっていますが、逆にバンドとして落ち着きが出てきたというか... 風格を見せ始めています。

これは、深みのある歌声を聞かせるポール・コットンの加入による影響も強いのでしょう。「Bad Weather」で早速その歌声を披露しています。だけど、やはりなんといってもリッチー・フューレイっ。ジムの抜けた穴は俺が埋めると言わんばかりに大奮闘しています。

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Jethro Tull 面白ジャケット

先日、ジェスロ・タル『アクアラング』の項にて『Stand Up』('69)のジャケットを開くと飛び出す絵本のようになって... という話をしていたら、ちょうどタイミング良く その紙ジャケを中古で入手することができました(写真を Click すると拡大します)

Stand Up_inner


また、同じくジェスロ・タルの『ジェラルドの汚れなき世界』('72)は、ジャケットが新聞紙のようになっていました。

Thick As A Brick_LP


レコード時代には、こういった面白い仕掛けが施されたジャケットがたくさんありましたよね。みなさんがお気に入りの面白ジャケットは、どのアルバムだったでしょう? ぜひ コメント・TB をお寄せください。

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Chase /same ('71)

Chase

チェイス 『追跡』

ブラッド・スウェット&ティアーズ(BST)、シカゴ、アース・ウインド&ファイアー(EWF)、タワー・オブ・パワー(TOP)... などなど。ホーン・セクション入りのバンドが好きで、今でも良く聴いています。繰り返しになりますが、僕が子供の頃 父親が行進曲を良く聴いていたり、僕は高校の頃 ブラス・バンド部でベースを弾いていたりと、そんなことが体に染みついているからなのか、ホーン・アンサンブルを聴くと妙に血が騒ぐのです。

一口にホーン・セクションと言っても、各バンドとも楽器の構成にはこだわりがあるようで、BST … トランペット(tp)、トロンボーン(tb)、サックス(sax)、フルート(fl)、フリューゲル・ホーン(flh)と多彩な金管・木管を使用。シカゴ … 基本的には tp, tb で sax 無し。Pheonix Horns の異名を取る EWF のホーン・セクション … tp, tb, sax の金管楽器が中心。TOP … tp 2本と sax がアルト、テナー、バリトンの3本という構成 … と様々。

音の方にも、BST がクール... シカゴはソリッド... EWF のキレ... TOP にはそれらが全て備わった... というように、それぞれの持ち味があり、各バンドのホーンの動きだけを耳で追うのも楽しみの一つです。

そんな中でも特異な存在だったのが、このチェイス。なんとトランペットのみ4管という構成。トランペットという楽器の性質上、良く伸びる高音と細かいパッセージを得意としているので、それが4管揃って飛び出す音は煌びやかそのもの。スピーカーからキラキラお星様が出てくるんじゃないかというほどなのです。

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Santana Ⅲ ('71)

Santana 3

サンタナ 『Ⅲ』

通算三作目だから『Ⅲ』ですが、アルバム・ジャケットにはサンタナの"サ"の字もタイトルも記載がありません。やはりレッド・ツェッペリンの"レ"の字もなかった『Ⅳ』みたいですね。

名作との呼び声が高い前作次作に挟まれているだけに、当時17才のニール・ショーンが参加している … という話題が先行しがちで、サンタナ作品の中では取り上げられる機会が少ないような気がします。

こういう状況のアルバムは、ネガティヴな意味合いで過渡期扱いされがちですが、これは違います。インパクトの強さは次作以上。冒頭のような事柄からも、サンタナが自信を持って送り出したアルバムなんだと思います。

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Janis Joplin / Pearl - Legacy Edition ('05)

Pearl

ジャニス・ジョプリン 『パール ~レガシー・エディション~』 1971年に発売されたアルバムに、別ヴァージョンやカナダで行われたライブの模様を追加したデラックス仕様の2枚組 CD です。

洋楽を聴き始めた頃は、FM ラジオが一番の情報源で「FM レコパル」片手にエア・チェックにいそしんでいました。当時の FM は、今のように fade in - out を多用し、曲を流しっぱなしにするのではなく、DJ がアーティストや曲を丁寧に解説し「次の曲は…です」と曲が始まることをきちんと示し fade out することもなくまるまる1曲を放送... 時にはアルバム1枚丸ごと放送するなんてこともあったので、情報をキャッチするだけではなく、小遣いが少なくなかなかレコードを買うことができなかった少年時代には、音楽の録音手段としてとても大助かりだったのです。

何かのテーマに沿った特集番組も多く組まれていて(何の特集だったか忘れましたが)ジミヘン「紫のけむり」やプロコル・ハルム「青い影」と一緒にジャニス・ジョプリンの「ジャニスの祈り」を録音したカセット・テープがお気に入りで、それを繰り返し聴いていたものでした。

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Van Morrison / Tupelo Honey ('71)

Tupelo Honey

ヴァン・モリソン 『テュペロ・ハニー』

ヴァン・モリソンは1970年『Moondance』をリリース後、生まれ故郷のアイルランドから NY のウッドストックへ移り住み、そこで『His Band And The Street Choir』を制作。翌年1971年に今度はカリフォルニアへ移動し、このアルバムの録音にとりかかりました。
His Band And The Street Choir

「カリフォルニアの青い空」なんて曲がありましたよね。会社の研修旅行で一度だけ西海岸へ行ったことがあるのですが、ほんとうに空が高くそして青く、風はさらさらとして実に気分の良いところでした。

ヴァンの歌声や曲調が明るく大らかに聞こえるのは、そんな土地柄が音楽に反映したのかな … と思ったら、この頃、ジャケットに写る馬に乗っている女性と結婚していたのですね。いずれにしても心身共に充実していたのでしょう。良い曲が多く揃っています。

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William Truckaway / Breakaway ('71)

Breakaway

ウィリアム・トラッカウェイ 『ブレイクアウェイ』

ウィリアム・トラッカウェイが在籍していたバンド:ソッピーズ・キャメルは "ミニ・ラヴィン・スプーンフル" と呼ばれていた … という謳い文句に誘われて、つい最近入手したアルバムです。

クレジットを見てみると、なるほどラヴィン・スプーンフルのアルバムを手がけていたエリック・ジェイコブセンがプロデュースをつとめています。

調べてみると、ソッピーズ・キャメルが結成されたのは NY ではなくサン・フランシスコのようで、「Hard, Cold, City Life」では「サン・フランシスコへ行きミュージック・シーンに入った」と歌われていますし、シタールも飛び出す軽いサイケ調の「I Go Slow」は この時期にご愛敬ですが、その名残もあるのでしょう。

長門芳郎さんのライナーによると、ソッピーズ・キャメルは、ラヴィン・スプーンフルの次を探していたジェイコブセンにスカウトされた後、グリニッジ・ヴィレッジのナイト・アウル・カフェに出演したり、スプーンフルの前座を務めたこともあったようです。

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Tim Hardin / Bird On Wire ('71)

Bird On Wire

ティム・ハーディン 『バード・オン・ワイアー』

もともとティムは「わたしはジャズ・シンガーだ」と言っていたそうですが、このアルバムにもクロスオーオーバー/フュージョンという言葉が一般的になる前のジャズ系ミュージシャン達が顔を揃えています。特にマイク・マイニエリとのつきあいは古く、ティムが1968年にリリースした『Tim Hardin 3 / Live In Cocert』ですでに共演を果たしているようです(これは未聴なのですが、評判が高くぜひ聴いてみたい盤の一つです)

SSW とジャズ・ミュージシャンの共演というと、この翌年の1972年、ジョン・マクラフリン(g)、マイケル・ブレッカー(sax)が参加したジェイムス・テイラーの『One Man Dog』。ウィルトン・フェルダー(b)、トム・スコット(sax)参加のジョニ・ミッチェル『For The Roses』が知られるところ。早熟と言われたローラ・ニーロでさえコーネル・デュプリー(g)、チャック・レイニー(b)(この2人はどちらかというとソウル系か)参加の『Christmas And The Beads Of Sweat』が1970年ですから、ティムはずいぶん早い時期からジャズへの意識が強かったように思われます。

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Ohio Knox / same ('71)

Ohio Knox

ピーター・ゴールウェイがフィフス・アヴェニュー・バンド(FAB)解散後に結成したオハイオ・ノックス

ジェイムス・テイラー... ジョン・セバスチャン... そしてピーター・ゴールウェイ... この3人には同じ匂いがします。

1960年代の後半に、彼らが在籍していたバンド … フライング・マシーンラヴィン・スプーンフル、FAB が演奏を繰り広げ、互いに刺激を与え影響を受け合った場所 … ニューヨークは Greenwich Village(グリニッジ・ヴィレッジ)にあるというナイト・アウル・カフェとは、どんなこところなのだろう。

アルコールよりも、口に含むと甘い薫りが鼻から抜けて、舌にほんの少しだけ酸味が残るコーヒーの方が似合いそうな場所。ちょっとインテリだけど、音楽の話題になると途端に人なつっこい笑顔を見せて話が止まらない人達が集まる場所。

ブルース、ジャズ、ソウル、カントリーなどのいわゆるルーツ・ミュージックが絶妙にブレンドされ、それが洗練された形で聞こえてくる。今はサウンドや歌っている内容から想像することしかできませんが、いつか必ず訪れてみたいな … その時は足を伸ばしてウッドストックにも...

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Delaney & Bonnie & Friends / Motel Shot ('71)

Motel Shot

デラニー&ボニー&フレンズ 『モーテル・ショット』

ライナーノーツによると、ミュージシャン達がツアーの途中で寝泊まりするモーテルで演奏をするとき、移動中の車からアンプを降ろすのは手間がかかるし、他の宿泊客達に迷惑かけるような大きな音は出せない。だから "モーテル・ショット" で使う楽器は、アコースティック・ギターやタンバリン(時にはスーツケースや段ボール箱を叩いたりすることも) 良くてモーテルのラウンジに置いてあるピアノ程度。

場所が何処であろうと、エレクトリックではない... 無理をせず骨を折らない... ソフトで気楽なサウンド... という特徴を備えていれば、それが "モーテル・ショット" なのさ … ということのようです。

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Jo Mama / J Is For Jump ('71)

J Is For Jump

ジョー・ママ 『J・イズ・フォー・ジャンプ』

今作では、前作の軽妙なストリート感覚にスワンプ風味が加わっています。

プロデューサーがトム・ダウドに変わった(前作はピーター・アッシャー)というだけで、こうもサウンドが変わるものかと。

「このアルバムのプロデューサーは誰々だから こんな音」という話を良く聞いたり見たりしますが、表現したい音はミュージシャン自身が決めてるんじゃないかな … と思ったりもして、今ひとつ実感が伴いません。だけどやはり、力のある人がプロデュースすると違うものですね。

メンバーの中で大活躍なのが、この時期では群を抜いた歌唱力を持った女性ボーカリスト:アビゲイル・ヘイネス。声量豊かでドラマティックに歌い上げる様はボニー・ブラムレットを彷彿とさせます。

また、チャールズ・ラーキーの弾力のあるベース・ラインがカール・レイドルみたいで... と、やはり例えが南部っぽくなってしまいました。

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Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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