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Little Feat / same ('71)

Little Feat

リトル・フィート 『ファースト』

1975年 当時 Warner Brothers に所属していたバンド … このリトル・フィート他、ドゥービー・ブラザーズ、タワー・オブ・パワー、グラハム・セントラル・ステーション etc... が勢揃いしヨーロッパ各地を回るという、僕にとっては夢のようなコンサートが行われたそうです。

その中で一番評価が高かったのがリトル・フィートだったようで、ヨーロッパの人達が彼らのサウンドを聴き、海の向こうアメリカに思いを馳せた … かどうかは別として、泥臭く重量感のあるフィートの音が注目を浴びたという事実は、やはり英国におけるアメリカ南部志向の流れだったのでしょうか。

さて。このアルバムはウィッシュボーン・アッシュの 1枚目と同様、2枚目以降のまとまり具合と比べると荒々しくもありますが、そのあたりが逆に本性むき出しという感じもして、僕としては外せないアルバムなのです。これ以降のローウェル・ジョージは徐々にギターよりも、歌やソング・ライティング、プロデュースに力を入れ始めていくので、スタジオ盤でローウェルのスライドを聴くならこれかな … と思います。


1曲目の「Snakes On Everything」から、ビル・ペインにヴォーカルを任す肩すかしがローウェルらしい。しかし、いきなり素晴らしいスライドが飛び出します。これ以降のアルバムではクリアなトーンに変わっていくギターも、ここではディストーションがばっちり利いてダイナミック。また、リッチー・ヘイワードのどたどたしたバスドラの音を聴いてると、どうしてもザ・バンド:レヴォン・ヘルムを思い出してしまいます。

「Strawberry Flats」では珍しい指弾きもあり。

「Willin'」はフランク・ザッパが … という話しは耳タコでしょうから省略して、次のアルバム・タイトルにもなり、再演も果たすなど、フィートにとっては切っても切れない曲。ここではライ・クーダーのスライドが聴けることも、好きな方には捨てておけないですね。

ベスト・トラックは「Hamburger Midnight」 この揺れがフィート。ローウェルのスライドもうねりまくっています。

話は急に変わりますが...

エリック・クラプトンは「まさかっ」というミュージシャンを連れくる名人でして、僕が見に行った中でも 1981年 - アルバート・リー、ゲイリー・ブルッカー(プロコル・ハルム)。1985年 - ドナルド・ダック・ダン。1988年 - エルトン・ジョン、マーク・ノップラー(ダイアー・ストレイツ)。1990年 - スティーヴ・フェローネ(アヴェレージ・ホワイト・バンド)。1991年 - ジョージ・ハリスン(これはジョージがメイン)。1995年 - スティーヴ・ガッド。1997年 - ジョー・サンプル … と、来日するたび、クラプトンだけを見ているのでは実に勿体ない、視線彷徨うステージを繰り広げてくれました。

特に 1993年には、何の前触れもなくリッチー・ヘイワードを連れてきまして本当に吃驚しました。その時は『Unplugged』の大ヒットを受けての来日で、クラプトン 1人だけがアコースティック・ギターを抱えて登場し歌い出す … いわゆるアンプラグド・セットからステージが始まるという構成の始まりだった記憶があります。しかし、いったんエレキ・セットに入れば『紫のけむり~ジミヘン・トリビュート』('93)に収録されていた「Stone Free」のカヴァーでフィードバック奏法まで飛び出す白熱の内容でした。
Eric Clapton / Unplugged Stone Free: A Tribute to Jimi Hendrix

前置きがたいへん長くなりましたが...

その時のセット・リストに入っていたのが(示し合わせたのかどうかはわかりませんが)このアルバムにも収録されている「Forty Four Blues」 この曲も含めてコンサート全体を見渡しても、パワフルで独特のリズム感を持っているリッチーのドラミングがクラプトンを完全に圧倒。まさにリズムの固まり。強烈に印象に残っています。

アルバムも後半になると、ローウェル作「I've Been The One」 ~ ボニー・レイットがカヴァーしたビル・ペイン作「Takin' My Time」と しっとりとした曲が続き、メンバーの 2人が優れたソング・ライターであることも証明。この後 彼らは、数多くのミュージシャン達から頼られる存在となっていきます。
Bonnie Raitt / Sweet Forgiveness ('77)

■ member
Lowell George (g,vo)
Bill Payne (key,vo)
Roy Estrada (b)
Richard Hayward (ds)

■ guest
Ry Cooder (g) on tk-5,7
Sneaky Pete (g) on tk-9
Russ Titleman (p) on tk-9

■ produce
Russ Titleman


Jonell Mosser / So Like Joy ('99)
ソー・ライク・ジョイ

数ある「Willin'」カヴァーの中で一番好きなのが、ボニー・レイットが自分のライヴでリード・ヴォーカルをまかせたという実力の持ち主 … ジョネル・モッサー『So Like Joy』('99:オーリアンズのジョン・ホールがプロデュース)収録のヴァージョン(Dreamsville Records のサイトで試聴できます)


Jimmy Herring, T.Lavitz, Richie Hayward, Kenny Gradney / Endangered Species ('01)
Endangered Species

リッチー・ヘイワード参加アルバムで面白かったのが、ジミー・ヘリング、T.ラヴィッツ、リッチー・ヘイワード、ケニー・グラッドニーの 『Endangered Species』('01) ジミヘリことジミー・ヘリングは近年お気に入りのギタリスト。その関連については「ち~旦のレコ堀り日記」のち~旦さんから、たいへん詳しく教えていただきました。チー旦さん、その節はたいへんお世話になりありがとうございました。


ところで... ローウェルが参加したフランク・ザッパのアルバムっていかがですか? まだ聴いたことがないので、ぜひ感想をお聞かせください。よろしくお願いいたします。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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Frank Zappa

うちのブログに登場ありがとう!
Zappaってびっくり箱のような存在。Santana、Miles、Zappaのバンド出身者はとにかく凄い!
残念ながらLowell在籍時のZappaは私も聞いた事がない。George DukeやJean Luc Ponty在籍時なら良く知ってるけど。ごめんなさい!
とても初歩的かもしんないが、何でLittle FeatってNew Orleansっぽいのかな?

Hidekichi さん♪

>Zappaのバンド出身者
ブレッカー・ブラザーズやジェフ・ベックとも共演したテリー・ボジオもそうでしたね。

>Jean Luc Ponty
『Enigmatic Ocean』アラン・ホールズワースとの絡みが凄いですっ!

そうだっ U.K.のバイオリン・プレイヤー:エディ・ジョブソンも Zappa 出身でした。

Zappa は2,3枚しか聴いたことがないのですが、アルバムとか曲の邦題って誰が考えているのでしょうか?『ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ』なんて大笑いしちゃいましたが、おいおいって感じもします。

>Little FeatってNew Orleansっぽい …
ベースのケニー・グラッドニーが New Orleans 出身なんですね~ この人の生み出すグルーブとリッチー・ヘイワード(ds)のリズムから受ける印象が強いと思います。
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ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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