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Led Zeppelin / Untitled - Symbols ('71)

Four Symbols

レッド・ツェッペリン 『Ⅳ』

ちょっと思い出話などを。

僕がフォーク・ギターを弾き始めたのは中学1年の頃。初めて覚えた曲が井上陽水の「夢の中へ」でした。ただし歌うことには全く自信がなかったので、コードを押さえてジャカジャカやるだけ。歌は友だちに歌わせて演奏することの喜びを感じていました。

その後、陽水の曲でも「東へ西へ」のような左手はハンマリング・オン、右手はストロークしながら音をミュートするという多少複雑なストロークを覚えたり、かぐや姫の「妹」「22才の別れ」でアルペジオ、スリー・フィンガーを習得。ちょっと背伸びしてサイモン&ガーファンクル「Scaborough Fair」をマスター。中3の文化祭では、かぐや姫に対抗して「白雪姫」という3人組のフォーク・トリオを結成しコンサートを開いたことも (「神田川」のバイオリンのメロディーをギターで弾き、これを「アコギのバイオリン奏法」と呼んでいました)

高校に入学すると、やはり上手い奴らはいるもので、そのあたりの曲は楽々と弾きこなす... それに歌も上手い... いわゆる弾き語れる連中がごろごろしていたので「これは何とかせにゃいかん」とチャレンジしたのが、S&G のアコギ・インスト曲「Angie」。日夜努力の結果、ほぼ完コピすることができ、教室で披露するとやんやの喝采。

だけど、このあたりで僕はいっぱいいっぱい。

1ヶ月もすると友人の中でも数人が「Angie」を演奏し始め「これ以上、アコギ・テクニックの向上はないだろう」と思った僕は、ブラスバンド部のベース・プレーヤーに転向することを決めたのでありました。


ところで、この「Angie」

もとはイギリス・フォーク界の名ギタリスト:デイヴィー・グレアムの曲で、やはりイギリスのバート・ヤンシュのバージョンも有名です。

サイモンは「The Sound Of Silence」が大ヒットを遂げる前の 1964年に渡英したとき、この曲だけではなく マーティン・カーシーに教えてもらったイギリス伝承歌「Scaborough Fair」までも自分名義で発表(後に「Angie」はグレアム作と変更) 英国フォーク陣は怒り心頭だったという話です。

僕は音楽を聴き始めた頃、イギリスには伝統・秩序の国というイメージを持っていて、音楽にも端正なものを想像していたのですが、初めてグレアムの「Angi」を聴いたときには、そのラフな演奏ぶりに意外な印象を持ちました。

さらにヤンシュのバージョンを聴いてみると、グレアム以上に荒々しい。カーシーの「Scaborough Fair」もゴツゴツとしている。S&G のものと比べてあまりの違いに戸惑いも感じました。「イギリス人って案外 Wild な人種なんだな」と。

そのグレアムがステージに上がると指先を食い入るように見つめていたのがジミー・ペイジ。ジミーはヤンシュにも音楽のことで何度かアドバイスを求めたこともあったようです。

ヤードバーズ時代の「White Summer」はグレアムからの影響。ツェッペリン『ファースト』('69)収録の「Black Mountain Side」の元歌はヤンシュも演奏していたイギリス民謡「Blackwaterside」という話は有名ですね。

『Ⅲ』の side-B では そんなことから来る一面を見せていましたが、この時点でトラッドなるものの消化度合いは ジェスロ・タルの方が数段こなれていたように思います。

ところが『Ⅳ』では見事に昇華。

「Angie」弾かれて「お前にはかなわん」と思った友人はフォーク一筋で全くのロック音痴。その友人さえも夢中になった「天国の階段」 彼のイントロからギター・ソロ、エンディングまでアコギ一本での弾き語りは見事でした。

中には縦笛持ち出して吹き始める奴もいたり、最後は教室中で大合唱したり。

なんか今思うと変ですよね。フォーク・ソングを肩組んで歌うのはありかもしれませんが、ロックですから。

そんな青臭い光景を思い出します。

■ member
Robert Plant (vo)
Jimmy Page (g)
John Paul Jones (b,key)
John Bonham (ds)

■ guest
Sandy Denny (vo)

■ produce
Jimmy Page

■ 過去のライヴ情報
【Coverdale/Page 1993年】【Page/Plant 1996年】

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

お世話様です。
この4枚目はずいぶん聴きました。
ドハデなA面とダークなB面とのコントラストがかなりギャップです。レヴィー・ブレイクスは大作のようでいて、聞き返すとやっぱり地味ですね。

ジェイ加藤さん♪

出だしの2曲以降 どんどん深遠な世界にはまっていきますよね♪

バート・ヤンシュの音楽はワイルドなんですか!
すこし前に、ヤンシュのアルバムを中古CD屋でみかけました。記憶違いでなければ、たぶんジミー・ペイジが参加したアルバムだったような… そのときは迷って買わなかったんですが、意外と楽しめそうですね!?

華音さん♪

>バート・ヤンシュ
全てのアルバムがそうだとは言い切れないのですが『Bert Jasch』では、ストロークはけっこうかき鳴らしていますし、スリー・フィンガーも荒々しい。質実剛健といったら良いのでしょうか... そんな感じでしたよ。

バートとジミーの共演なんて聴いてみたいですね♪

すみません!勘違いしていました。
ジミーペイジが参加したのはロイ・ハーパーですね。
いずれにしても、フォーク系のギタリストは聴いたことがないので興味ありますね。
ZEPがカバーしたBabe I'm Gonna Leave Youの原曲も聴いてみたいです。

華音さん♪

そうですね~ 好きなミュージシャンのルーツを辿っていくと、また違った感じ方ができるかもしれませんね。僕も徐々にクラプトンが演奏したブルース・ナンバーのオリジナルを聴いていきたいな~と思っています♪

>ロイ・ハーパー
この人は残念ながら未聴です。

こんばんは。

Ⅳが、ついに、出ましたね。ここから、彼らがコンセプトをはっきり打ち出してきましたよね。自らをがけっぷちに立たせる!がれきを背負う・・・!
シリアスな時代でした。

evergreen さん♪

ジャケットに写る人も背負ってますね~ これはがれきじゃないか…
勢いだけではなく志向性が出てきましたね♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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