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Chase /same ('71)

Chase

チェイス 『追跡』

ブラッド・スウェット&ティアーズ(BST)、シカゴ、アース・ウインド&ファイアー(EWF)、タワー・オブ・パワー(TOP)... などなど。ホーン・セクション入りのバンドが好きで、今でも良く聴いています。繰り返しになりますが、僕が子供の頃 父親が行進曲を良く聴いていたり、僕は高校の頃 ブラス・バンド部でベースを弾いていたりと、そんなことが体に染みついているからなのか、ホーン・アンサンブルを聴くと妙に血が騒ぐのです。

一口にホーン・セクションと言っても、各バンドとも楽器の構成にはこだわりがあるようで、BST … トランペット(tp)、トロンボーン(tb)、サックス(sax)、フルート(fl)、フリューゲル・ホーン(flh)と多彩な金管・木管を使用。シカゴ … 基本的には tp, tb で sax 無し。Pheonix Horns の異名を取る EWF のホーン・セクション … tp, tb, sax の金管楽器が中心。TOP … tp 2本と sax がアルト、テナー、バリトンの3本という構成 … と様々。

音の方にも、BST がクール... シカゴはソリッド... EWF のキレ... TOP にはそれらが全て備わった... というように、それぞれの持ち味があり、各バンドのホーンの動きだけを耳で追うのも楽しみの一つです。

そんな中でも特異な存在だったのが、このチェイス。なんとトランペットのみ4管という構成。トランペットという楽器の性質上、良く伸びる高音と細かいパッセージを得意としているので、それが4管揃って飛び出す音は煌びやかそのもの。スピーカーからキラキラお星様が出てくるんじゃないかというほどなのです。


チェイスと言えば「黒い炎」 … と一発屋のイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、アルバム全体見渡しても聴きどころがたくさん詰まっていますよ。

ハイ・ノートの連続がスリリングなインスト・ナンバー「Open Up Wide」。4トラが伸びやかに艶やかに歌う「Livin' In Heat」 ここではギターも大活躍。

なんとっ大胆にアレンジされたマイケル・ダボ作「ハンドバッグとグラッドラグス」のカヴァーもあり。「炎の流れ」と名付けられた組曲は14分を超す大熱演。聴き終えた瞬間 頭の中が真っ白になるほどの爽快感を覚えます。

この頃、他のバンドはどうだったのでしょうか。BST は凋落傾向。インスト・パートに力を入れすぎたシカゴの2枚組『Ⅲ』('71)は さすがにちょっとキツイ。EWF と TOP は独自のファンク・サウンドを作り上げていくバンドでしたから別として、"ブラス・ロック"と呼ばれた音楽は風前の灯火という年代でした。

それでもチェイスは、消えかかる炎が ぱっと一瞬輝くかのように、鮮烈な印象を与えてくれたバンドとして語り継がれていくことでしょう... 否... いきたいと思ってます。

そう言えば ずいぶん前の話。和田アキ子が「黒い炎」を歌っているのを見たことがありますが、これがもう迫力満点で どんぴしゃはまってました。♪ あの頃はぁ~ 和田アキ子も和製アレサ・フランクリンなんて呼ばれてましたものね。

■ member
Terry Richards (vo)
Bill Chase (tp)
Ted Piercefield (tp,vo)
Alan Ware (tp)
Jerry Van Blair (tp,vo)
Phil Porter (key)
Dennis Johnson (b,vo)
Angel South (g,vo)
Jay Burrid (per)

■ produce
Frank Rand
Bob Destocki

■ songs
・ Handbangs And Gladrags (Michael D'Abo)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

余計な事ですが・・・

ビル・チェイスさんは、亡くなられてますよね!この当時でも相当なお歳だったようで・・・
懐かしいです。好きでしたから。

おお~!

懐かしいですね。やっぱり「黒い炎」はロック史に残る名曲ですね。

一旦解散する前のメンバーチェンジでトランペット5管と言う時代もありました。

たしか、墜落した飛行機に乗っていなかったメンバーは、後にサバイバーを結成したんですよね。

Chase

▼evergreen さん
ビル・チェイスは funky_alligatorさんがおっしゃるとおり、1974年に起きた飛行機事故で亡くなったんですね~。調べてみたら1935年生まれなので、このアルバムが出た当時36才。39才でお亡くなりになったのですね。Rest in peace

▼funky_alligator さん
5管とはまた凄いですね~ 調べてみたら 2ndと3rd の 2on1 CD が出てたんですね http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008TJM/qid=1139707611/sr=1-18/ref=sr_1_2_18/249-3226812-7977920 しかしすでに廃盤... 早く気がつけば良かった!

またまた・・・

またまたしくじりました。
そうそう、事故でしたね~
思い出す前にコメントするな・・・ほんとに無責任ですみません。あらためてご冥福お祈りいたします。

evergreen さん♪

いや... 僕もまじに最近やばくて、これを書いているときも「あれ、あれ、あれだよ。誰だっけ」とアーティストの名前が思い出せないときがあるんで、人のことはけっして言えません... 言ってます?(笑
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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