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Arlo Guthrie / Hobo's Lullaby ('71)

Hobo's Lullaby

アーロ・ガスリー 『ホーボーズ・ララバイ』

ジュリアン・レノン、ジェイコブ・ディラン、ベン・テイラー... 息子さんがデビューするのか … と関心を持ち聞いてみても、お父さんと似てるとか似てないとか … ついついそういう感想が先に立ち、彼らだけの持ち味をなかなか見いだすことができないまま、いつの日からか聞かなくなってしまいました。

逆に彼らは、彼らのお父さん達が奏でた音楽を良く知らない彼らと同世代、またはそれより年下のリスナー達からどう思われているのか、どう受け止められているのだろうか。それが気がかり... というと大袈裟ですが、たまにふとそんなことを考えたりします。

「親父に付いたお客さんは、親父がいなくれば いずれいなくなる。俺は自分のお客さんを新しく見つけていかなくちゃ」 家業を継いだ僕の友人の言葉に「大丈夫。少なくとも俺はお前のお客さんだよ」と答えました。

ウディ・ガスリーの曲をまともに聴いたことがない僕は、アーロにも同じ言葉をかけてあげたいと思うのです。


ライ・クーダーのスライド・ギターが聞こえてくる「Anytime」に始まり、スティーヴ・グッドマン作の名曲「The City Of New Orleans」と続く、冒頭2曲の流れが素晴らしい。

ハワイアン・ムードの「Ukulele Lady」にはウキウキワクワク … 楽しい気分に。

ニック・デカロのアコーディオンが静かな悲しみをたたえる、父ウディの「1913年の大虐殺」。こちらは恐らくスプーナー・オールダムだろう … 祈るようなキーボードが響き渡る、ボブ・ディラン「船が入ってくるとき」のカヴァーには新鮮に響きが。

ゴスペルっぽいコーラスが入るアーロの自作曲「Days Are Short」で雰囲気をぐっと盛り上げ、アコギの弾き語り「Hobo's Lullaby」でしんみりと終わる... というエンディングに余韻も深まる。

フォーク・ソングを新しいスタイルで伝承していこうとする、アーロの気概に溢れたアルバムです。

これを書くにあたり、改めていろいろと調べてみてわかったのですが、「Lightning Bar Blues」「Somebody Turned On The Light」を提供したホイト・アクストン(Hoyt Axton)が、リンゴ・スター「No No Song」や、スリー・ドッグ・ナイト「Joy To The World」の作者でもあったこと。さらには、エルヴィス・プレスリー「Heartbreak Hotel」を書いたのが、ホイトのお母さん:メア・アクストンであったこと。

ホイト自身もアルバムを出しているようですが、それは聴いたことはありません。ただ、こちらの親子も同じ道を進み、それぞれの年代に受け入れられた曲を書いていることがわかり、ほのぼのした気持ちになったのでありました。

■ member
Arlo Guthrie (g,vo)

Ry Cooder
Clarence White
Hoyt Axton
Doug Dillard
Spooner Oldham
Nick DeCaro
Max Bennett
Chris Ethridge
Wilton Felder
Richard Hayward
Jim Keltner
Linda Ronstadt
Venetta Fields
Clydie King

■ produce
Lenny Waronker
John Pilla

■ songs
・ The City Of New Orleans (Steve Goodman)
・ 1913 Massacre (Woody Guthrie)
・ When The Ship Comes In (Bob Dylan)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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