スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Harry Nilsson's Works in 1971

ニルソンはこの年 3枚のアルバムをリリースしています。どれか1枚に絞り込もうと思ったのですが、この時期のニルソンは、本当に楽しくて、悲しくて、面白い。あれこれ悩んでいるうちに書いてしまった方が早いっ... ということで、一気に3作品を取り上げることにしました。

まずはTVで放映されたアニメーション映画のサントラ盤『オプリオの不思議な旅』

▼ The Point
The Point
ただのサントラ盤と言うなかれ。ニルソン自作の7曲とニルソンのナレーションによって構成されていて、その全てが素晴らしい内容。アニメを見たことはありませんが、歌詞カードを読みながら歌声と語りを聴いているとストーリーにぐいぐいと引き込まれていきます。表現力豊かなニルソンならではのお仕事。

続いては...


デビュー・アルバム『パンディモニアム・シャドウ・ショウ』('67)と 2nd 『空中バレー』('68)から選曲された『ニルソンの詩と青春』 (これら3作をまとめた 2枚組CD も出ているようです)

▼ Aerial Pandemonium Ballet
Aerial Pandemonium Ballet
これまた、ただのベスト盤と言うなかれ。ヴォーカルが差し替えられていたり、アレンジし直されていたりと、前2作とは違う趣きに変わった曲を新鮮な感覚で聴くことができる、限りなくオリジナル作に近いベスト盤。ビートルズ「You Can't Do That」と「She's Leaving Home」の素晴らしすぎるカヴァーが選から漏れているのは残念ですが、ニルソンのマジカルなポップ・ワールドを堪能することができます。とは言っても名作『ハリー・ニルソンの肖像』('69)は、また別に聴く必要もありますが...


そして、大ヒット曲「Without You」を含む『ニルソン・シュミルソン』

▼ Nilsson Schmilsson
Nilsson Schmilsson
バックアップ・メンバーにクリス・スペディング(g)、クラウス・ヴァマン(b)、ジム・ゴードン(ds)らを迎えて作成されたこのアルバムは、これまでのオールド・タイミーな作風の「The Moonbeam Song」から、ブルース・ナンバー「Early In The Morning」のカヴァー、ロック色が強まった「Down」「Jump Into The Fire」、不思議な感覚「Coconrt」、一風変わったバラード「I'll Never Leave You」までバラエティーに富んだ内容。今までより一層力強くなったニルソンの歌声が印象的。大きな転換を図った一作です。

■ member
Nilsson (key,vo)

Chris Spedding (g)
Caleb Quaye (g)
Jimmy Webb (p)
Gary Wright (p)
Klaus Voormann (b,g)
Jim Gordon (ds)
Jim Keitner (ds)
Jim Price (tp)
Bobby Keys (sax)
Paul Buckmaster (strings arrangement)

* ゲイリー・ライト、クラウス・ヴァマン、ジム・ゴードン、ジム・プライス、ボビー・キーズ … ジョージ・ハリスンの『All Things Must Pass』('70)と面子がダブっているのが興味深い。
■ produce
Richard Perry

■ songs
・ Early In The Morning (Hickman - Jordan - Bartley)
・ Without You (P.Ham - T.Evans … Bad Finger)

■ 過去記事
Nilsson Sings Newman ('70)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Nilsson Schmilsson / Nilsson

このアルバムに収録されている Without You は、永遠に聞き続けられる名曲だと思います。我々の世代だと、この Harry Nilsson の曲を聞いて感動した方が多いでしょう。少し若い世代の方は Mariah Carey の歌を聞いて涙を流したかも知れません。何れにしても、名唱であ....

HARRY NILSSON / NILSSON SCHMILSSON

ジョンレノンらとも交流の会った、元銀行員で遅咲きデビューのアメリカ人SSWハリー・ニルソン。20代前半の頃に、飲み屋でかかっていた「Without You」に感銘を受け、すぐにベスト盤を購入したものの、他の曲がいまいちピンとこなくて売却しちゃいました。というわけで彼に関

コメントの投稿

非公開コメント

私の頭の中では Nilsson = Without You というイメージが完全に出来上がっています。
認識は世間一般同じようですね。それゆえに、カバーソングの紹介の時に、この曲のオリジナルがNilssonと間違った紹介をされる事が多いですね。これはBadfingerの不幸(?)のひとつですね。

最近Nilssonが気になって店頭で何度か購入しようとしたのですが...今日見かけたら購入してみます。

「Without You」は私もニルソンのヴァージョンから先に聴きました。それに「しても「The Point」、これは今まで聴いた事がありません。面白そうですね。興味があります。

▼funky_alligatorさん
ニルソンのもう一つのヒット曲「うわさの男」もフレッド・ニール作のカヴァーなんですよね。「Without You」と「うわさの男」のイメージが強烈すぎて、ニルソンと言えば … ということになり、逆にニルソン自作曲があまり知られていないということにもなっているかもしれません。どの曲をシングル・カットするかという判断は、なかなか難しいのでしょうね。funky_alligatorさんのニルソン・レビューを楽しみにしています♪

▼Cottonwoodhillさん
>The Point
ニルソンの声色を変えたナレーションがまた楽しんですよ♪

Chris Speddingって…

昔JackBruceのソロ"Songs for a Tailor"や"Harmony Row"に参加したり、Roxy Musicに参加したりしていたあの人ですか?(私は彼が参加したピート・ブラウンのバタード・オーナメンツやマイケル・ギブスのアルバムをCDで持ってます)

>ニルソン
 ソングライターとして定評があるにも関わらず、自身の最大のヒットはカヴァーなんですね。"One"あたりは私も知ってますが(Three Dog Nightとアル・クーパーのおかげで)

のぶはるさん ♪

>Chris Spedding
そうですっそうですっ!ロキシー・ミュージックは未聴ですが、ジャック・ブルースのアルバムには参加していましたね。

スペディングのソロ作品に「Guitar Jamboree」という、アルバート・キング、チャック・ベリー、ジミヘンに始まり、ピート・タウンゼント → キース・リチャーズ → ジョージ・ハリスン → クラプトン → ジミー・ペイジ → ジェフ・ベック → ポール・コゾフ → レスリー・ウエスト → デイヴ・ギルモアと、名だたるギタリストの得意のフレーズからトーンまでも次々と物真似する抱腹絶倒の曲があります。出だしだけですが、ここで試聴することができます♪ http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&token=ADFEAEE57319DD4DA87320CB913A45C7F927A458FE49F981136E425AD1B07F4688437CF140C2938BCBFF31BC2AE3FD31A65A10D1CAEE50B0DD66373C89E4A766284F36&sql=10:fe98b5p4tsqh

今頃になって、ようやく取り上げたにも関わらずコメントとトラックバックいただきましてありがとうございす。

私は、未だニルソン初心者なので、色々もっと聞きたいですね。

こちらからもトラックバックさせていただきます。

oceanさんこんばんは!TBありがとうございました。
ニルソンは昔から名前や有名曲は知ってましたが、最近になってオリジナルアルバムの素晴らしさにはまりつつあります。初期の未聴作品から色々と聴いていこうと思ってるんですが、とりあえずはファーストとランディ。ニューマンのカバー集かな。

funky_alligatorさん・shintanさん

▼ funky_alligator さん
みなさんもおっしゃっているように、初期作品は特に素晴らしいので、チャンスがありましたらぜひ聴いてみてください♪

▼ shintan さん
>ファーストとランディ。ニューマンのカバー集
いずれも良いですよ! 記事を楽しみに待っております♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

カウンター
Calendar
10≪│2017/11│≫12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
Tag Cloud
Categories

openclose

Recent Comments
Last.fm
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。