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Wishbone Ash / Pilgrimage ('71)

Pilgrimage

ベーシストも歌えば、リード・ギターの2人も歌っている。

だけど、それ以上に楽器が歌っているウィッシュボーン・アッシュ … 2作目となる 『巡礼の旅』 では、彼らの持ち味であるツイン・リードを主としたインスト・パートを前面に押し出しています。


ドラム ~ ベース ~ ギターのカッティング ~ トリルと徐々に音が重なるにつれて緊張感も高まる「よみの国へ」… 細かいギター・リフに合わせてハモるスキャットが印象的。ジャズっぽい音使いのロリー・ギャラガーに良く似たテッド・ターナーのソロも興味深い。

このアルバムのハイライト「巡礼」では、ジャケットに写るような木々の間を彷徨い歩いている感覚に陥るイントロから、ツイン・リードに硬質な音色のベースがユニゾンでリフを弾き始めると曲が一気に展開。その様相は さながらトリプル・リード。7拍子に乗ってスリリングにエンディングまで聴かせてしまう曲の構成が素晴らしい。スティーヴ・アプトンのパンパンに張られたようなスネアの音も気持ちいい。

デビュー当時に「ライバルは?」と尋ねられたアンディ・パウエルは「イエス、EL&P、ジェネシス」と答えたそうですが、それを裏付けるかのような雰囲気も見え隠れします。

ロック史上で最も美しいインスト・ナンバーとして一票を投じたい「Lullaby(子守歌)」 … アンディとテッドの綺麗な指先が見えてくるような、実に丁寧で正確なピッキングから 2人が伝えようとしている微妙なニュアンスが伝わってきます。

歌入りでは、ギターだけではなく歌声のハモも素晴らしい「Valediction(告別)」 トラッドなフォーク・ロック調のナンバーですが、「ロック好きの行き着く先は…」のフレさんが ここで おっしゃっているように、R&R調の曲よりも こうしたイギリスを感じさせてくれる曲の方に軍配を上げたくなりますね。

■ member
Andy Powell (g,vo)
Ted Turner (g,vo)
Martin Turner (b.vo)
Steve Upton (ds)

■ produce
Derek Lawrence

■ 過去記事
Wishbone Ash ('70)
----- 2005/08/02 追記 -----
Expanded Edition が発売されるようです。
Pilgrimage
Pilgrimage

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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黒い太陽がよみの国へ  WISHBONE ASH”Plilgrimage"

WISHBONE ASH”Pilgrimage"1971年土曜、日曜も休みはない・・・特にセレモニーの前、クリスマス、お正月が忙殺的!!!因果な商売として割り切るしかない。お客様の注文にうなづきながら 最先端のヘアーカタログを前にして "同じになるわけないじゃ~ん”

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こんばんは!TB有難うございました・・・書いていらっしゃったんですね!失礼しました。TBこちらからもよろしくです。
さすがにギター奏法など、音楽的に書かれてある事が細やかですね!
このアルバムの子守歌がやっぱり好きです☆

evergreenさん

TB返し thanks です!
今晩は「Lullaby」を聴きながら おやすみしますか♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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