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History Of Eric Clapton ('72)

History Of Eric Clapton

『エリック・クラプトンの歴史』は、僕が始めて買ったクラプトン・アルバム。

これを手にしたときは、まだ 井上陽水とビートルズのアルバムを数枚程度 … と記憶していていますから、ほんとうに音楽を聴き始めた頃の話です。

ビートルズ「While My Guitar Gently Weeps」的な音を期待して聞き始めたのですが、それに近かったのは「Badge」だけ。ブルースといっても、やはりビートルズの「Yer Blues」くらいしか聴いたことがなかったので、ごつごつとした... そして濃厚なサウンドに戸惑いも感じながらも、こんな音楽もあるのかと衝撃を受けました。

ここを起点として、デレク&ザ・ドミノス~クリームへと遡り、リアル・タイムで『461』へ。聴いたのも good timing だったと思います。

久しぶりでジャケットを開いてみると、ライナーに記載されている曲名「I Want To Know」「Only You Know And I Know」「I Don't Want To Discuss It」「Teasin'」「Tell The Truth - Jam」のところに○印がしてあるのは、僕のお気に入りだったのかもしれない … などと、昔のことを思い出していたら、なおさら愛着が沸いてきました。


このベスト盤には、クラプトンがプロ・デビューしたヤードバーズ~デレク&ザ・ドミノスまでの活動がまとめられていますが、オリジナル・アルバムだけを持っていても聴くことのできない、今思えば 玄人好みのところからも選曲されています。

● ヤードバーズ 「I Ain't Got You」
1964年のシングル「Good Morning School Girl」のB面だった曲。

やけに軽いドラムに反して、ぶっといトーンのギター・サウンド。これがクラプトンなのか … と思った、僕にとって初めの一歩の曲。チャルメラみたいなハーモニカのフレーズも耳に残ります。

これは、クラプトンのプロ活動25周年を記念して編集されたCD4枚組Box Set『Crossroads』('88)のDisc1-7曲目で聴くことができます。
Crossroads
Crossroads


● エリック・クラプトン&ザ・パワーハウス 「I Want To Know」
ラヴィン・スプーンフル、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、アル・クーパーなどのブルース・ナンバーが集められたオムニバス盤『What's Shakin'』('66)収録曲。

クラプトンは、ブルース・ブレイカーズ脱退後~クリーム結成前という時期に、スティーヴ・ウィンウッド(key,vo)、ジャック・ブルース(b)、ピート・ヨーク(ds:The Spencer Davis Group)、ポール・ジョーンズ(hca:Manfred Mann)という顔ぶれが一時的に集まったバンド:パワーハウス名義で、このブルース・ナンバーを録音。スティーヴィーの soulful なヴォーカル、クラプトンの艶やかな音色のソロ、うねるジャックのベースが一体となった熱気溢れる演奏を展開しています。

パワーハウスの曲は これ以外に「Crossroads」「Steppin' Out」と計3曲収録。演奏曲目と言い、メンバーと言い、クリーム直前とその後のブラインド・フェイスへの展開 … という観点から聴くと実に興味深い内容です。
What's Shakin'
What's Shakin'


● キング・カーティス 「Teasin'」
ジョン・レノン『Imagine』('71)収録「兵隊にはなりたくない」で、えげつない音色のサックスを吹いていたのがキング・カーティス。アレサ・フランクリンやダニー・ハサウェイのアルバムでも名前を見かけることができます。

この曲は、クラプトンがセッションに加わった カーティスのソロ・アルバム『Get Ready』('70)収録曲。アレサの「Good To Me As I Am To You」と同じような位置づけにあるクラプトン参加曲と言うことができるかもしれません。

カーティスのサックスを中心とするインスト・ナンバーで、クラプトンは目立たずともセンスの良いプレイをしています。

レコード・プレーヤーは持っていない... 『Get Ready』も持っていない... 『歴史』がCD化されたときは買い逃し... と、現段階では「Teasin'」を聴く手段がないのですが クラプトン1stソロ・デラックス・エディション には収録されるようなので、それが発売された折には『歴史』の曲順通りにCD-Rを作成してみよう … クラプトンを知った当時を思い出しながら楽しんでみよう … と思っています。

● デレク&ザ・ドミノス 「Tell The Truth」
『歴史』に収録されていたのは『いとしのレイラ』のものとは異なる、シングル・カットされたショート・ヴァージョン。

しかも、単に曲が短いというだけではなく「目指せ! クラプトン全曲レビュー」のジェイ加藤が ここで 「この曲がかかった瞬間、プレイヤーがぶっ壊れたんじゃないかと思った」とおっしゃっていたほど演奏のスピードが早く、何かの大きい固まりが こちらに向かって突進してくるような威圧感があります。

これは『Crossroads』('88)のDisc2-12曲目で聴くことができます。
Crossroads
Crossroads


● デレク&ザ・ドミノス 「Tell The Truth - Jam」
『レイラ』録音時のジャム・セッションから。歌無しのインストですが、曲の原型が良くわかるスロー・ヴァージョン。

ストラト・ハーフ・トーンが気持ち良く、リズムに良く乗りゆったりとしたクラプトンのギター・プレイを楽しむことができます。ボビー・ホイットロックのキーボードも絶妙に利いています。

こちらは『レイラ』発売20周年記念の『The Layla Sessions』('90) - Alternate Masters, Jams And Outtakes - 3曲目にて。
The Layla Sessions : 20th Anniversary Edition
The Layla Sessions : 20th Anniversary Edition


■ 過去記事
Cream / Live Cream ('70)
Cream / Live Cream Volume Ⅱ ('72)
Delaney & Bonnie & Friends / On Tour with Eric Clapton ('70)
Eric Clapton ('70)
Derek And The Dominos / Layla And Other Assorted Love Song ('70)
Derek And The Dominos / In Concert ('73)
Cream 【DVD】 Royal Albert Hall London May 2-3-5-6 2005
Cream 【DVD】 Classic Albums:Disraeli Gears
George Harrison and Friends 【DVD】 The Concert For Bangladesh
Eric "Slowhand" Clapton の由来
Bobby Whitlock & Eric Clapton 共演映像

■ 過去のライヴ情報
【1981年】【1985年】【1987年】【1988年】
【1990年】【1991年】【1993年】【1995年】
【1997年】【1999年】【2001年】【2003年】

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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お世話になってます。
でましたね、超マニアックなヒストリーオブ!
オン・ツアー・ウィズからの
「I Don't Want To Discuss It」の長めのソロは、雰囲気からしてデイヴ・メイスンじゃないか、と思ったりするのですが、いかがでしょう?
これもまた、ぼくの手持ちの材料ではハッキリ言いきれないのです。

ジェイ加藤さん

>デイヴ・メイスン
早いパッセージの3連トリルや、ストラトのハーフ・トーンと思われるギター・サウンドは、やはりクラプトンだと思うのですが... いかがでしょう?

しかし... やはりジェイ加藤さんがおっしゃっていた「『テル・ザ・トゥルース』がもれなくついてくる!」話は、ここでも証明されていますね♪ それもご丁寧に2ヴァージョンも入ってますから♪

たしかに、今回聴き直して見ましたら、あれはクラプトンですね。
人間の耳は客観的なようでいてずいぶんそのときの主観に引っ張られるようです。

1枚、また1枚とコレクションするたび、テル・ザ・トゥルースの数は増えていく一方です。

ジェイ加藤さん

「恋は悲しきもの」の件もそうですが、僕も思いこみって結構あります(『Eat A Peach』を聴いてたら、あれはやはりデュアンじゃないかな~ としつこく思い直してしまったわたしです)

>テル・ザ・トゥルース
最近のライブで「Bell Bottom Blues」の再演がありましたから、ここは一つ次は演ってもらいましょう♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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