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The Doobie Brothers / Toulouse Street ('72)

Toulouse Street

このアルバム録音中に、ベースがデイヴ・ショグレンからタイラン・ポーターへとチェンジ。新たにドラムスのマイケル・ホザックが加入し、オールマン・ブラザーズ・バンドと同じ ツイン・ギター、ツイン・ドラムスというバンド形態になったドゥービー・ブラザーズの 2nd 『トゥールーズ・ストリート』UDO MUSIC FESTIVAL 2006 への出演も決まりましたね)

メンバーの中に兄弟・姉妹が一組も無いのに、ブラザーズ、シスターズを名乗るバンドって、ドゥービーとフライング・ブリトゥ・ブラザーズの他にありましたっけ...?

ドゥービー・ブラザースの由来は、ご存じの通り "マリファナ兄弟" ですが、音楽的な兄弟分の集合体 … という印象を強く受けます。

1982年に行われた『フェアウェル・ツアー』では、その時点でメンバーから外れていた、トム・ジョンストン、タイラン・ポーター、マイケル・ホサック、ジョン・ハートマンもステージに上がるという、さながらドゥービーOB会といった微笑ましい光景を見ることができました。

また、このアルバムと同じメンバーによる再結成ドゥービーの第1弾『Cycles』('89)では、マイケル・マクドナルドや、キース・ヌードセンが楽曲を提供。さらには、DVD にもなっている 1996年に行われた『The Wildlife Concert』には、マクドナルドがゲスト出演し「Minute By Minute」「What A Fool Believes」の2曲を歌う … と、長いバンド活動の間、多少の軋轢はあったのでしょうが、それを感じさせないほど 良い関係を保ち続けているようです。
The Wildlife Concert - back

一度メンバーになったなら、現在も過去も関係ないさ。俺たちはみんな仲間だぜ … といった雰囲気は、タワー・オブ・パワー、ポコ、そしてこのドゥービーに共通している部分。音楽はビジネスではなくフレンドシップバンドだ … と考えているようにも思われることが羨ましく、バンドとしての結束力を強く感じる彼らのことが大好きなのです。


以前 ここでも 書いたように、近年では各種のチャリティー活動にも熱心に取り組んでいるというドゥービー。彼らの魅力は、人間的な話題にとどまりません。

boogie タイプの痛快な「Rockin' Down The Highway」。ライブではこの曲が終わると間髪入れずに「Jesus Is Just Alright」へとなだれ込む瞬間の格好良さよ。

Cajun 風味を取り入れた「Mamaloi」。folky な「Toulouse Street」「White Sun」では、モビー・グレイプ風の不可思議さも垣間見ることができます。

ホーン・セクションを取り入れた R&B タイプの「Cotton Mouth」から、ヤードバーズ時代のエリック・クラプトンがバックをつとめたこともあるソニー・ボーイ・ウィリアムスン「Don't Start Me To Talkin'」の blues カバー。

「China Groove」にも良く似た hard で solid なギター・リフに痺れる「Disciple」では、曲の中間部にジャム・セッションの要素も折り込みサザン・ロック風の展開を見せる。

アメリカのルーツ・ミュージックを幅広く取り入れながら、それを dynamic サウンドに乗せて わかりやすく聴かせてしまう … これがドゥービーの持ち味だと思います。

ドゥービーの想いと僕たちの想いが重なった「Listen To The Music」を含むこのアルバムでは、そんなドゥービーの魅力が開花し始めています。

■ member
Tom Johnston (g,vo)
Patrick Simmons (g,vo)
Tiran Porter (b,b-vo)
John Hartman (ds)
Michael Hossack (ds)

Dave Shogren (b,g,b-vo)

■ guest
Bill Payne (key)

* リトル・フィートのビル・ペインは、キーボードのいないドゥービーにとって重要な役割を果たしていました。

■ songs
・ Cotton Mouth (James Seals / Dash Crofts)
・ Don't Start Me To Talkin' (Sony Boy Williamson)
・ Jesus Is Just Alright (A.Reynolds)

■ producer
Ted Templeman

■ 過去記事
The Doobie Brothers ('71)
【DVD】 Live In Concert From Hawaii

■ 過去のライヴ情報
【1989年】【1990年】【1993年】【1996年】【2006年】

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「Rock'n Roll Vagabond」のアチア・リュウさんによる 【DVD】Doobie Brothers/Live at Wolf Trap のレビューもぜひご覧ください。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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The Isley Brothers #2

    =====The Isley BrothersとRock=====前回のえんすきさんのコメントにIsleysは「SoulにしてはRock的、RockにしてはSoulすぎ、半端に捉えられていた」とあった。確かにSoulにはありえないJimi HendrixばりのEarnieのディストーションGuitarは強烈であった。

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トラックバック送ったのですが・・・

エラーで帰ってくるようです。とりあえず関連記事書いたので、よろしければご覧ください。

ドゥービーは、理想的なロックバンドだとワタシは思っているんです。(最強とは、違うかもしれませんが)
特にこのアルバムからの4作品はサイコーだと思います。

bugaluさん

>理想的なロックバンド
ありがたいお言葉ですっ
僕も間違いなく5本の指に入る"ロックバンド"です♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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