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Seals & Crofts / Summer Breeze ('72)

Summer Breeze

シールズ&クロフツ 『想い出のサマー・ブリーズ』

アルバム全体を通じて、キャット・スティーブンスにも良く似た、エキゾチックでオリエンタルなメロディーと演奏(特にダッシュ・クロフツが弾くマンドリンの音階)が印象に残ります。

しかも、「Funny Little Man」「East Of Ginger Trees」「The Boy Down The Road」などで顕著に聞かれるように、歌の部分と間奏部分ではまるで雰囲気の異なるメロディーを繋ぎ合わせているのに、何一つ不自然に感じることは無く、その高度なサウンド構築術には、これを聞くたび、見事なものだ … と舌を巻いてしまいます。


また、見逃してならないのは「Say」「The Euphrates」といった曲で聞くことのできる Soul/Jazz 的な感覚。特に、クロフツがリード・ヴォーカルを取るラスト・ナンバー「Yellow Dirt」の黒っぽいフィーリングは、このアルバム中異色の出来。曲後半のタメの利いたgroove感は、どこぞのフュージョン・バンドが演奏していると言っても可笑しくないほど。ロマンチシズム溢れる「想い出のサマー・ブリーズ」と同じ人達の曲だとは、とても思えません。

ところで、その「想い出のサマー・ブリーズ」 … 僕にとっても思い出深い曲なのですが、長い間、サビの部分を...

 Summer breeze makes me feel fine,
 going to the jazz bar in my mind

と、歌っているものとばかり思っていたら、実は...

 Summer breeze makes me feel fine,
 blowing through the jasmine in my mind

だった... という、恥ずかしい勘違いをしていた思い出もあります。

■ member
Jim Seals (g,fiddle,sax,vo)
Dash Crofts (g,mand,key,vo)

Red Rhodes (steel-g)
John Hartford (banjo)
John Ford Coley (p,b-vo)
Larry Knechtel (p)
Clarence McDonald (p)
Michael Omartian (p)
Harvey Brooks (b)
Wilton Felder (b)
Joe Osborne (b)
Louie Shelton (b,g,b-vo)
Jim Gordon (ds)
John Guerin (ds)
Jim Keltner (ds)
Russ Kunkel (ds)
Milt Holland (per)
Jim Horn (fl)

■ produce
Louie Shelton


Seals & Crofts / Traces ('04)
Traces

このアルバムには、2人の代表曲をリアレンジした新バージョンが収められています。「サマー・ブリーズ」のイントロを聴いただけで切ない気持ちになる... 「ダイアモンド・ガール」の不思議な音の響きに耳を奪われた... そんな想い出のある人達も安心して聴くことができるよう、当時のイメージを壊すことなく最小のアレンジが施されおり、彼らのサウンドにゆったりと身をゆだねることができます。年を重ねると、変化することがちょっとしんどく感じるときもある... そんな甘えた気持ちを、この盤は柔らかく優しく包み込んでくれます。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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SUMMER BREEZE

音楽のこと、映画のことを書こうと決心したルルですが、実は、私が昔から好きだった音楽や映画は私の不幸原則と共に在ったりするので、なかなか口が重くなってしまいます~・・・。そこで、最近好きになった曲のことを書こうと思いました。ダンナさまと私は、なかなか音楽の

SEALS & CROFTS / SUMMER BREEZE

今日紹介するのは、ジム・シールズとダッシュ・クロフツによるフォークデュオ「シールズ&クロフツ」による72年のヒットアルバム。以前はよくCDショップで見かけていたアルバムですが、いつのまにか国内盤は廃盤で高値がつけられてました。そうなるとなんとなく聴いてみたく

Seals & Crofts 「Summer Breeze」(1972)

なぜかこのアルバム、相当前にCDで購入したあったのですが、シールズ&クロフツについて詳しかった訳ではありません。恐らく名曲「Summer Breeze」を聴きたくて買ったと思うのですが、なぜこの1枚を購入したのか、正確には記憶にありません。ただアルバム全体を聴いた印象?...

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oceanさま、こんばんは♪♪

以前書いた記事をTBさせてくださいませ☆☆

> Summer breeze makes me feel fine,
 going to the jazz bar in my mind

と、歌っているものとばかり思っていたら、実は...

 Summer breeze makes me feel fine,
 blowing through the jasmine in my mind
だった...


って、 その勘違いはすごくハイブロウですよね・・・(^_^;)
私は教えていただいた後も、どちらがどちらだかわかりません・・・。
えーと・・・、後でもう一度聴いてみます~笑

ルルさん

コメント・TBありがとうございました。
掘った芋いじんなっ! みたいに、聞こえたまんまで話せば通じるかも?(笑
後ほど、ルルさんの方にも伺います♪

サマーブリーズ、、、

いい曲ですね。
本人たちのバージョンもいいけど、アイズレーブラザーズやジャッキーミットゥのも大好きです。後者の歌はしょうじき下手ですが(笑・でも味がある)。

yu-shioさん

>アイズレーブラザーズ
この人達のカバーって、なんだか面白い感覚があって好きです♪

>ジャッキーミットゥ
これは未聴だったので試聴してみたら、レゲ調でゆるゆる~って感じですね。ですが、たしかにお上手ではないかも(笑

へー、あのアイズレーの曲、オリジナルはこの方々だったんですね、知りませんでした。72年という時代もいいし、早速CD屋行ってきます!

michanさん

もし、お気に召したらレビューよろしくお願いいたします♪

>Jim Gordon (ds)
 John Guerin (ds)
 Jim Keltner (ds)
 Russ Kunkel (ds)

参加ドラマーを観てるだけで、目眩がしそうです(笑)

当時はそんな事、気にもとめずに聞いてましたが。

男性デュオといえば、セシリオ&カポノなんかもよ
く聞いたっけ。

てつさん

>参加ドラマー
ホントですね。改めてクレジットを見たら、こんなに参加していたんだ…と、僕も驚きました。曲毎のクレジットは記載されていませんでしたが、ラストの「Yellow Dirt」は、ジム・ゴードン…? てつさんは、どう思われます?

>セシリオ&カポノ
名前は良く目にするのですが未聴なんです。いずれ聞いてみたいです♪

ち~旦

こんにちは。
John Hartford から辿ってきこれを聴きました、いい作品ですよね。

昔々、その昔学生下宿ではLP HOT MENU 73'”なるプロモーションレコードが転がっておりました。2枚組28曲廉価¥980也。
結局、Wanerの市場お目見え戦略でして、DrJohnもD・HathawayもSpinnersもこのアルバムで知り後に購入したワケです。貧乏学生は皆お世話になりました。
で、シールズ&クロフツの美しいこの曲も収められてましたが、買うこともなく30余年の月日が…
Dパープル、Lツエッペリンにアリスクーパーを選んだ友もドウービーブラザースにJテイラーを買いに出掛けた友も今や皆50を超えた。
あっという間の30余年ですな

ノーコメント

>「Yellow Dirt」は、ジム・ゴードン…?
間違えたら恥ずかしいので、
ノーコメントでお願いします。(笑)

ち~旦さん・デフレ親父さん・てつさん

▼ち~旦さん
John Hartford から辿って…というのも凄い経緯ですね~!

▼デフレ親父さん
僕にも、一枚にいろいろと詰め込まれた盤から多くのミュージシャンを知ることとなった想い出があります♪

▼てつさん
僕もなんとなくそう思っただけなので、確実な線ではありませんよ(笑

最高のデュオ

彼らの曲は耳にとても心地良く響きますが、おっしゃるようにかなり高度な音楽構成力を持っていますね。1曲目の「Hummingbird」を聴いただけで、これはタダ者ではないと思いました。
『Traces』はてっきり編集盤かと思ってましたが、すべてリメイク録音だったんですね。ぜひ聴いてみたいと思います。2000年のクロフツの初ソロ作『Today』は聴きましたが、なかなか良かったです。それよりも、70~80年代の他のアルバムを、何とかCD化して欲しいものですが。

プーニールさん

コメントをありがとうございます。

>『Traces』
ぜひぜひ♪

>70~80年代の他のアルバム
そうなんですよ。特にジョン・ホール他サンダー・フロッグが参加している『Down Home』をCDで聴きたいです!

更新が・・・

お世話になってます。
最近は更新されてないようで、さびしいですね・・・。
お仕事が忙しいのでしょうか。
クラプトン・ソロのDXなどもぜひ取り上げてください。

ジェイ加藤さん

諸々ありまして、なかなか更新できず、皆さんのところにも伺うことができない状態が続いております。ですが、一段落したらガンガン行きたいと思っています。
その時には、ぜひよろしくお願いいたします!

このアルバム

知らなかったんですが、この前ディスクユニオンで中古レコードあさってたらあって、ここの記事思い出しました。みなさんのコメントなど見てると聴いてみたくなったので今度まだ残っていたら購入しようと思います。あ、それからここに来るのとても楽しみにしてるので、是非更新を可能な限りお願いします(笑)。

望む、復活

きっと大変な理由があるのではないかと思います。
あれだけ精力的に更新されていて、これだけお休みが続いています。しかし多分一ヶ月たった今もかなりのアクセスがあるでしょう。

まあこのブログ、中身がかなり濃いのでバックナンバーを読むだけでもかなり時間がかかります。

みんな早期の復活を望んでいます。

よろしくで~す!

gaku69abさん・Hidekichiさん

▼gaku69abさん
本文でも書きましたが、このアルバムはPop/Rockフィールドだけではなく、Soul/Jazz方面のファンからも好まれているのではないかと思っています。今度、目に付いたらぜひぜひ♪

▼Hidekichiさん
ご心配なくっ。僕はいたって元気ですよ! なかなか更新できなくなってしまったことは事実ですが、いただいたコメントにレスをつけるくらいの余裕はありますので、バックナンバーをのんびりと読んでいただき(笑)コメントいただけると嬉しいです♪
どうぞよろしくお願いいたします。

記事の更新がないのでどうされたかと思いましたが、コメント欄を見て元気な様子が確認できてほっとしております。

毎日、のぞかせていただいてます☆

oceanさま、魔法を信じておりますよ~!

oceanさまの新しい記事、心待ちにしておりますね!(^_^)

それまではバックナンバーをゆっくり拝見させていただきます♪

Cottonwoodhillさん・ルルさん

▼Cottonwoodhillさん
ご心配いただきありがとうございます!
僕はこのように(といっても姿は見えませんが(笑
元気にしております。
いずれ…と言いながら、このような状態が続いていますが、またみなさんと交流を図ってまいりたいと考えております。
その節は、またよろしくお願いいたします♪

▼ルルさん
先日 何かの本で
 魔法に頼っている人には
 魔法はかからない
という言葉と遭遇し、あちゃ~!と思いましたが
自分を信じて頑張っていれば
それは必ずやってくる…と考えています。
また、コメントをお待ちしてますよ♪

oceanさま、

ノックノック♪
こんこん(←ドアを叩く音)
なんて。。。

もう夏が終わってしまいますよ~・・!(T_T)

ルルさん

涼しくなったと思ったら、またまた暑さがやってきました。体調を崩さないよう、ご注意をっ

今晩、こちら方面では花火大会があり、夏風に吹かれながら ちょっとだけ眺めてきました♪

こんにちはTBありがとうございました。

おっしゃるように、エキゾチックでオリエンタルですね。それだけではなくフォーキーさやジャジーな洗練さもあって結構奥の深いアルバムですね。

shintanさん

こちらこそTBありがとうございました。
シールズ&クロフツは、まだCD化されていないアルバムもあるので、楽しみに待ちたいと思っています♪

おはようございます。
古い記事にTBさせて頂きました。
このアルバムの哀愁漂うメロディが堪らなく好きですね。また彼等の楽器使いのセンスも見逃せません。
最近、ジム・シールズの実弟が、イングランド・ダンであること知りました。新鮮な驚きですね。
追伸:ブログ更新はいつでしょうか(笑)。

240さん

たいへんご無沙汰しています。
すっかり筆無精ならぬキーボード無精になってしまい
ブログ更新はいつの日になることやら…
(でも、音楽は聴き続けていますよ!)
そんな私のところにコメントとTBをいただきありがとうございます。とても嬉しく思います。

>楽器使いのセンス
そうなんですよね。アコースティックギターの音色はもとより、マンドリンの響きがなんとも郷愁を誘います。
先日、マンドリンってどうなんだろう?と思い楽器屋に立ち寄り試奏させてもらったのですが、フレットとフレットの間に指が入らない(笑) こんなので良く早弾きできるな~と感心。私自身はあえなく断念いたしました。
イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーの洗練されたポップ感覚も大好きです。いつか記事にしたいですね。
それでは、また。今後ともよろしくです!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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