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The Rolling Stones / Hot Rocks 1 ('86)

Hot Rocks

おとといの土曜日。映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」を見てきました。

僕はストーンズの熱心なリスナーではありませんし、ブライアンのことについてもほとんど知らず。映画のストーリーが事実に近いのかそうでないのかもわからない状態でしたから、ロックスターの生き様と1960年代の様相を描いた映画として単純に楽しんできました。

最も印象に残ったのは、ミック、キース、チャーリーの3人がブライアンの家を訪ね、ブライアンにクビを宣告するシーン。チャーリーがブライアンとの別れ際に見せる、悲しそうな、申し訳なさそうな、もうどうしようもないんだ … というあきらめにも似た表情が何とも言えませんでした。チャーリー役の俳優はほとんどセリフが無いにも関わらず、あの一瞬の表情だけで良い仕事をしたと思います。

また、ジェファーソン・エアプレイン「White Rabbit」や、トラフィック「Paper Sun」などの挿入歌が効果的に使われ映像と良くマッチしていましたが、ストーンズの曲は本人達のバージョンではなく別バンドによるカバーでした。

映画もラストにさしかかり、「Time Is On My Side」が流れてきたとき、スクリーンいっぱいに映し出されたブライアンの死に顔とは別に、ある風景が記憶の中によみがえってきました。


学生の頃ですから、ずいぶん昔の話。

その日、僕は一人で湘南方面に向けて車を走らせていました。雨が落ちるほどではなかったものの、空は一面灰色。全く晴れ間の無い曇り空でした。何が理由かは忘れてしまいましたが、僕の心の中は、その時の空模様以上にどんよりとしていました。海を見たくなったのも、そんな気分を晴らしたかったからだったのかもしれません。

鎌倉あたりから左手に海を見ながら国道134号線を西に向かい、江ノ島が目の前に見えてきたとき、ラジオから流れてきたのが「Time Is On My Side」。運転しながら曲に合わせて口ずさんでいたら、くよくよしてるのが馬鹿らしくなり、いつもの自分を取り戻すことができた … という記憶があります。

今となっては青臭く、どうでも良いようなことですが、当時はそれなりにいろいろあったのでしょう。以来「Time Is On My Side」を聞くと「曇り空の江ノ島」を。江ノ島が目に入ってくると「Time Is On My Side」を思い出すという条件反射。風景や気持ちとセットになった曲は輝きを増します。

最後にアルバム紹介を少しだけ。

上の写真は、アメリカ編集によるLP2枚組ベスト盤『Hot Rocks 1964-1971』('72)が 1986年にCD化されたとき『1』『2』と2枚にわけて発売されたもののうち『1』。進んでこれ以上のストーンズを聞こうとは思いませんが、これを失うことは考えられないという選曲。1960年代後半の混沌とした雰囲気を感じたいときは、ビートルズよりもこのベストCDを選びます。

「Time Is On My Side」を演奏するときは、いつもブライアンのことを思い出す … キースの言葉がライナーに記載されていました。

■ 過去記事
Sticky Fingers ('71)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

こんにちは。

素敵な思い出ですね。
先週末久しぶりに湘南に行って着ました。今はあまり行きませんが学生時代は横浜に住んでいたというのもありよく行ってました。懐かしかった…。こういう思い出ありで聞ける曲ってなんだか自分だけの曲みたいでいいですよね。

gaku69abさん

あの道も2車線になり、ずいぶんアクセスが良くなったようですね。逆に渋滞無しですいすい走ることができるのも寂しいような(笑。
gaku69abさんも想い出の曲をたくさんお持ちのことと思います。機会がありましたら、ぜひ聞かせてください♪

私も観ました

こんばんは。
TBさせていただきます。
違うところで反応してしまっているのですが。
クビ宣告のシーンは私も印象に残っています。

Chunkyさん

>クビ宣告のシーン
ある意味、一つのハイライトでしたよね?

TBがうまく反映されていないようなので、お手数ですが何度かチャレンジしてみてください。よろしくお願いいたします!
念のため Chunkyさんの頁はこちらです↓
http://chunky.at.webry.info/200608/article_13.html

このところブライアンジョーンズが

若いみなさんの関心を集めてるようで… 更年期障害ひきこもり54歳オヤジとしては、ちと複雑です。
図書館でBジョーンズの新刊書のブ厚さに腰がひけたトホホなオヤジです。ブームなの?なんだかなア?
12歳でR&Rに出会った途端一目惚れ、ブライアンも最初のアイドルの1人、他にDクロスビー、かまやつひろしetc
初期ストーンズのマニアックで下手ッぴカバーの時代が破滅的なブライアンとダブル。70'sに入ってブライアンがいなくなった途端メジャーになって何もかも上手く回り始めたキースとミックのストーンズはボクにとっては別の大物グループなのです。
ダメ石時代のHOTROCKSはアナログ2枚組…MOREHOTROCKSまで中古買いして今もターンテーブルに載る。
トランジスタラジオから流れるヒット曲、66'の快進撃を思い出すだけで鳥肌がたつ。

デフレ親父

デフレ親父さんが、アイドルとしてデヴィッド・クロスビーの名前をあげられているのが嬉しいです♪
クロスビーもドラッグにやられてしまい、すんでの所まで行ってしまったようですが、ジャクソン・ブラウン、グラハム・ナッシュ... クロスビーの場合は友人達の支えがあったから生き延びることができた … Oh Yes I Can という強い気持ちを持つことができたようです。
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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