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Fleetwood Mac / Bare Trees ('72)

Bare Trees

フリートウッド・マック 『枯れ木』

まずは、この前作『Future Games』('71)を聴き、たいそう気に入ってしまったダニー・カーワン。

ギター・インスト「天国の光(Sunny Side Of Heaven)」… この淡く儚い雰囲気がたまりません。クラプトンが弾きそうなロマンティックなメロディだけど、クラプトンだったらもっとメリハリ付けてしまうんだろうな。でもメリハリ無くても良いっ。ダニーのモワモワ感が良いっ。そして「土埃(Dust)」… 3分弱という短い曲ながら、切ないメロディー・ラインと少し陰のあるダニーの歌声が染みます。この時間がもっと続けば良いのに … と思っていると何やらおしゃべりが聞こえてくる... このおしゃべりの分「土埃」の演奏時間を延ばしてくれたら … なんて言ったら Mrs.Scarrot に失礼かしらん。

タイトル・ナンバー「枯れ木(Bare Trees)」もダニー作品。ギター・カッティングやリフは funky なのに、ひとたびダニーが歌い出せばガラリと soft な雰囲気に変わるところが、らしい。そのダニーも、このアルバムを最後にマックを脱退してしまうんですね。1stソロ『Second Chapter』('75)は仕入れ済みですが、これはまたの機会に。


前作からマックに正式参加したクリスティン・マクヴィーが歌う「あなたの愛を(Spare Me A Little Of Your Love)」もお気に入りの1曲。安心して聞いていられるPOPフィーリングは流石。すでに貫禄充分と言った風。

そして、クリスティン同様、前作から参加のボブ・ウェルチ「悲しい女(Sentimental Lady)」。NHK FMの「ヤングジョッキー」でDJをつとめていた渋谷陽一(かなり昔の話です)が、ボブがマック脱退後に結成したパリスを大プッシュしていたながれで、ボブの1stソロ『French Kiss』('77)も良く聴いてました。そのアルバムの1曲目に収録されていた「悲しい女」のオリジナルがこれだったのですね。キラキラとしたソロ・バージョンに比べ、素朴な雰囲気のこちらも良い出来。良いメロディーに華美な装飾は不必要であることの好例。『Paris』『French Kiss』も、いずれ。
Danny Kirwan / Second Chapter Paris Bob Welch / French Kiss
* パリスのベーシスト:グレン・コーニックは初期ジェスロ・タル(1968-70)のメンバー。

ふと気がついたのですが... マックにはヴォーカリストが3人もいるのに、ほとんど互いにハモっていませんね。ボブ・ウェルチ「悲しい女」のサビにクリスティンの声が聞こえる程度でしょうか。そもそも、リード・ヴォーカルを取れるメンバーが3人以上いるバンド自体がそうそう多くはないのですから、ハモらない手はないと思うのですが...

■ member
Danny Kirwan (g,vo)
Bob Welch (g,vo)
Christine McVie (key,vo)
John McVie (b)
Mick Fleetwood (ds)

■ producer
Fleetwood Mac

■ 過去記事
Future Games ('71)
Christine Perfect ('70)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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枯木になる前に・・・FLEETWOOD MAC”Bare Trees"

FLEETWOOD MAC"Bare Trees”1972年ああ今日は何処からどうやって書こう~?好きだから・・・たまらなく好きだから・・・ああ毎日同じ事書いてるけど、これまたかなり好きなアルバム・・・まず、ジャケがモノトーンで素敵!!!ジョン・マクビーの作。幽玄でもやが

Fleetwood Mac / Bare Tree ('72)

ボブ・ウェルチの名曲「Sentimental Lady」の朴訥としたオリジナル・ヴァージョンを含む、フリートウッド・マックの「Bare Tree」。ジャケ写はジョン・マクヴィが撮ったらしい。ダニー・カーワンのセンスと思われるイ

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ううう・・・

こんばんは。
僕は、マックと言うと、M.GREENのいた時期のブルーズとラテンをさ迷う感じのやつと、完璧にチャートを制覇した時期しか知らないのです…
完璧に、THEN PLAY ONで挫折した口なので、この過渡期的な時期は、どんなALBUMが出ているかも全く知らないんですよね(苦笑)

OCEANさんが、良いって言うからには、穏やかで心地良い(そんなイメージ)がします(笑)
今度聞いてみようかなぁ~試しに。

B.WelchもあのSOLOのジャケのイメージが強すぎて…
イメージとしては、アクの強い、B.スキャッグスみたいで、いやーな感じのAORぽいのかなぁ(笑)と、聴いてないです。。。

FWMの最高傑作がTHEN PLAY ONだと思っているevergreenですが・・・(誰かにあてつけてるの・・・かも?・・・祭爆)
このアルバムは前作FUTURE ・・・とともにそしてoceanさんと同じくパリス、フレンチ・キッスとともに私の宝物です!カーワンのソロは買いそびれ、売り切れですね!ベスト盤しか持ってないですがこんなにPUREな人いません。大好きです。
私はいや~なAORも聞くじょ====(爆)

*oceanさんのBLOGでごめんなさい・・・私
V.J.殿にいじめられてるんで・・・仕返し!(爆)

V.J.さん・evergreenさん

僕の場合のマックは、デイヴ・メイスンが突然加入した『Time』だけという、普通で考えれば変な聞き方しかしていませんでしたので、クリスティン・パーフェクトの1stソロからの流れで『Future Games』そして『Bare Trees』を知ったのは、ここのところでなかなか面白い出来事でした。

>イメージ
カーワンのイメージは近からず遠からずです♪ 個人的には、曲の粒が揃っているという点では『Future Games』。練れているという点では『Bare Trees』という気がします。いずれにしても、試聴できるところでしてみて(試聴だけではわからない場合もありますが)まずは格安にてゲットできることをお祈りしております♪

>B.Welchのジャケ
確かに、ある意味 目をひきますね(笑。実はわたくし、B.スキャッグスが苦手でして、アクの強さという意味ではスキャッグスの歌声の方に、より多く感じたりするのです。

▼ evergreenさん
なにやら、パソコンのディスプレイを通じて鼻息が感じられましたよ(笑

ドゥービーの『ドゥービー・ストリート』『運命の掟』のように、過渡期と呼ばれたアルバムを 今聴くととても新鮮で、なんでこんなに良い盤を蚊帳の外にしていたんだろう…と、今になって深く反省したりするものです。
『Then Play On』は未聴ですが、この時期のマック・アルバムも同じような位置づけなのかもしれませんね~

>ダニー・カーワン
Amazonでは「3点在庫あり。ご注文はお早めに」とのことです(笑

本当ですか?

アマゾン急ぎます=3
有難うございます。

私もV.J.さんも血の気が多いのですみません!(爆)
いつも引き分けなんですがね(笑)

THEN PLAY ONは凄いんですよ・・・カーワンも凄いけどピーター・グリーンのギターが神がかってます。ちょっとね ZEPのプレゼンスのようなところがあるんですよ・・・アキレス・・・
一度ぜひ聞いてくださいね!きっと気にいると思いますよ!

evergreenさん

>THEN PLAY ON
ほほ~ それは一度聴かない手はありませんね~。こちらこそ情報thanksです♪

メリハリ

>クラプトンだったらもっとメリハリ

確かにクラプトンの場合、弾くか弾かないか、のどっちかで、さらっとしたのが少ないかもしれません。
マックはそばで鳴っていたけど聴かなかったグループのひとつなので、そのうち聴いてみたいと思っております。

ジェイ加藤さん

クラプトン「Peaches And Diesel」をイメージしてみてください。ロマンティックなメロディーながら、くぃくぃっと弾き込んでいるクラプトンですが、カーワンの場合「天国の光」ではそうならない。あくまでふわふわっとしているんです。アルコール漬けになったという、共通点のある2人なのですが...(汗

かいました

先日アナログカス盤コーナーで500円にて購入。やったぜ。この時期のマックは中古がメチャ安い!おかげで3枚も買うことが出来ました。
このアルバムでのカーワンは若干迷走気味ではありますが、oceanさんが挙げてらした「Sunny Side Of Heaven」「Dust」は非常に素晴らしいと思います。
彼のインストにはそこはかとなくグリーンの、というより「アルバトロス」の面影がありますね。やっぱり、かなり影響受けたんだろうなぁ。
しかしながら「Sentimental Lady」の美しさにも感動。ボブ・ウェルチの魅力にも取り付かれそうです。

kura_moさん

>アルバトロス
なるほど。Pグリーン時代のマックは未聴なのですが、やはりここから遡って一度は聞いてみた方が良さそうですね♪

>ボブ・ウェルチ
僕も、この後 購入予定の『ペンギン』やら『神秘の扉』やらを楽しみにしています!

kura_moさんのレビューも楽しみにしていますよ♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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