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Wishbone Ash / Argus ('72)

Argus

ウィッシュボーン・アッシュ 『百眼の巨人アーガス』

ウィッシュボーン・アッシュの代名詞にもなっているツイン・リードギター … それも、ここでは少し控えめ。1st『Wishbone Ash』や2nd『Pilgrimage』を聴いた後では物足りなさを感じます。

「いつか世界は(Sometime World)」「木の葉と小川(Leaf And Stream)」など、このアルバムで聴くことのできるギター・ソロはスリリングかつ美しく叙情的であることに間違いありませんが、「剣を棄てろ(Throw Down The Sword)」の後半で流麗にメロディックに絡み合う2本のギターもアンディ・パウエルが弾いたソロの多重録音だったり... ツイン・リードを堪能したければ 2ndを、そして1stを選んだ方が良さそうです。


むしろこのアルバムでは、浪漫溢れるメロディと充実したヴォーカル・パートに耳を多く傾け、それを高く評価したい。1st、2ndで見られたジャズ、R&R的な要素を取り除き、トラッドなるものにトーンを統一した楽曲の素晴らしさ... ギター以上に調和している2声、3声ハーモニーの素晴らしさ... それらが的確で端正な演奏力と相まって、このアルバムが持つストーリー性をより高めているのだと思います。

アコギ好きな僕なんぞは、1曲目「時は昔(Time Was)」冒頭の流れそのままに、このアルバムのアンプラグド・バージョンを聞いてみたい気がします。もしかりにそれが存在していたとしても、かなり高いクオリティーのアルバムになったのでは … というのは少し大袈裟かもしれませんが、「Blowin' Free」中間部のコーラスなどにはクロスビー・スティルス&ナッシュ「Judy Blue Eyes」を連想したり。
Crosby, Stills & Nash

■ member
Andy Powell (g,vo)
Martin Turner (b,vo)
Ted Turner (g,vo)
Steve Upton (ds)

■ guest
John Tout (key)

■ producer
Derek Lawrence

■ 過去記事
Wishbone Ash ('70)
Pilgrimage ('71)
----- 2007/08/02 追記 -----
Deluxe Edition が発売されるようです。
Argus
Argus

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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騎士の後ろ姿・・・WISHBONE ASH "Argus"

Argus 1972年(Remastered & Revisited)私のBLOGにいつもご訪問いただいていますロドリゴ神童さんが音楽専門のかっこいいBLOG”週間 ROCK BOTTOM"を開設されました。ロドリゴさんのコメントはいつもユーモラス、でも私の記事の言わんとすることをまことしやか

Wishbone Ash - Argus

 たまにはド真ん中の名盤を切ってみようかな(笑)。いや、ちょっと前から結構ハマって聴いていたんだけどなかなか登場する機会がなかったので、今なら良いかな、ってことでベタではあるんですが70年代英国ロックの

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出ましたね~♪

出ましたね~♪(パクリました)

これはなんていったらいいのだろう・・・私も1STか2NDが好きなんですよ。アーガスはギターの教本みたいで優等生っぽいな~んて叱られちゃうけど・・
カッコよすぎるのかな・・・
TBさせて下さいね!

大好きなんです

1stや2ndも良いですが、僕的にはやっぱりこのアルバムが好きですね。初めて聴いたウィッシュボーン・アッシュのアルバムって事もあるんですが・・・

ジャケットも含めたアルバム全体が持つ雰囲気が大好きなんですよね。特にアナログB面が好きです。
Throw Down The Swordのエンディングのツインギターも衝撃的でしたし。

もうねぇ…

美しく正しく英国の音。何度聞いても感動的なアルバムです♪

evergreenさん・shintanさん・フレさん

▼ evergreenさん
evergreenさんとは、同じような感覚でこのアルバムを聞いていたのかもしれませんね~ もちろんツインを聞くなら1st,2ndで、アルバム全体のバランスならこれっと、今では好きな1枚です♪

▼ shintanさん
ホントにジャケも素晴らしいですね。裏ジャケに映るUFOの存在も意味深です♪

▼ フレさん
トラッド・フォークをそれほど聞き込んでいない僕には、核となる部分が見えづらいこともあるのですが、何故かしら懐かしく心地良いのです♪

ocean 様

はじめまして。
「アーガス」はLP時代からの愛聴盤ですが、
「剣を棄てろ(Throw Down The Sword)」のギターの掛け合いがアンディの多重録音というのは初めて知りました!
クレジットにも「all harmony lead guitar played
Ted and Andy」とあるので、すっかりテッドとの掛け合いだと思い込んでました。
まだまだ、勉強不足ですねぇ…
ちなみに自分の持っている米盤リマスターCDではUFOはどこかに飛んでいってしまったらしく、写っていません。

当時、MCAレコードで1800円でした

オラは2枚目が好きですねえ。
というか、レコードとして持っている(た?今はどこにあるのかわからない・・)のも、2枚目だけなんです。
ラジオの新譜紹介かなんかで聴いて、「これや!」と思って買ったんかな。

とはいうものの、このアーガスはまとまりがすばらしく、見事なアルバムだと思っています。

あとは、イギリスのどこかでのライブ録音(ワイト島?そんなわけない?)と「LIVE DATEか?」、2枚組みのライブがグッと来ます。
もっとも、ライブとスタジオでは当然趣が違いますが・・。


おやぢさん・ taparaさん

▼ おやぢさん
はじめまして。コメントをありがとうございました。

>剣を棄てろ
プロデューサー:デレク・ローレンスの証言によると、どうやらそのようです。『Live Date』を聞いてみると、アンディがソロを、テッドがコード・ストロークをと、確かにツインでは弾いていない…というのが、その証明になるかどうか...

>米盤リマスターCDのUFO
ありゃま。どこへ消えてしまったのでしょう(笑

今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪

▼ taparaさん
>1800円
他レコード会社の廉価版もその価格設定だった記憶があります。出始めは3200円程度(?)だった国内盤CDも、再発時には1800円近辺で売り出されることが多いようなので、そのあたりが値頃感という奴なのかもしれませんね。もっとも今では、もっと安い輸入盤や中古の方に手が伸びてしまいますが(笑

>『Pilgrimage』と『Argus』
それぞれのアルバムが持つ手触りは似て非なるものですが、それぞれが素晴らしい出来栄えですね!

>『Live Date』
彼らにとって節目となったのがライヴ盤というのも、『Live Date』の存在意義を高めているような気がします。これはまたいずれ取り上げたいと思っています♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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