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Deep Purple / Live In Japan ('72)

Live In Japan

ディープ・パープルで一番好きなのはトミー・ボーリンがいた4期で、その次がイアン・ギランの抜けた3期 … という僕ですが、そうは言っても2期メンバーによる 『ライヴ・イン・ジャパン』 は忘れられない1枚です。

音楽を聴き始めた頃、フォーク・ソングに夢中だった僕は、なにやら騒々しそうなハード・ロックという類の音楽は一生聴かないだろう … と本気で思っていました。

ビートルズやエリック・クラプトン~クリームを通じて、ロックに対する許容範囲は広がっていきましたが、それでも依然として、ビートルズ「Revolution」あたりの歪んだギター・サウンドには閉口気味でしたし、クリームで一番好きだった曲は pop で catchy な「Badge」だったりしたものです。

ですが、ロックな友人達がこぞって弾いていた「Smoke On The Water」のリフを耳にするうち徐々に心惹かれはじめ、パープル本家の演奏はろくに知らぬまま それをアコギでなぞったりしている僕に、まぁ聞いてみなよ … と友人が手渡してくれたのがこのアルバムでした。


loud ではあるけれど思いの外 clear なサウンドと straight でわかりやすいメロディーを持った楽曲。ギター、キーボードともにキメのフレーズに痺れる「Highway Star」。静から動へ移る瞬間がスリリングな「Child In Time」。イントロからエンディングまで、これがロックの王道だと言わんばかりに威風堂々とした「Smoke On The Water」。長いドラム・ソロには辟易ですが、これだけは今でも聞ける(聞きたい)「Mule」。ハード・ロックがこんなにも良くシャッフルしているとは思わなかった「Strange Kind Of Woman」「Lazy」。

ハード・ロックなるものが、激しさだけではなく美しさも兼ね備えていることを知るきっかけとなったのが、この『Live In Japan』でした。

しかし... これほど激しい演奏を聞かされながら、ジャケットに写る観客のほとんど(特に最前列)が座ったまま... 「Space Truckin'」終了後では、会場がしばらく静寂に包まれた後、我に返ったようにバラバラと沸き起こる拍手と歓声...

レッド・ツェッペリン、グランド・ファンク・レイルロードの初来日が、この前年の1971年。後楽園球場のエマーソン・レイク&パーマーが、これと同じ1972年でしたか。まだまだ日本人もロック・コンサートに慣れていなかったのか、それともステージで繰り広げられる演奏に唖然として上手く反応できなかったのか … なんて思いながら、オリジナル盤には未収録だったアンコール・ナンバー3曲が収められた『Made In Japan』Disc2を聞いてみると、「Speed King」では一段と高い歓声が聞こえてきて、イアン・ギランが「座って楽しんでも良いんだぜ!」みたいなことを観客に向けて言っています。

確かにこの「Speed King」は物凄い。これまで聴いていた『Live In Japan』の演奏が予定調和的だと思ってしまうほどの暴れぶり。これを生で見たら、じっと座っていられるわけがありません。
Made in Japan

■ member
Ian Gillan (vo)
Ritchie Blackmore (g)
Jon Lord (key)
Roger Glover (b)
Ian Paice (ds)

■ producer
Deep Purple
Martin Birch

■ 過去のライヴ情報
【1993年】


▼ Deep Purple / Machine Head ('72)
Machine Head
『Live In Japan』を聴いた後では、そのスタジオ・テイクも霞んでしまいますが、ロジャー・グローヴァーのベース・ラインが良く聞き取れるこちらも棄てがたい。そして catchy なメロディを持っている「Picture Of Home」「Never Before」が好き。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

こんにちは。
ベジ(元フィル通信のフィル)です。
覚えてますか?
生きてます。
訳あって名前変えました。
フィル通信は閉鎖して、今はmixiで細々やってます。
oceanさんのブログはずっと見てますよ。
懐かしく、想い入れのあるこのアルバムを見て
書き込んじゃいました。
この頃、日本の聴衆はロック慣れしてなかったんですね。
アンコールまでじっと椅子に座って我慢。
アンコールでステージ前方に殺到するのがその頃の慣わしでした。
その後、レインボーの死亡事故でまた一変。
日本人が本物のロックに接した最初期の武道館ライブ。いろんな意味で歴史に残る一枚だと思います。

ocean 様
おーっ、第4期パープルが一番お好きとは!
「カム・テイスト・ザ・バンド」って最高にファンキーだし、メチャかっこいい!
パープルの作品の中では今でも時々聴きたくなる唯一のアルバムだし、文句なしの最高傑作だと思いますね。
それと、トミーの残したソロ・アルバム2枚もいいですよねぇ。
「Live In Japan」のレビューなのに失礼しました!

PS リンク張らせていただきました。

ベジさん・おやぢさん

▼ ペジさん
お久しぶりです!!!
覚えているどころか、僕がBlogを始めた当時からお付き合いをさせていただき、聞く音楽も似通っていたので忘れることのできない存在ですよ!
とても心配しておりましたが、こうしてコメントをいただきたいへん嬉しく思っています。

>アンコールでステージ前方に殺到
「Speed King」では、まさにそんな様子が伝わってきます。レインボーの事故は北海道での出来事でしたっけ?大きく報道された記憶があります。その事件が日本におけるコンサートでの警備体制を変えるきっかけとなったのですね...

またぜひぜひ いらしてくださいね♪

▼ おやぢさん
>4期パープル
カヴァーデイル&ヒューズのWヴォーカルに、トミー・ボーリンのギター・ワークがぴったりでした。ジョン・ロードもイアン・ペイスも器用な人達だったので、うまく合わせていましたよね♪
『Come Taste The Band』もトミーのソロもいずれ取り上げたいと思っています!

リンクの件、ありがとうございますっ。こちらからもよろしくお願いいたします♪

パープル

お世話になってます。
パープルの良さはジョン・ロードのリリシズムですが、それはスタジオ盤の方が感じられるかも。
最初に買ったパープルは、4期のラスト・コンサート・イン・ジャパン!(リッチーと思って買ってしまった)
トミーもへろへろでしたがファンキーさは伝わってきました。

ジェイ加藤さん

僕もジョン・ロードとイアン・ペイスの2人がパープルの中では大きな存在だったりします。

>ラスト・コンサート・イン・ジャパン
何も無理して「Highway Star」「Smoke On The Water」を演奏することもないだろうに、そうもいかずそうすることを求められたトミーが少し可哀想でした。

ご無沙汰してます。僕はどちらかといえばツェッペリン派でして、パープルはベスト盤しか持ってないんですが、このLIVE IN japanはやはり気になる存在なんですよね。いつか聴いてみたいと思います!

おかぴーさん

どうもです!
スタジオとライブでは、やはり印象が違うかもですよっ。聞かれたら、ぜひレビューしてください♪

私は、グレン・ヒューズ 派

グレンが好きです。『ヒューズ/スロール』がたまりません。歴代メンバーでも、一番うまいでしょう、ボーカル。

もちろん、『LIVE IN JAPAN』は素晴らしい。
録音された日に、私、生まれたみたいです。(72年)

かみさんは、奇しくも、リッチー・ブラックモアと同じ誕生日なんです。独裁者であることは、共通してます(汗)

jerryさん

スモーキーなカヴァーデイル、ハイ・トーンのヒューズ…そのWヴォーカルが3,4期パープルの魅力の一つでした。実はわたし、ヒューズの歌声はもちろんのこと、目立ちたがり屋むき出しのベース・プレイも大好きなんです。

しかしっ... jerryさんご夫妻は出会うべくして出会ったお二人なんですね!! ほんとうに奇遇なお話です。その上、奥様は from Tokyo だったりして♪

jerryさんからコメントをいただいたのは初めてでしょうか。今後ともよろしくお願いいたします!

スイマセン・・・ブログ見失っていました(大汗)

奇遇な話は、続きがあるんですよ~。

で、かみさんと結婚前に、クラプトンの武道館公演を観たんです。(彼女とは初めてのライブ)

そんでもって、4年後に生まれてきた娘は、なんと!
クラプトンと同じ誕生日なんです!

さすがに、運命を感じました・・・。だって予定日よりも、1ヶ月も早かったんですよ~。

れいら と名づけようと思ったくらいです。

これからも、よろしくお付き合いください、oceanさん。

jerryさん

なんという巡り合わせなんでしょう!
ただ、ただ吃驚ですね。jerryさん一家は「運命」を超えて、音楽を愛することを「宿命」づけられた ご家族のような気さえしてきます♪

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

@武道館

私の、人生は武道館がキーポイントかもしれません。

『LIVE IN JAPAN』の日に生まれて・・・

大学の入学式と卒業式も、@武道館でした。

武道館では、コステロ、オジー、カヴァーデイル/ペイジ、シェリル・クロウ、ニール・ヤングを観ました。いつでも、特別な場所です。

来年来日する? THE WHO には是非とも・・・

jerryさん

僕の初武道館は?…と調べてみたら、1993年のドゥービー・ブラザーズでした。その後、同年のディープ・パープル(2期メンバーでの再結成でしたが、来日直前にリッチーが脱退。その代役としてスティーヴ・モーズが同行)。
1995年…ホール&オーツ
1996年…ジミー・ペイジ&ロバート・プラント、スティング、ドゥービー・ブラザーズ(前座として元安全地帯の玉置浩司のソロ・アクト)
1997年…クラプトン
1999年…クラプトン
2003年…クラプトン
そして本年のクラプトンと、ライヴへはなるべく足を運んだつもりでしたが、数えてみたら武道館が以外と少ないのに気づきました。でも、そのどれもがとても印象深く思い出されるのは、武道館が持つ重みなのかもしれません♪

>カヴァーデイル/ペイジ
僕は国立代々木競技場で見ました! メインの2人は格好良かったですが、リズム隊が今一つだったような記憶があります。

私も 調べました・・・

oceanさんのおかげでまた発見しました。

武道館、オジーのライブ行った日=娘の生まれる日=ECの誕生日でした。今まで、気づかなかったです。

玉置浩二・・・何枚か持っています。安全地帯、小学校の頃です、最初に聴いたの、レンタルLP!でした。
うらやましいです、武道館で前座ですか・・・

oceanさん、調べていただいてありがとうございました。

jerryさん

それはまた重なるものですね~! 偶然を遙かに通り越しています。
こちらこそ、凄い逸話を聞かせていただきありがとうございました♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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