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【Live】 Queen+Paul Rogers 2005

日付:2005年10月30日 / 場所:横浜アリーナ

クイーン+ポール・ロジャース
いや、僕にとってはポール・ロジャース+クイーンかな。

ここは一つ、長年のポール・ファンとしてポールの側に立ったライヴ・レポにしようと思います。

初めてポール・ロジャースのライブを見たのは1993年の神奈川県民ホール。元ジャーニーのニール・ショーン(g)を従えての来日でした。その後が1996年のクラブチッタ川崎。その翌年1997年、クラブチッタ川崎でのライブが最後なので、今回で8年ぶりの再会でした。


フリー、バッド・カンパニーでロック・ヴォーカリストとしてのスタイルを究めてきたポールですが、バドカン解散後のソロ・アルバムやジミー・ペイジと組んだファームなどは大きな成果を上げることができず、'80年代は不遇の時を過ごさざるを得ませんでした。

1993年にブライアン・メイ、ジェフ・ベック、ニール・ショーン達をゲストに迎えた『Muddy Water Blues』で復活。しかし『Now』('97)、『Electric』('99)と会心作を発表し続けながらも(1998年には一時期的なバッド・カンパニーの再結成を果たす)、ここ日本では中・小ホールでしかコンサートを行うことができず(親密な距離でポールと接することができたことは、ファンとして嬉しい出来事でしたが)その後はどこで何をしているのか情報も途絶えたままという状況でした。

いつかは大ホールでポールの勇姿を拝みたい。そんな夢が叶ったのが今日のコンサート。こういう場を与えてくれたクイーンのメンバーに心から感謝したいと思います。

会場の照明が落ちポールが花道から登場。第一声が会場にこだました途端、背筋に電気が走り鳥肌が立つ。変わらぬ歌声。鍛えられた上半身(胸の厚さと腕の太さは半端じゃなかった) 他のメンバーより年上なのに、この若々しさは一体何なのだろう。与えられたチャンスにきっちり応える姿はまさにプロフェッショナル。

パワフルな歌声だけではなく、マイク・スタンドを使った得意のアクションや身のこなしは大ステージでひときわ華やかに映え、観衆の手が舞う中に浮かび上がる姿は光り輝いていました。

ポールの持ち歌は下記の4曲。

 ・Wishing Well
   … Free『Heartbreaker』('72)収録
 ・Feel Like Makin' Love
   … Bad Company『Straight Shooter』('74)収録
 ・Can't Get Enough
   … Bad Company『Bad Company』('74)収録
 ・All Right Now
   … Free『Fire And Water』('70)収録

バドカンのナンバーでは、ブライアンの分厚い音色のギター・ストロークとロジャーのどこどこしたドラミングがミック・ラルフス&サイモン・カークしていてベスト・マッチ。特にブライアンはバドカンをかなり聞き込んでいたのではないかと思われるほど良く特徴をつかんでいました。

逆にポールは、あくまでポールらしさを失わずクイーンのナンバーを唄っていたのが印象的でした。特にアンコールの「We Will Rock You」「We Are The Champions」では笑っちゃうほどのポール節全快。帰り道にポールを知らないクイーン・ファンとおぼしき方が「あの人、小節を利かせすぎじゃない?」と言ってたほど。

ポールに物凄く敬意を表しているクイーンのメンバーと、フレディというカリスマ性の強いヴォーカリストの後に入りながらも決して自分を見失わず、観客を盛り上げようと努力しているポール。見ていてとても清々しい気持ちになりました。

で、クイーンのヒット曲しか知らない僕は思ったのですが、クイーンの曲って正統派ブリティッシュ・ロックなんですね。ポールが歌うからそう聞こえたのか、フレディーが歌ってもそうだったのか。なんとなく大仰なイメージを持っていたので聴かずにいたのですが、特に初期のアルバムはチェックしなくちゃいけないかな。そんな気になりました。

今回の再結成コンサートに複雑な思いで望んだクイーンのファンが多いと聞いています。ポール抜きで再結成されたバッド・カンパニーに「バドカンを名乗って欲しくない」と思った僕にも、その気持ちは痛いほどわかっているつもりです。

しかし、クイーンのファンは素晴らしい。あれだけ温かみと一体感を味わったコンサートは初めてでした。どの曲もみんなが口ずさんで。きちんと手拍子で盛り上げて(ポールの曲でさえ)

皆さんがクイーンを愛している様子が充分すぎるほど伝わってきました。

新メンバーでニュー・アルバムをという話も出ているようです。新しい何かが生まれると良いな。一音楽ファンとしてそう思っています。

開演と同時にスタンディング状態は久しぶりで、少々腰にきましたが、ほんとうに良いものを聴かせてくれた、見させてくれた2時間30分でした。

---------- 2005/11/10加筆 ----------
ポール・ロジャースは他のメンバーより年上のはず…と書きましたが、その後の調べで一番年下であることがわかりました。

  ブライアン・メイ 1947/7/19生まれの58歳
  ロジャー・テイラー 1949/7/16生まれの56歳
  ポールは1949/12/12生まれで現時点では55歳

活動歴はポールが一番長いのでそう勘違いしてしまったのですが、フリーでデビューしたとき、まだ20歳だったんですよね。いやはや。
逆に当時より今の歌声の方が若く聞こえるというのも驚きものです。

■ 過去のライヴ情報
Paul Rodgers
【1993年】【1996年】【1997年】

テーマ : ライヴレポ・感想
ジャンル : 音楽

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TBありがとうござます。
素晴らしいライブでしたね。私としてもこのメンバーで新曲レコーディングを望んでます。このツアーが終わっても解散して欲しくないですね。
今後ともよろしくお願いします。リンク貼らせていただきたく思います。

おかぴーさん、コメントとTBをありがとうございました。興奮と感動の余韻に浸りながらニュー・アルバムを待ちましょう。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。

はじめまして。あーると申します。
同じく長年のポールファンとして、ポールファンから見たレポートを探してたどり着きました。
Oceanさんのレポート読んでいると、「そうそう、同じポールファンとして感じた事はいっしょなんだ」とうれしくなりました。
私は名古屋で見たんですが、やっぱりとっても感動しました。
ただ私の場合、行く前にクィーンファンから、「やっぱりフレディーじゃないと」的なことを言われてましたので、
当日は私だけでも応援するんだ!と意気込んでたりしてたんですが(苦笑)
それでも、今回は大変溜飲の下がる思いをしたのも事実です。
やっぱりポールは凄いっ!! ですね。今回改めて思いました。
(この凄さ、今まで私 本当に知っていたのか?とさえ思ったりします)
新しいアルバム、三人にとってはもっと大変な挑戦になると思いますが、是非成功させて欲しいです。
ここしばらくROCKから遠ざかってたんですが、ライブ以来一気にROCKモードです。Oceanさんのレヴューを参考に昔のアルバムを引っ張り出そうかなどと(^^)
でもその前にレコードプレーヤーを入手しないといけませんが(汗)

あーるさん♪

初めまして。
コメントをありがとうございました♪

>やっぱりフレディーじゃないと
という方は、次回同じメンバーで来日しても会場へは足を運ばないのではないかな~?と。
逆に思ったのは、クイーンというバンドはフレディのワンマン・バンドではなく、他のメンバーのファンがかなり多いのではないか?と。
それでなくては、あれだけカリスマ性の高いヴォーカリストを亡くしておきながら、あれだけ会場で盛り上がれませんものね。
ポールの凄さに感心すると同時に、クイーンのファンの凄さにも感心したコンサートでした。

>レコードプレーヤー
CDの買い直しの方が高くついてしまいますからね~ おかげで僕は万年金欠病です…

また、どうぞお越しください!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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