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The Rascals / Peaceful World ('71)

Peaceful World

ラスカルズ 『ピースフル・ワールド』

今作より、ヤング・ラスカルズ時代からのメンバーだった、エディ・ブリガッティ(vo,per)、ジーン・コーニッシュ(g,vo)が脱退。残った2人:フェリックス・キャバリエ(key,vo)とディノ・ダネリ(ds)は、例えるとすればスティーリー・ダン状態でも申しましょうか … セッション・ミュージシャンを招き入れ、レコーディングを開始することとなりました。

ゲストとして参加したメンバーの中では、後に、フル・ムーン、ラーセン=フェイトン・バンドと名を挙げることになる、バジー・フェイトンが早くも才能を発揮。ギターはもちろんのこと、曲によってはベースも弾く。楽曲を2曲提供し、そこではリード・ヴォーカルも取るなど、その活躍ぶりからは、バジーが準メンバー級の扱いを受けていたことがわかります。
Full Moon / same ('72) Larsen-Feiten Band / same ('80)

アナログでは2枚組という力作となった、このアルバム。ジャズ・ミュージシャンが多数参加しているせいか、インスト・パートを長めに取っている曲も見られ、タイトル・ソングの「Peaceful World」に至っては 20分を越えるインストの超大作。

そのあたりが逆に、他のラスカルズ・アルバムと比べると難解な印象を受けてしまう要因なのですが、フェリックスなりに "美しい国" を表現しようとしたとき、自身の歌声だけでそれを表すことに限界を感じ、そうした手段を選ばずにはいられなかったのだろうと想像しています。(その難解さは、サンタナの『Caravanserai』('72)の精神性に共通する部分も...)
Santana / Caravanserai


【お気に入りの3曲】
★「Love Me」
フェリックスの歌声に絡む女性シンガーのハモ... バジーのソリッドなギター、チャック・レイニーの素早いベースライン... ディノのタイトなドラミングが一体となったファンキーなナンバー。腰に来る。

★「Happy Song」
初期のヤング・ラスカルズに通じるポップ・チューン。ここでもチャック・レイニーが凄過ぎ。その腕前を見せつけるかのように、早いパッセージを弾きまくっている。

★「Love Letter」
グルーヴィーなフェリックスのキーボードと、ディノの小気味良いドラミングがばっちり決まっている、jazz と R&B をミックスしたようなスタイルの曲。ジョー・スミスなるサックス・プレイヤーのソロも聞き物。

そして、もう1曲...
☆「Icy Water」
バジー・フェイトンが書いた曲の1つ。バジーがギター、ベース、リード・ヴォーカルを一人で手がけている。メローでありながらクールな感覚が漂う雰囲気からは、フル・ムーンの原型を見ることができる。

■ member
Felix Cavaliere (vo,key)
Dino Danelli (ds)

Ann Sutton (vo)
Buzz Feiten (g,b,vo)
Chuck Rainey (b)
Ron Carter (b)
Ralph MacDonald (per)
Joe Smith (sax)
Joe Farrell (fl)
Hubert Laws (fl)

■ producer
Felix Cavaliere

■ 過去記事
The Island Of Real ('72)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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THE RASCALS / PEACEFUL WORLD

ラスカルズ(ヤングラスカルズ)は、名曲「グルーヴィン」収録の67年の同名アルバムしか聴いたことがなかったんですよね。まさにブルーアイドソウルともいうべき内容で、昔から愛聴している1枚ではあるんですが、そのアルバムだけで満足しちゃっててましたね。結構前ですが

Rascals 「Peaceful World」(1971)

究極のブルー・アイド・ソウルの決定盤私がはじめて購入した(レコードではなく)CDがギルバート・オサリバンのベスト盤。そして2枚目がラスカルズのベスト盤。初めて「Groovin'」を聴いたときの衝撃は忘れられませんね。小鳥のさえずりを含むイントロを聴いただけで、けだ

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The Rascals

昔、アマチュア時代日本のFusionバンド、カシオペアの前座をやったことがあって、guitarの野呂一生さんにFelix Cavaliereの声に似てるって言われた事がありました。
後で聞いてこんなにはしわがれてないけど、ちょっと納得...

1972年に出した『The Island Of Real』のLPを持っています。もちろん再発盤ですが。BuzzyはもちろんThe Crusadersに参加する数年前のRobert Popwell(Bass)が参加、スラップも決めてます。David Sambornも参加してカッチョいいソロを吹いていました。このアルバム結構聴きました!

『Peaceful World』もTSUTAYAでCDレンタルして聞きましたが、さすがに二枚組はキツいかな?と言う印象でした。でもこの時代のサウンドとしてはずいぶん進んでいたのではないでしょうか?

hidekichiさん

おはようございます。

フェリックスの声に似てる … なんて素敵じゃないですか!なかなか居ませんよ、そういう方。

>『The Island Of Real』
こっちは Robert Popwell なんですよね~♪

>『Peaceful World』
僕も初めて聴いたときはきつかったです。CD時代になって、きつい部分を飛ばして聴いたら、良いじゃんこれっ!みたいな(笑。最近は、そうして楽して音楽聴いてる僕でした(反省

大好きなアルバムです

おはようございます。過去記事をTBさせていただきました。

これいいですよね~「GROOVIN」より全然好きです。ジャズやスピリチュアルな要素も感じる作品ですが、ファンキーな要素もあってけっこう聴きやすく感じましたね。次作「ISLAND OF REAL」ともども大好きな作品ですね。

最近再発なったラスカルズの60年代後半の作品も仕入れたんですが、なかなか良いですよ。近々記事にしようと思ってます。

お久しぶりで、壁紙「白」が眩しいです(笑)
そうですか?バジーさんが参加となれば
大いに興味ありです。
耳にしているのですが・・・じっくり聴いた事が無いバンドなんで・・・チェックいれます!

しかし凄い内容ですね、やはりここの記事は。
90年代に疎い私なんで・・・25枚+アルファーを参考にさせていただきます。

久しぶりなんでいや~嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

こんばんは!

こんばんは!
過去記事TBさせて頂きます。
私も⑦「Happy Song」、⑧「Love Letter」あたりの70年代R&Bの香りのする曲が大好きです。
時代を先取りしたような音がいいですね。
中学時代にラスカルズのベスト盤を聴き、後半部分、つまり後期ラスカルズが難解で、いつも飛ばしていたのですが、大人になって良さが分かってきました^^。

shintanさん・evergreenさん・240さん

皆様、おはようございます。

▼ shintanさん
コメント&TBありがとうございます。
このアルバムと「ISLAND OF REAL」のラスカルは、初期のラスカルズと基本とするところは同じなのでしょうが、音的には別バンドのようですものね。

>60年代後半の作品
僕も聞き逃しているものがあるので、楽しみにしています♪

▼ evergreenさん
お久しぶりです!

>眩しい
まさか、僕の頭を見て…いやいやっ地毛ですっ染めてません(きっぱり)これを始めた頃は、やれやこれやといじり回すのが面白くて色々試しましたが、一旦落ち着いちゃうと変えるのが面倒になり、このまんまの状態です(笑。

>バジー
そうでした。evergreenさんは、バジーお好きなんですよね。ぜひぜひチェックしてみてください。フェリックスの歌声も、もちろん素晴らしいですよ♪

またのお越しをお待ちしてます!

▼ 240さん
コメント&TBをありがとうございました。

>大人になって良さが分かって…
僕にもそういうバンドってたくさんあります。学生の頃は、お前が聴くには10年早い … なんて、拒絶されたアルバムが、ほんとに10年、20年経ってから、あ~このあたりが良いんだな~と理解できるようになったりして。
それがまた、音楽探しの楽しみの1つだったりします♪


Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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