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Paul Williams / Life Goes On ('72)

Life Goes On

ポール・ウィリアムス 『ライフ・ゴーズ・オン』

前作『Just An Old Fashioned Song』('71)と同様、ダニー・コーチマーがデヴィッド・スピノザに入れ替わったザ・セクションを中心としたバック陣に迎え制作された3作目。クレイグ・ダーギーは曲作りにも関わっており、アルバムのタイトル・ソングをポールと共に書いています。

基本的な路線も前作と同様。ポールの呟きにも良く似た歌声がしみじみと伝わってくる、何度も繰り返し味わいたい好盤です。

お楽しみのセルフ・ヴァージョンとして、カーペンターズに提供した「愛は夢の中に」、アート・ガーファンクルがソロ・デビュー作『天使の歌声』('73)で取り上げ、そのトップ・ナンバーを飾った「青春の旅路」(ポールのこのアルバムでは「旅する少年」となっている)を収録。いずれも作者本人ならではの、深みのある仕上がりになっています。
Art Garfunkel / Angel Clare

ポールのちょっとした経歴は【前回】すでに紹介済みなので、早速...


【お気に入りの3曲】
★「Out In The Country」
デヴィッド・スピノザによる心地良いアコギのカッティング。マイク・アトリーが弾くまろみのあるキーボード・サウンド。良く歌っているリーランド・スクラーのベース。ラス・カンケルの鮮やかなドラミング。mellow groove 好きの DJ さんに、ぜひ回してもらいたい曲。

★「Rose」
一本のバラを愛の象徴として例えた Love Song。涙を流したい気分の時に聴いたら、きっと泣ける(はず)。この曲の共作者であり、コーラス参加もしているメンター・ウィリアムスはポールの弟で、1974年には『Feelings』という自らの作品をリリースしているようだ。

★「That Lucky Old Sun」
これだけはポールのオリジナルではなく Haven Gillespie と Beasley Smith なる人物が書いた曲。生きることに疲れてしまった老人の嘆きを、ポールが切々と歌う。聞き終えたときに静かな余韻が残る、アルバムのラスト・ナンバー。また、ポールの両親や兄弟は、この曲がお気に入りだ … とライナーに記載がある。

そして、もう1曲...
☆「Life Goes On」
ポジティヴで明るい内容の人生讃歌。バッキング・ヴォーカルに、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、アメリカのジェリー・ベックリー、ファイアーフォールのリック・ロバーツと豪華な面々が揃っている。リンダの歌声だけは、一聴して「あっリンダだ」と、すぐ聞き分けることができる。ここでもリーランドのベースが気持ち良くうねっている。

■ member
Paul Williams (vo)

David Spinozza (g)
Craig Doerge (p)
Michael Utley (key)
Leland Sklar (b)
Russ Kunkel (ds)
Mentor Williams (b-vo)
Gerry Beckley (b-vo)
Linda Ronstadt (b-vo)
Rick Roberts (b-vo)
Jackson Browne (b-vo)
Tom Scott (sax,recorder)
Jimmy Webb (strings arrange)

■ songs
All songs written by Paul Williams, except...
・ Out In The Country (P.Williams / Roger Nichols)
・ Traveling Boy (P.Williams / Roger Nichols)
・ Rose (P.Williams / Mentor Williams)
・ Life Goes On (P.Williams / Craig Doerge)
・ That Lucky Old Sun (Haven Gillespie / Beasley Smith)

■ producer
Michael Jackson

■ 過去記事
Just An Old Fashioned Song ('71)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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大切なアルバム

個人的にとても大切にしてきた1枚のアルバム。
買ったのは20そこそこで友人には超悪評だった。
Nillsonの肖像とか、このアルバムのことは他人に
語らないことと心に決めた。
直後にノスタルジー論争(N・M・マガジン誌で)が起き
さらに説明するのがもどかしくなってきた。

R・クーダー、M・マルダーは◎でも、Nillsonの『夜のシュミルソン』はここでも叩かれた。
POP寄りでは肩身が狭い。そんな時代がホントにあったんです。
しかしA&M的なAORは良心的な音作りは名作を数多く残し
私のようなハンパ者にも思い出深い大切なアルバムを
いくつか残してくれた。
やっぱり今だ口外するのはためらいがちですが…

That Lucky Old Sun

ocean様
こんにちは!
ポールは『Just An Old~』しかもっていないのですが、このアルバムも良さそうですね!『That Lucky Old Sun』は大好きな曲で1949年の大ヒット曲で同時に6人がチャートインした曲です。
#1 Frankie Laine
#6 Vaughn Monroe
#14 Sarah Vaughan
#16 Frank Sinatra
#19 Louis Armstrong
#27 Bob Houston
その後もいろんな人がカバーしてまして、探したらこんな映像がありました。

ボブ・ディランhttp://www.youtube.com/watch?v=ZjAE0ZzCtBw&mode=related&search=
石田長生
http://www.youtube.com/watch?v=LPtExUMaEbg&mode=related&search=

他にもカーペンターズのヒット曲『I Won't Last a Day Without You』も入っており、聴いてみる事にします。

デフレおじさん様

そんな時代がありましたねえ。
私はライもマリアも『夜のシュミルソン』も大好きです。A&Mの名作群について、どんどん語ってください!

デフレおじさん・whiteさん

▼ デフレおじさん
デフレおじさんの思い入れ … 深く感じ入りました。

僕たちの時代も同じでした。POP で耳馴染みの良い音楽は軟弱者が聞くものだと。でも僕は、そんな言葉には耳をふさぎ、わかりやすい音楽を愛しました。

ちょっと聞いただけで、あぁ~良いな~ と思えるメロディが少なくなってきた今こそ、white さんがおっしゃるとおり、もう一度語り合いましょうよ!

当時は身の回りに理解しあえる仲間が少なかったかもしれませんが、今はこうして通じ合える方がたくさんいらっしゃるのですから♪

▼ white さん
>That Lucky Old Sun
うわぁ~物凄い超スタンダード・ナンバーだったのですね~。まさに、日本における「矢切の渡し」状態(例え悪し)

しかし、そんな曲だからこそ、ポールの両親も好きだったのでしょうね。それを知っててレコーディングした... しかもラスト・ソングとして... ポールの優しさが感じられます。

>ボブ・ディラン
ご紹介いただいた映像の頃のディランは聞いてないのですが、かなりゴスペル寄りのサウンドになってますね。染みました。トム・ペティの姿にもニコリ♪

>石田長生
誰だろう?と思いながらテロップを見ていたら、チャーと組んだ BAHO の方だったんですね。こちらは Blues/Soul タッチで激渋。

また、いろいろと勉強させていただき、ありがとうございました!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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