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Cream 【DVD】 Royal Albert Hall London May 2-3-5-6 2005



クリーム 『リユニオン・ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール 2005』

今まで途切れ途切れに見ていたのですが、やっと通しで2回繰り返し見ることができました。

ジャックが Interviews で「見ている人のほとんどはノスタルジアに浸るのだろうけど...」と言っていましたが、リアル・タイムで見たことも聴いたこともない僕にとっては懐かしさより伝説を垣間見る感覚。

「当時のバンドでメンバー全員が生き残っているバンドは俺たちだけ。だからこれはやるしかないと思った」とはクラプトン。その人達の今を見ることができるという感激。

あれこれ書こうと思ったのですが上手くまとまりそうもないので、以下1曲ずつコメントを。


【Disk One】
1. I'm So Glad
無難な出だしといったところか。見ている方も軽く体慣らし。

2. Spoonful
いきなり初めのピークが訪れる。今のクラプトンの容貌に最も似合わないのがこの曲だと思われ、イントロが聞こえた途端、かなり鳥肌立った。ジャックの噛みつくようなヴォーカルも健在。

3. Outside Woman Blues
もっとウーマン・トーンをぶりぶり効かせて欲しかったが、歌いながらリフを刻むクラプトンの姿は格好良い。

4. Pressed Rat And Warthog
他のメンバーに「この曲を演らないと殺すぞ」と脅されたというジンジャー・ベイカー。ドラムを叩きながら語る姿はかなりパンキッシュ。曲後半でのジャック・ブルースのベースがうねっている。

5. Sleepy Time Time
ジャックのヴォーカル表現力が遺憾なく発揮されている。サビの部分をハモリながら笑顔を交わすジャックとクラプトン。昔はこんな光景見られなかったんだろうな。

6. N.S.U.
なんてこと無いイントロなんだけど「出ましたっ!」と思わず画面ににじり寄る。

7. Badge
クラプトンの来日コンサートで何度となく見てきたこの曲。やはりクリームの3人による演奏は格別。

8. Politician
揺り幅の大きいチョーキングを使い、ためにためたクラプトンのソロが素晴らしい。

9. Sweet Wine
これまたなんてこと無いハモりなんだけど、会場でこれを聞いたら「うぉ~!」と叫んでしまいそう。「Spoonful」「N.S.U.」そしてこの曲と、ワン・ノートのソロがクリームなんだなと一人頷く。音を探しながらフレーズを紡ぐクラプトン。それに応答するジャックとジンジャー。往年のクリームらしさが出てきた。

10.Rollin' And Tumblin'
クリーム時代は手弾きだったクラプトンだが、ここはスライドによる演奏。ジンジャーが引き締まったスネア・プレイで好演。

11.Stormy Monday
あえてコメント無し。

12.Deserted Cities Of The Heart
出ました!クリームのアルバムの中で最も良く聴いた『Live Cream Volume Ⅱ』の1曲目。それは暴力的とさえ言える演奏だったが、ここでもメンバー全員が良くドライヴしている。会場にいたら、きっとこのあたりで一瞬気を失うだろう。

13.Born Under A Bad Sign
重心の低い演奏は流石の一言。これもクリームの持ち味。

14.We're Going Wrong
最近のクラプトンで言えば「River Of Tears」のようなディープな盛り上がりをみせる。これは生で見たら瞬ぎもせず身じろぎもせず聞き入ってしまいそう。一種の恍惚状態に陥る。

【Disk Two】
1. Crossroads
『Wheels Of Fire』バージョンのソロは口で歌えるほど聴いた。クラプトンも汗びっしょりの大熱演。言葉が無い。3分を経過したあたりで写る観衆の男がブライアン・メイに似ているのだが...?

2. Sitting On Top Of The World
これもどっしりとした、まるで重量級の横綱がのっしのっしと歩くような風格が漂っている。クラプトンの気合いの入ったソロが炸裂。

3. White Room
やっぱりジャックのヴォーカルでなくちゃ。ジンジャーのアフリカン・ビートでなくちゃのナンバー。ここは一つ、クラプトンにぐいっとワウ・ペダルを踏み込んで欲しかったが、ジャックが「リハーサルで色々試した結果、当時使用していたギブソンEB-3ベースは今の俺たちの音に合わないと判断し今回は使わなかった」と語っていたが、クラプトンもそうした理由からだったのだろう。眼鏡を外して演奏するクラプトンの姿を久しぶりに見た。

4. Toad
来たよ来たよ。『Wheels Of Fire』ではジャックの「Traintime」同様飛ばして聞いてしまったけどご免。生で見られるとなったら食い入るように見ちゃう。パワフルさはさすがに...だけどテクニックは全然衰えていない。手足バラバラで叩き続ける中、左足のハイハットがきっちり鳴り続けていることに注目。ジャズあがりの人だったんだとあらためて実感。御年65歳。うちの親父と比べてしまった。

5. Sunshine Of Your Love
ここ数年のクラプトン来日コンサートでもアンコールで演奏されていたが、「White Room」同様、やはりジャックの声がメインで来なければ雰囲気が出ない。逆にクラプトンは当時より歌が上達しているのでハモが決まっている。「Toad」で勢いがついたかジンジャーのドラミングものりにのっている。成熟した3人の Cream な(最高な・精選された)演奏を堪能することができました。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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OLD CREAMの新鮮味

CREAM再結成…うーむ、微妙です。買うべきか買わざるべきか、近頃はあまり悩むことの無いわたしですが、これには悩みました。で、結局、わたしはジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーのファンで、彼らの

同窓会は弾き倒しの十字路で。

  ROYAL ALBERT HALL May2-3-5-6 2005      CREAM                    <DISC 1>    I'm So Glad (アイム・ソー・グラッド)    Spoonful (ス

ヤァ! ネズミ男

それにしてもAmazonは早いな、わずか36時間で到着ですよ、旦那。そんな訳でまずはクリームから観る。取りあえずdisk1を観た感想を。3人とも当たり前だけどオッサン、特にジャック・ブルースはシワシワ。でもイカしてるぜ! 還暦付近には見えないぜ!それに....

本日到着

まだまだ続けるようです。Cream『Royal Albert Hall: London May 2-3-5-6 2005 』2005 Reprise

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非公開コメント

おーしゃんさん、こんにちは。
以下、わたしの勝手な憶測です。

エリックは内気で真面目なギター少年。
ルックスがいいから女の子にはもてる。
そんなエリックを周りにいた音楽をやってる不良たちは放っておかなかった。
気がついたらエリックは渦中にのみこまれ、“ギタージニアス”と呼ばれ、一躍スターに。そして、酒、ドラッグ、女に溺れる日々が…
不良の頭はジンジャーだった。
ジャックはジンジャーと犬猿の仲だがお互い才能は認め合っている。
そんな二人の間に入っちゃったエリック。「みんな仲良くしようよ」とエリックは言うが、聴きやしない二人。え~イ、こうなったらバンドやりながら憂さを晴らしてやれ~!
…そんな感じがクリームかなと。

フィルさん♪

思わずぷぷっと吹き出してしまいました。僕も勝手な憶測…大好きです。

>不良の頭はジンジャー
これは間違いなさそう。

その頭が「俺も仲間に入れろや~」とトラフィックについてきてしまうんですから面白いもんです。

また、おかしくも読みの深いコメントをお待ちしています♪

まだ見てないのだ

BANDのBOXを買っちゃって 金欠になってしまい、まだ見てません。
ラジオで数曲聴いたけど、クラプトンさんが歌うまくなっちゃって、
曲によってはクラプトンバンドみたいだったような気がしますが、
映像があるとどうなのかな。
ジャックブルースさんは 病み上がりのせいか、
音だけ聴いてると 昔みたいに噛みつかれそうな感じじゃなくて
物足りなかったんですけど、こちらも映像ではどうなんでしょう。
ジンジャーさんは お元気そうで何よりです。
ジンジャーさんに ガースハドソンさん、30年前もちっとも変わりませんね。
(きょうは、BANDのDVD見てたんです)

melonpanさん♪

どうもっ♪

The Band Box いかがでしたか?
そして DVD?…ラスト・ワルツ? 他に何かありましたっけ?

>Cream
ジャックは自分がヴォーカルをとらない曲では椅子に腰掛けて演奏してましたし、ジンジャーも当時のようにツー・バスどこどこという訳にはいってませんでした。だけど、フィルさんもおっしゃっていましたが寄せ集まったという雰囲気はなく、真面目に取り組んでいる様子が伝わってきて胸が震えましたよ。

ぜひぜひ。

そーか・・。

>真面目に取り組んでいる様子が伝わってきて胸が震えましたよ。
なるほど~~。そうなんですか・・・。
今はジャックとジンジャー 仲良しなのかな・・。
NYでは やるみたいだから 日本にも 来てほしいなあ。
ほんまは、いつもいまごろ、クラプトンさん
日本に来るはずなのに・・・。

BANDのBOX 高かったけど よかったですよ。
音も とっても良くって ひさしぶりにどっぷりしてます。
DVDも付いてたんです。
BigPinkでのセッションとか 
フェスティヴァルエクスプレスの映像とか。
最後に入ってた サタデイナイトライブで 
リチャードが歌う ジョージアオンマイマインドには
ほんまに 泣きました。

melonpanさん♪

>ジャックとジンジャー
リハーサル中に1回だけ言い争いになったけどすぐに収まったとクラプトンが言っていました。今さら喧嘩しても始まらないと思ったのでしょうか。
ほんとに今頃良く来る時期ですよね。11月の後半から Blue Note TOKYO にマーカス・ミラーが来るので、それに飛び入り参加するのでは?と睨んでいるのですが...まさかね~

>The Band
DVDだけ単独で欲しいっ♪

しばらくっす。

 今回の再結成の意義は、ほんとに大きかったですね。
 今回のベスト・パフォーマンスは、“荒れ果てた街”と、“いやな奴”でした。
 荒っぽさが衰えても、円熟味が加わり、
 還暦のクリームの深い味わい(コーヒーのCMみたいやな・・)
 が堪能できました。
 私も、クリームネタ書いてましたんで、
 TBさせてもらいました。
 
 

たか兄さん♪

>還暦のクリームの深い味わい
ナイスです♪

TBありがとうございました!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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