スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Bread / Baby I'm-A Want You ('72)

Baby I'm-A Want You

ブレッド 『愛の別れ道』

このアルバムから、キーボードを担当していたロブ・ロイヤーに替わり、サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」で荘厳かつインパクトのあるピアノを聴かせてくれた... またこれまでに、ポコデイヴ・メイスンニルソンビリー・ジョエル、そしてポール・サイモンのソロ・アルバムなど、セッション・キーボーディトとして数多くのアルバムに参加してきた、ラリー・ネクテルがバンドに加入しています。

ラリーは早速、「Nobody Like You」「Dream Lady」などで、そのファンキーでゴスペル・ライクな鍵盤捌きを披露。これまでのブレッドでは聴くことのできなかったサウンド作りに貢献し、先の「Nobody Like You」1曲だけですが曲作りにも関わっています。

それでも、デヴィッド・ゲイツが歌う甘美でチャーミングな曲、ジェイムス・グリフィンがロック調の曲で聞かせる渋い歌声... 美しいハーモニー … と、異なる二人の個性が見事にブレンドされたブレッド・サウンドは、ここでも変わることなく展開されています。

しかしブレッドは、このアルバムと同年、同メンバーによる『Guitar Man』 ('72)をリリースし、そこから「Guitar Man」「Sweet Surrender」「Aubrey」のヒットを生み出したものの解散。
Bread / Guitar Man Bread / Lost Without Your Love
メンバーはソロ・アルバムの制作やセッション活動へ始動を開始しますが、1977年には同メンバーで再結成。最近 CD 化された『愛のかけら』 1枚を残し、再びそれぞれの道を歩んでいきます。

普遍的ではありますが、数多くの素敵な曲を提供してくれたブレッドへの思いは不変。僕の記憶の中に、末永く留まるバンドとなったのでありました。


【お気に入りの3曲】
★ Mother Freedom
アルバム1曲目。ファンキーなギター・リフに乗せ、グリフィンが歌うロック・ナンバー。やはり、ゲイツのソフト路線だけではなく、グリフィンのスパイスがぴりりと利いてこそブレッドなのだと強く思う。

★ 愛の別れ道:Baby I'm-A Want You
そして、ゲイツが歌うロマンティックなラヴ・ソング。1曲目からの落とし方が絶妙。1曲目があるからこそ、この曲が生きてくる。

★ Down On My Knees
続くは、グリフィンがリード・ヴォーカルをとる、初期ビートルズを思わせるマージーな曲。ゲイツが付けるハイトーン・ハーモニー... 12弦ギターを使用したオブリガードやソロ... そしてエンディング... と、そのまんまの雰囲気がぷんぷん。

そして、もう1曲...
☆ 涙の思い出:Everything I Own
4曲目は、再びゲイツで落とす。たまりません。kura_mo さんが【こちら】で「冒頭3曲名曲に駄盤なし」とおっしゃっていましたが、このアルバムは4曲目までの流れでグイッと引き込まれる。これで間違いなし。後はラストまでブレッド・サウンドに身をよだねるだけで良し。
ちなみにこの曲、'80年代後半にカルチャー・クラブのボーイ・ジョージがソロで歌っていた。その意外性に、おっと目を剥いたが、たいへん失礼ながら笑ってしまったことは事実。

その他、いかにもゲイツな「Diary」、ブレッド結成以前はタルサでレオン・ラッセルと活動を共にした(レオンの妹とデートした)こともあるというゲイツのルーツを見るような、アーシーでカントリー色のある「This Isn't What The Governmeant」。グリフィンが元メンバーのロブ・ロイヤーと共作した2曲「Dream Lady」「魔法のゲーム:Games Of Magic」では、タイトル通りドリーミーでマジカルなサウンドなどが聴きどころ。

■ member
David Gates (g,b,moog,vn,vo)
James Griffin (g,p,vo)
Larry Knecktel (p,key,b,g)
Mike Bots (ds)

■ songs
All songs written by David Gates, James Griffin, Larry Knecktel, except...
・ Dream Lady (J.Griffin / Rob Royer)
・ Games Of Magic (J.Griffin / Rob Royer)

■ producer
David Gates

■ 過去記事
Manna ('71)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

このバンドはBEST盤(LPです)しかないのですが・・・いや~永遠の乙女チック路線~
どの曲も素晴らしいですよね。
才能というのは何処から湧き出るのかと思うほどのマジックですね。
やっぱし「IF」なんですが・・・毎度この曲を持ち出しちゃうんですがね。一番好きです。

IFもいいのですが、

ブレッドで1番好きな曲は『Baby I'm A Want You』なんですね。
最初は『GARO2』の日本語バージョンにやられました。オリジナルを聴いてまたまた好きになりました。maj7~mの繰り返しが美しい。
最愛の女性に弾き語りしたい曲です。
というわけで、ブレッドのアンソロジーの次に好きなアルバムです。

引用ありがとうございます。笑
しかしBreadはベスト盤のみ所有。。このアルバムの4曲目の感動は味わえず、です。。

ブレッドは楽曲の粒が揃っていてベスト盤で聴いても全く違和感のないグループでした。
それがオリジナルアルバムを購入までいたらせない理由なのか。。言い訳です。

「Dismal Day」のメロディの上がりっぷりにやられます。

evergreenさん・whiteさん・kura_moさん

▼ evergreen さん
>BEST盤
しか持ってなくても「LP」で、というのが evergreen さんらしい!

>才能というのは何処から湧き出るのか…
そう思える人って、そう多くはいませんものね。

>「IF」
イントロの、じゅわわわ~ん … というギターの音色に、まずやられてしまいます。If できることなら、いつまでも終わらないでくれ~ みたいな曲です♪

▼ white さん
>『Baby I'm A Want You』
ガロの日本語バージョンなんてあるんですか! 驚きです。僕は「喫茶店」よりも「ロマンス」の方が好きな口なのですが、逆に「ロマンス」のブレッド・バージョンなんてのも、ぜひ聴いてみたいですね~♪

▼ kura_moさん
毎度です♪

>ブレッドは楽曲の粒が揃っていて…
そうなんです。揃っているんです。ですが Best 盤だけだとゲイツ作品のオンパレードになってしまうじゃありませんか~。機会がありましたらオリジナルで、ぜひスパイシーなグリフィン風味も味わっていただきたいと思います。

>「Dismal Day」
>メロディの上がりっぷり
しぃ~ ひぃ~~~! みたいなところ(笑。この曲もマージーしてますよ ねぇ~え~~~(ブレッド風に♪)
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

カウンター
Calendar
07≪│2017/08│≫09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Tag Cloud
Categories

openclose

Recent Comments
Last.fm
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。