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Peter Gallway / On The Bandstand - Premium Edition ('07)

On The Bandstand

ピーター・ゴールウェイ 『オン・ザ・バンドスタンド~プレミアム・エディション』

1978年に日本のみでリリースされたという『On The Bandstand』に、翌1979年、アメリカで『Tokyo To Kokomo』とタイトルが替わり発売された時に差し替えられた4曲... そして 1981年にリリースされたシングル両面2曲をボートラとして追加し紙ジャケ化された CD が、この4月に発売されました。

これは全てが初聴き。1970年代後半という時代背景を受けてか、やたらとスマートなサウンドになっているな … というのが第一印象。ですが、よくよく考えてみれば、ピーターが作り出す音楽は、もともと洗練されていましたものね。何も今さら驚くこともありません。

時代がやっとピーターに追いついてきただけのこと … と言い換えることができるのではないでしょうか。

また、フィフス・アヴェニュー・バンドの音楽が、山下達郎を初めとする一部の日本人アーティスト達に影響を与えた … という話は聞いたことがありますが、『Tokyo To Kokomo』収録曲の中には、ピーターが来日中に出会い、逆に刺激を受けたという細野晴臣に捧げた「Toropical Dandy (for Haruomi Hosono)」なんて曲もあり、日米のアーティスト同士による和やかな交流を知ることもできました。

当時の詳しい話は、長門芳郎さんによる【こちら】の記事をご覧ください。


【お気に入りの3曲】
★ Sunday Basketball
ジャジーなテイストの軽妙洒脱なアルバム・トップナンバー。まさにピーター節。ハーモニカの音色がほのぼの感を付け加えている。

★ I'd Give It All To You
スロー・バラードながら、一辺倒で単調にならないよう巧みなリズム・チェンジが仕掛けられている。この辺りのセンスの良さは、流石の一言。

★ They Want That A Way
粘り着くようなスライド・ギター... ファットなベース・ライン... そして、ピーターの歌声も黒っぽさを強調している。ピーター流 Jazz & Blues といった感じか。

そして、もう1曲...
☆ On The Bandstand
エレキギターが泣き叫び、everywhere I got I hear the Rock & Roll とリフレインを歌うピーターの歌声も力強い。Rock'N'Roller ピーターの誕生か。これは、これまでに見ることができなかった表情。

■ member
Peter Gallway (vo,g)

Larry John McNally (g,b-vo)
Neil Steubenhouse (b)

■ songs
All songs written by Peter Gallway, except...
・ Tokyo To Kokomo (P.Gallway / Larry John McNally)
・ State Street (P.Gallway / Larry John McNally)

■ producer
Peter Gallway

■ 過去記事
Ohio Knox / same ('71)
Peter Gallway / same ('72)

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

Peter Gallway は

気になっていたのですが、なぜか
聴いていないんです。
1stアルバムのジャケットに心誘われた
のですが。

長門芳郎さんのコメントも興味深かったです。

napsterでチェックしました。
ギター弾き語りのアルバム2枚が登録
されていました。

70'sの静かな日々

今やP・ゴールウェイを聞くという行為は70'sの静かな日々への失われた憧憬をふり返るといった趣になってしまいました。

山下達郎クンの大ファンで70'sはず~とシンパでした。
FEN育ちの彼は田舎者の自分とはまるで違う豊かなバックグラウンドをお持ちで羨ましくも遠い存在でした。
その達郎クンがことある毎に褒め称える5thAve、P・ゴールウェイ、マジシャンズetcは田舎者の自分が最も渇望するアイテムでした。
近づきたいキモチが名盤再発時に内容も知ることなく購入させた最大の動機だったのでしょう…
そのアルバムが大切な1枚になったことが今度は嬉しさを倍増させ、黒っぽいフィールは黒人だけのものでない。という今では当たり前のことを最初に実感させてくれた白人作家でした。
しかし残念ながら80's90'sと新作に期待しすぎてはガッカリを繰り返すことを経験させられた作家の一人でもありました。これは悲しいハナシです。
スタイルを変えてもL・ニーロのようにはボクの心の中に生き続ける作家にはなってくれなかった。
イヤ、ボクの感性ではP・ゴールウェイのやりたかったコトが判らなかった。と言わなくちゃいけませんね。
繊細で頼りない印象のピーターについて考えるとどうしても戻ることのできない70'sの静かな日々から語らなくてはならない。
oceanさま、アリガトウ!

Purple_Hazeさん・デフレおじさん

▼ Purple_Haze さん
>1stアルバムのジャケット
ちょっとうつむき加減のピーター。色合い・風合いも良いですよね。もちろん内容も♪
機会がありましたらぜひ!

▼ デフレおじさん
いつもながら詩情溢れるコメントに読みふけってしまいました。

>黒っぽいフィールは黒人だけのものでない
僕の場合、まずはにジェイムス・テイラーにそれを感じました。ピーターもそうですが、ニューヨークで育った人達には、どこかしら良く似た薫りがしますね。

>80's90's
僕も追いかけ続けましたが、サウンドだけではなく、歌声もずいぶん変わってしまったような...。ただし、ラリー・ジョン・マクナリーがゲスト参加した、シンプルな演奏のライブ盤『A Nihgt In Time』('97)では、ピーターの持ち味が良く出ていました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/399472

>L・ニーロ
確かにローラの場合は、'80年代以降の作品では徐々に丸みを帯びてきて、デビューから'70年代前半の作品よりも、逆に聞きやすくなってきた … と言えるかも知れませんね。

いずれにしても、'70年代前半の音楽は一度は通らなければ、その良さがわからない時代。原点がたっぷり詰まっていますから♪

これも久々

これまたLP時代持ってました。ヴィヴィドから出た日本先行リリース。新潟の中古屋で買った底抜けジャケでしたが。80's半ばです。時代柄AORに寄った音ですが、こちらの方が先人であることは事実です。ボールの転がる音からdsにつながるイントロの"Sunday Bascket Ball"から"Liz"までの4曲は一気に聞かせるものがあります。タイトル曲は、JTばりのロックンロールですね。「Tokyo To Kokomo」は見かけたことあるのですが、買おうとは思わなかった。この4曲も意外におもしろかったりしますね。手放してしまってから久しいので、古い友人からの手紙で、昔と同じギャグを言ってるのを読んで思わず笑み、というような心境です。

フィニルさん

たびたびどうもです!

>"Sunday Bascket Ball"から"Liz"までの4曲は一気…
ですね~♪ 以前も書きましたが、出だしが良いと、一気に最後まで聴き終えてしまいます。

>タイトル曲は、JTばり…
あぁっ 確かに!JT もこうした R&R タイプの曲を、アルバムに必ず1曲入れてましたものね。さすがの洞察力です!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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