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Kenny Rankin / Like A Seed ('72)

Like A Seed

ケニー・ランキン 『ライク・ア・シード』

他のアーティストが作った曲を、独自のアレンジ・センスによって、まるで自分のオリジナル作品のように仕立て上げてしまうカヴァー名人として、まずはニルソン、そしてこのケニー・ランキンを思い浮かべます。二人は、特にビートルズのカヴァーを得意としていたり、二人とも素晴らしいシンガーであると同時に優れたソングライターであったりと、スタイルこそ違えど共通した才能を持っているのです。

そんなケニーの3作目となる『Like A Seed』は、ケニーがリリースしたアルバム中で唯一、デビュー・アルバム『Mind Dusters』('67)収録「Peaseful」のセルフ・リメイクを除けばカヴァーを1曲も含まず、ケニーとその奥様:イヴォンヌが書いたオリジナル曲だけで固められており、シンガー・ソングライター:ケニー・ランキンを前面に打ち出した内容になっています。
Kenny Rankin / Mind Dusters Georgie Fame / Going Home ('71)
(ジョージィ・フェイムによる soft groovy な「Peaseful」カヴァーも良かった)

ケニーの長男:クリス、長女:チャンドラ、次女:ジーナ・マリア、そして奥様のイヴォンヌと、ランキン・ファミリーによる微笑ましく可愛らしいハーモニーが peaceful な「Like A Seed」で幕を開けるこのアルバム。ジム・ホーンによる暖かみのある音色のフルートが全編に渡ってフィーチャーされ、それが peaceful 感をさらに増す効果を生み出しています。


【お気に入りの3曲】
★ Yesterday's Lies
ガット・ギターの柔らかい音色... どこまでもスムースで滑らかなケニーの歌声... そして風の隙間を舞うようなフルートのメロディー...。僕をどこか知らない世界に連れて行ってくれるようだ。

★ Stringman
エルトン・ジョンは「Rocket Man」... ブレッドは「Guitar Man」... そしていよいよ「Stringman」が登場。軽いボサノバ・タッチのサウンドが心地良い。Stringman は、愛の形は何通りもの方法があることを教えてくれる人のようだ。もし会って話をしてみたい方は、ぜひこれを聴こう。

★ If I Should Go To Pray
ワルツのリズムに品の良いオーケストレーションが、ケニーの歌声とぴったりハマったアルバム・ラストナンバー。豊かな余韻が残る。

そして、もう1曲...
☆ Bad Times Make You Strong
歪んだ音色のギターがうねるロック調のナンバー。「Comin' Down」に至っては、ワカチャカ・サウンドに乗って、ケニーがシャウトしている。こんなケニーは、このアルバムでしか聴くことができない。貴重と言えば貴重。

■ member
Kenny Rankin (vo,g)

Chanda Rankin (b-vo)
Gena Maria Rankin (b-vo)
Chris Rankin (b-vo)
Yvonne Rankin (b-vo)
Larry Knechtel (key)
Victor Feldman (key)
Mike Deasy (g,sax)
Lee Sklar (b)
Max Bennett (b)
John Guerin (ds)
Jim Keltner (ds)
Jim Horn (sax,fl)

■ songs
All songs written by Kenny Rankin, Yvonne Rankin

■ producer
Monte Kay
Jack Lewis

■ 過去記事
Family ('70)

■ 過去のライヴ情報
【2002】

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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Kenny Rankin 「Like a Seed」(1972)

ケニー・ランキンのフォーキーな3作目先週の母の日に、このCDをBGMに娘とカレーを作りました。なぜこのCDか?それは3曲目の「Peaceful」を聴くためです。題名の通り、穏やかな気持ちにさせる曲。このPeacefulなムードが全体を貫いてます。名盤!!!実はケニー・ランキンは

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こんばんは!
TB有難うございます。
このアルバム、ホント和みます。唯一なぜ「Comin' Down」がシングルカットされたのか、理解に苦しむところですが・・・。
ケニーの70年代のアルバムは、どれもいいですね。

Yesterday's Lies

をトップに挙げられているのが嬉しいですね。
私もこの曲が1番好きです。

それにしても、いつもながら「つかみ」の文章うまいですね。
参考になります。

おっ。こちらにもケニー・ランキンが。
ケニー・ランキンのビートルズカヴァーは本当に素晴らしいですよね。。聴いた事のないビートル者には是非聴いて欲しいものです。

そしてまた、ケニー・ランキンの曲のカヴァーも素晴らしくもあり。
ジョージィ・フェイムのVer.は本家より好きですね。

240さん・whiteさん・kura_moさん

皆様、こんばんわ。

▼ 240 さん
こちらこそTB有難うございました。

>Comin' Down
ほんとですよね。この曲だけを聴いて、ケニー・ランキンのイメージを作り上げられてしまったら、たいへんだと思いました。
でも、アルバムを聴いてもらえれば納得でしょうか♪

▼ white さん
TB … 相変わらず不調でしょうか?僕のところから送ったTBが反映されないブログ・サービス企業もありますので、もしかすると双方の相性の問題もあるのでしょうか?原因が掴めずご不便おかけしております。お手数をおかけいたしますが、何度かチャレンジしてみてくださいませ。
whiteさんによる『Like A Seed』記事はこちらです↓
http://home-and-human-navi.blog.ocn.ne.jp/genki100/2007/06/likeaseedkennyr_a2f1.html

>Yesterday's Lies
1曲目からこの曲への流れが良いですね♪

▼ kura_mo さん
>聴いた事のないビートル者
本当に是非ともです♪

>ジョージィ・フェイム
なるほど … "ジー" ではなく "ジィ" ですね。本文を訂正しておきました!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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