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Tower Of Power / Bump City ('72)

Bump City

タワー・オブ・パワー 『バンプ・シティ』

活動歴が長いミュージシャン・バンドほど、音楽スタイルが変わってしまったから... ヴォーカルだの誰だのが変わってしまったから... などという理由から、あの時期は大好きだけど、この時期は聴かなくなってしまった... 昔は大ファンだったけど、今は全く興味がない... といったファンの声を多く耳にします。実際、僕にもそんなアーティスト達がいることは事実。

しかし、タワー・オブ・パワーのファン達だけは別。昔からのファンは、バンド・メンバーが替わろうと何しようと新メンバーを暖かく受け入れながら、今でもずっとファンで居続け、最近ファンになった方達は、過去を遡ってさらに TOP を好きになる。さすがに、ロッコ(b)やデヴィッド・ガリバルディ(ds)が抜けた一時期は寂しい思いもしましたが、それでも声援を送り続ける。どんなときでも熱狂的に応援し続ける。それはまるで、勝とうが負けようが嬉々として甲子園球場に足を運び続ける、阪神ファンのそれと良く似ているような気さえしてします。

そうなる所以は、TOP 創始者であるエミリオ・カスティーヨの強烈なリーダー・シップと、バンドメンバーからエミリオへの厚い信頼だったり... エミリオとともに、ずっと TOP メンバーであり続けた "Funky Doctor" ことバリトン・サックス奏者のステファン"ドック"クプカとエミリオとの純粋で深い友情関係だったり。そして、ファンク・ミュージックを追求し続ける … という不変の音楽スタイル。これは決定的。
Doc & Emillio
TOP ファンは、そんな彼らの姿や音楽を見聴きしながら、バンドに対する愛情をさらに深めていくのです。(ライブを見に行けば(日本の【Official FUNKlub Web Site】でも) その様子が伝わってくるはず)

バンドも素晴らしいが、ファンも素晴らしい。TOP に出逢えたことは、僕の人生の中でもハイライトの1つ。そして、僕もファンの1人であることを誇りにさえ思っているのです。

さて、この『Bump City』は TOP にとって2作目となるアルバム。1st では 1曲だけ歌っていたリック・スティーヴンスがリード・ヴォーカルの座につき、1st ではゲスト扱いだったミック・ジレット(tp)が正式メンバーとなりホーン隊に加わるなど、多少のメンバー・チェンジが行われています。この次作あたりから TOP の快進撃が始まるわけですが、リックのどす黒い歌声は TOP サウンドに良くマッチしていたと思いますし、しかも、ここには今でもライヴで良く演奏される定番曲が収録されていることから、僕にとっては忘れがたいアルバムとなっております。


【お気に入りの3曲】
★ You Got To Funkifize
うねりまくるロッコのベース。細分化されたリズムに敏感に反応するホーン・セクション。「お前をファンク化しちゃうぜ!」というリフレインに、思わず「してして~」と答えたくなること必至。

★ Down To The Night Club
Bump City にある Night Club には、夜な夜な踊り好きの連中が集まり bumpty なリズムに合わせてダンスを楽しむ。そんな様子が目に浮かぶようだ。フォーク・ダンスと盆踊りしか経験のない僕でも、そんな連中と一緒に踊ったら多少は上手く Bump することができるかも知れない。
この曲と「You Got To Funkifize」… ライヴではエミリオがリード・ヴォーカルをとり、だみ声でシャウトしながら観客を煽りまくる。

★ You're Still A Young Man
これもライブでは定番。沸き立った観客を静めるために演奏される 3連のスローバラードだが、Down on my knees のフレーズに合わせ、ホーン隊が演奏しながら、ステージ上で片足を跪くポーズを取る。すると、ファンは大歓声。どんな曲でも盛り上がってしまうのだ。

そして、もう1曲...
☆ Of The Earth
フルートの浮遊感溢れる音色と、TOP お得意のコール&レスポンスが印象的なアルバム・ラストナンバー。演奏して良し... 歌って良し... 踊って良しっ … と3拍子揃ったバンドが TOP なのだ。

■ member
Rick Stevens (lead-vo)
Willie James Fulton (g,vo)
Francis Rocco Prestia (b)
David Garibaldi (ds)
Brent Byars (ds,per,vo)
Greg Adams (tp,flh,hr,p,vo)
Mic Gillette (tp,tb,hr,vo)
Skip Mesquite (ts,fl,vo)
Emillio Castillo (ts,vo)
Stephen Kupka (brs,vo)

■ guest
Jay Spell (p,og)

■ songs
songs written by S.Kupuka, E.Castillo, G.Adams, S.Mesquite, D.Garibaldi

■ producer
Ron Capone
Tower Of Power

■ Special thanks to...
Steve Cropper for his kind and valuable assistance

■ 過去記事
East Bay Grease ('70)

■ 過去のライヴ情報
【1994年】【1995年】【1998年】【2002年】
【2004年】【2005年】【2006年】

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

TOWER OF TOWERと言うと

私は「WHAT IS HIP?」や「OAKLAND STROKE...」
のようなスピード感あふれるファンクナンバーにイチコロでした。

2003年のアルバム「OAKLAND ZONE」もカッコ良かったです。


Purple_Hazeさん

>「OAKLAND ZONE」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1983802
これは近年の快作ですね! リード・ヴォーカルのラリーがかなりイケてます♪

出た!!

わ、いつの間にか Towerのことが書かれてるやん!
ほんまにほんまに Towerのことは 一語一句oceanさんが書かれてるとおりですね。
エミリオのリーダーシップの強力さは ライブ見にいくたびに
ひしひしと伝わってきます。
それに 彼自身の努力もすごいと思う。
あの年で あの体で(ごめん)軽やかなステップで
踊りまくるし ダイエットのために
ハンバーガーは 中身だけ食べて パンは残す。
わたしは しっかり見たのだ。今年は大阪でも懇親会があって エミリオの残した ハンバーガーのパンを(!)
だれか 食べないか~~~?って言われたけど
これは さすがにね。 マイケルジャクソンじゃあるまいし・・・。
わたしも タワーに出会えたのは ほんとに人生最高の出来事の一つだと思ってますよ。
毎年彼らや ファンの皆さんに会えることで
生きるエネルギーをもらってます。ほんま。

melonpanさん

出ましたよ♪

>軽やかなステップ
本当にもう、あのステップ見たさにライブに足を運んでいる … と言ったら言い過ぎですが、それは曲以上にライブ定番中の定番。あれが出た瞬間、にた~っと頬が緩むのが自分でわかります。

>中身だけ食べてパンは残す
その逆の方がダイエットのためには良いんじゃないかと思いますが(笑。でも、それじゃ~年の半分以上は優に超えると言われている過酷なツアー・スケジュールを乗り切ることはできませんものね。健康だけには気をつけて欲しいものです。

>生きるエネルギー
はい。大袈裟ではありませんね♪

熱いコメントを有難うございました!
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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