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Yes / Close To The Edge ('72)

Close To The Edge

イエス 『危機』

前作『こわれもの』が、イエスのメンバー紹介も含めた単曲の集まり(それがただの単曲ではなく、どれも素晴らしい出来映え)だったとすれば、この『Close To The Edge』は、メンバー全員が持てる力を十分に発揮し、それをギュッと結束させたアルバムと言うことができるでしょう。

収録されている曲は、そのどれもがドラマチックで... ファンタスティックで... そしてまた、星が煌めく夜空のような広がりを見せるスケール感に満ち溢れたものでした。

【お気に入りの3曲】… といっても、収録曲はそのまんま3曲。CD になって、全曲を一気に聴き進められるようになったのは、面倒くさがり屋の僕にとっては好都合でした。

それでは一気に...


★ 危機:Close To The Edge
何かの鳴き声のような音は、宇宙から舞い降りてきた美しい鳥たちのさえずりだろうか。スティーヴ・ハウのギター・ソロを合図に、目眩くような音世界が始まる。心地良い変拍子を取り入れた「着実な革命:The Solid Time Of Change」からシームレスに「全体保持:Total Mass Retain」へと曲は続く。「盛衰:I Get Up I Get Down」では雰囲気が一変。まさに宇宙を漂っているような浮遊感溢れるリック・ウェイクマンのキーボード・サウンドをバックに、ジョン・アンダーソンの澄み渡った歌声が宙を舞う。その様は、右に左に、上へ下へと自由自在だ。そこに壮大な響きがするのシンセが割り込んでくると、再び曲は急展開。ビル・ブラッフォードが細かく粒だったビートを刻み、クリス・スクワイアのベースがうねりを上げる「人の四季:Seasons Of Man」へと移り、鳥たちがもと居た宇宙に帰って行く。

★ 同志:And You And I
12弦のアコギが美しく豊かな調べを奏でる。広大な草原をイメージさせる牧歌的なメロディーに思わず微笑みたくなる「人生の絆:Cord Of Life」から、雄大なテーマを持つ「失墜:Eclipse」へと。そして再び12弦ギターの響きとともに「牧師と教師:The Preacher The Teacher」~「黙示:Apocalypse」と、神聖な趣を残しながらストーリーは終演する。

★ Siberian Khatru
『こわれもの』収録の「Roundabout」が持つポップ性と、エッジの効いた「燃える朝やけ:Heart Of The Sunrise」両曲の良さを持ち合わせたロック・ナンバー。スティーヴとリックのユニゾン・リフ。クリスのジャリジャリ・ベースと、一寸の隙も見せないビルのドラミング。前曲のタイトルではないが、まるで牧師様のようなジョンの歌声と、それを取り囲むハーモニー。全てが完璧。

そして、もう1曲...
☆ America (Single Version) - Bonus Track
僕が持っている『こわれもの』remastered CD には、サイモン&ガーファンクル「America」の、インスト・パートに力点が置かれたジャムっぽいカヴァーがボートラとして収録されていたが、こちらには、実際にシングル・カットされた正式ヴァージョンが収められている。さすがにきちんと整理整頓された演奏だが、聴いていて面白いのは前者。完璧主義だと思われている彼らのラフな一面が見られて興味深い。
Simon & Garfunkel / Bookends )'68)

■ member
Jon Anderson (vo)
Steve Howe (g,vo)
Rick Wakeman (key)
Chris Squire (b,vo)
Bill Bruford (ds)

■ songs
All songs written by YES

■ producer
Yes
Eddie Offord

■ 過去記事
Fragile ('71)

■ 過去のライヴ情報
【2003年】

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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Yes『Close To The Edge』

初めて買った輸入レコードはこの作品だったかも?☆Yes『Close To The Edge』♪ 発表年:1972年 ez的ジャンル:澄み切ったプログレ・ロック 気分は... :只今出張中! 今日は出張中なので、予約投稿しています。 変な箇所があってもしばらく修正できないのでゴメンナサイ

Yessongs/YES (イエス)

Yes SongsYes [ジャケットの写真をクリックするとリンク先のAmazonで試聴できます。] 名作『Close to the Edge(1972)』発表後行われた1972年のコンサート・ツアーを収録したYES(イエス)にとっての初のライヴ・アル

CLOSE TO THE EDGE(危機)/YES

○英プログレのイエスが再始動、ツアーを開始へ 名作『こわれもの』(写真・71年)などで知られる英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、イエスが再始動をアナウンス。間もなくワールド・ツアーの日程を発表するとしています。メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、...

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私にとっての

YESといえば「3rdAlbum」、「Fragile」そして
「Close To The Edge」の3枚です。

あくまで個人的な感想になりますが、YESの最も魅力的な部分が、この3枚に集約されていると思います。

実はこれ以降、YESのアルバムは買ってません。

初めて聴いたとき

あまりの凄さに衝撃を受け、B面にひっくり返す時にレコードを落としてしまいました。
その位素晴らしいアルバムです。
傷モノになってしまいましたが、これと『こわれもの』は永遠の名作です。
私もこれが最後のアルバムになっています。

コメント、TBありがとうございました。
今回はこちらのTBもうまく送信できました。

僕の持っているCDはオリジナルLPのまんまです(>0<)
ボーナス・トラック羨ましいですね。

Purple_Hazeさん・whiteさん・ezさん

▼ Purple_Haze さん
>3枚
僕はそこに、この次のライブ盤『Yes Songs』が加わります。
これ以降のアルバムは、聞かせてもらったことはありますが、購入するまでには至りませんでした。

▼ white さん
>B面にひっくり返す時に…
あわわ。盤面に傷つきませんでしたか?(笑
ですが、その気持ち十分にわかります。

>傷モノになって…
レコードを落としてしまった時に付いたものではなく、それくらい聴き込んだ … ということなんですね♪

▼ ez さん
TB … 無事に反映されてホッとしました! 有難うございます。

>ボーナス・トラック
僕が CD を買ったタイミングが良かったのですね。rough mix には、あまり興味はありませんが、S&G「America」カヴァーだけは、聴けて良かったと思っています♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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