スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Dennis Lambert / Bags & Things ('72)

Bags & Things

デニス・ランバート 『バッグス・アンド・シングス』

僕が選んだ【90年代の25枚+α】のうち、ジョネル・モッサー『So Like Joy』('98)、ヘイミッシュ・スチュワート(ex-Average White Band)の初ソロ『Sooner Or Later』('99)、再編ザ・バンドのギタリスト:ジム・ウイーダー『Big Foot』('99)と 3枚が Dreamsville Records からリリースされたものでした。

そう言えば、フル・ムーン『Full Moon』('72)を世界で初めて CD 化したのも、バジー・フェイトン&ニュー・フル・ムーン『Buzz Feiten & The New Full Moon』('02)など、その後に続く【バジー関連 CD】をリリースし続けたのも Dreamsville でしたし、ジェイムス・グリフィン(ex-Bread)『Breaki' Up Is Easy』('74)、ジェイ・P・モーガン『Jaye P.Morgan』('76)や、ネッド・ドヒニー『Life After Romance』('91)を初めとする【ネッド作品】、オーリアンズ『Live』('91)と【オーリアンズ関連 CD】、マイズナー・スワン&リッチ『Meisner, Swan & Rich』('94)などを復刻 CD 化したのも Dreamsville。

その他、[ Music Avenue ]の kaz-shin さんが【ここで】取り上げていらっしゃったジョン・ホール『Recovered』('99)、ラリー・ジョン・マクナリー『Dandelion Soul』('99)、ピーター・ゴールウェイ『Redemption』('99)、マリア・マルダー『Richland Woman Blues』('01)、デラニー・ブラムレット『Sweet Inspiration』('01)、NRBQ with ジョン・セバスチャンの1982年未発表ライブ『Live at The Wax Museum』、ロビー・デュプリー with デヴィッド・サンキシャス『Robbie Dupree with David Sancious』('03)などなど... ずらりと並べるだけ並べましたが、僕の1990年代後半から2000年代初頭にかけての音楽生活は Dreamsville Records 無しでは考えられないほどでして、それだけたくさんの good music と dream を僕に与え続けてくれました(感謝多謝)

さて。Dreamsville の紹介記事のようになってしまいましたが、今回取り上げるデニス・ランバート『Bags & Things』も Dreamsville のサイトを眺めているうちに発見したものです。

まずはジャケットに写る、椅子に深く腰を下ろした男の後ろ姿に目を惹かれた(CD サイズになっても "ジャケ買い" ってあるものですね)。その次は、デニスの曲を試聴したとき【レネー・アーマンドの記事】[ wasted times ]のフィニルさんからいただいたコメントにもあったような "歌力" とか "声力" を感じた。そして最後は、ロギンズ&メッシーナ 1st『Sittin' In』('72)のラストを飾っていた「Rock'n Roll Mood」のカヴァーが収められていたことが決め手となり、これを購入することと相成りました。

デニスの経歴については Dreamsville の【こちら】に詳しいので割愛しますが、ハミルトン・ジョー・フランク&レイノルズの「恋のかけひき:Don't Pull Your Love (Out) 」を書いたのがデニスだったことを知り吃驚。そう言えば、デニスの男っぽい歌声や歌い回しは、ダニー・ハミルトンのものと良く似ているかも...
Hamilton, Joe Frank & Reynolds - Greatest Hits


【お気に入りの3曲】
★ Bags And Things
落ち着いた音色がするピアノのイントロで始まるアルバム・トップナンバーでありタイトルソング。こうしたスロー・バラードで、しゃかりきになって歌い上げ過ぎないところに好感を持つ。そうしなくても、伝えたいことは伝わってくるものだ。「Of All The Tings」も同系統の曲。

★ Ashes To Ashes
ジャジーで洗練されたタッチが洒脱な1曲。デニスの甘過ぎないテナー・ヴォイスが耳に心地良い。この曲は、フィフス・ディメンションが 1973年にリリースした『Living Together, Growing Together』の中で取り上げているようだ。それをお聴きになった方がいらっしゃったら、デニスのセルフ・ヴァージョンが Dreamsville の【こちら】で試聴できるので、ぜひ聞き比べて感想などフォローされたし。
The 5th Dimension / Individually & Collectively - Living Together, Growing Together

★ I Didn't Sing
デニスの "歌力" が十二分に発揮されている、ビートの利いたジャンプ・ナンバー。ハミルトン・ジョー・フランク&レイノルズが演ったら、ピッタリはまりそうな曲だ。

そして、もう1曲...
☆ Rock And Roll Mood
オリジナルでは、ケニー・ロギンズがコクのある歌声でしっとりと歌い上げていたこの曲を、デニスは R&B テイストも取り入れたリズミカルなポップ・ナンバーに仕上げている。両者共に、弱ソウルフルなフィーリングを感じるのが興味深い。
Kenny Loggins with Jim Messina / Sittin' In ('72)

その他... カレン・カーペンターに歌って欲しいような、ふんわりとしたソフトな手触りがする「So Little Time」や、1974年にライチャス・ブラザーズが取り上げたというソウルフルな「Dream On」など。佳作多し。

■ member
Dennis Lambert (vo,p,key)

Jim Gordon (ds)
Hal Blaine (ds)
Brian Porter (per)

■ songs
All songs written by Denneis Lambert / Brian Porter, except...
・ Rock And Roll Mood (Kenny Loggins / Michael Omartian)

■ produce
Steve Barri

■ assistant engineer
Roger Nichols

1972年代は、ひとまずこれにて終了。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

DENNIS LAMBERT 『BAGS & THINGS』

「One Tin Soildier」「Mr. Monday」のヒットで知られるカナダのポップ・グループ、ORIGINAL CASTEをブライアン・ポッターとのコンビで手掛け、同コンビでその他多くのアーチストに曲を提供したデニス・ランバート。70年代になると、ソングライターやプロデューサーといった

[Songs To Remember Again]cross#3

■Cross My Mind / Dennis Lambertデニス・ランバートといえば相方のブライアン・ポッターと組んで、オリジナル・キャスト、ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ、グラス・ルーツなどにヒット曲を書いたソングライター。72年の唯一のソロはスティーヴ・バリのprodで

コメントの投稿

非公開コメント

Dennis Lambertと言えば

Four Topsを思い浮かべました。Soul系のファンならきっとそう連想するはずです。

MotownからABCに移籍直後はDennisとBrian Porterがプロデュースしていたと思いました。

『Ain't No Woman』はとってもいいミディアム曲です、大好き!

hidekichiさん

>Four Tops
流石っ 出ましたね?!

デニス・ランバートは、Motown から Dunhill(ABC配給レーベル)に移籍したフォー・トップスに「想い出の館:Keeper Of The Castle」「Ain't No Woman」(両曲ともに未聴)を提供し、それが大ヒット。R&B 界の大物を見事に再生させた … とライナーに記載されていました♪

僕もドリームズヴィルと長門さんには相当お世話になった気もします。確かデニス・ランバートのこれは、バリー・マンの「Lay It All Out」と同じ頃にCD化されたんですよね。僕としては、あの頃マンばかり聞いてた記憶。5Dのやった"Ashes To Ashes"もいいですが、ベン・アトキンスという南部のssw(トイレで大をしてるジャケットで有名な)もカヴァーした"Cross My Mind"がもう大好きです。

フィニルさん

こんばんは。

>長門さん
僕が信頼する評論家の一人が長門さんです。
一度だけ、遠くでお見かけしたことがあります。普段、拝読していた文章から、僕が勝手に想像していたイメージとはかけ離れた、ちょい悪風(失礼)イケメンの方だったのを覚えています。

長門さんは Blog もやっていらっしゃいますね♪
http://popsicledaze.blog60.fc2.com/

>ベン・アトキンス
またまた、耳慣れないアーティスト名が...
ちょっと調べてみましたが、この方でしょうか?
http://tinyurl.com/2ux8g2

残念ながら、大ジャケは見あたりませんでした(笑

パチョリ

>ベン・アトキンス
「Patchouli」(パチョリ)というやつ。元々インナーにそのショットがあったようですが、CD化の際には、スリーヴにその写真がありました。LPは「匂い」付きだったとか噂がありましたが、もちろん嘘でしょうね(^^)

フィニルさん

ありました「Patchouli」
http://tinyurl.com/2mz583

2002年リリースということは、わりと最近のバンドなんですね。そういった若いバンドからも、ランバード=ポーターの作品は支持されているとは思いもしませんでした!

はじめまして!

当方のブログへのコメント&TBどうもありがとうございました。
遅ればせながら、こちらからもTBさせていただきました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします!

FURUさん

TB返しを有難うございました!

FURU さんのところには、まだまだコメント・TBしたいレコが紹介されているので、ぼちぼちとやって参りたいと思っています♪

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

カウンター
Calendar
09≪│2017/10│≫11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Tag Cloud
Categories

openclose

Recent Comments
Last.fm
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。