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Doris Troy / Doris Troy ('70)

Doris Troy

1970年のエリック・クラプトン参加アルバムで、コレを忘れちゃいけませんでした。

ドリス・トロイ 『ドリス・トロイ』

クラプトンの他、参加ミュージシャンは、ジョージ・ハリスン、ビリー・プレストン、クラウス・ヴォアマン、リンゴ・スターと、この前見たバングラデッシュのコンサートそのまま。そこにスティーヴン・スティルスも加わっています。

こうなった経緯をライナーから要約すると...


1937年 ニューヨークに生まれる
1963年 ジェイムス・ブラウンから
      ツアー・メンバーとしてスカウトされる
1963年 自作のデビュー曲「Just One Look」が
      ビルボード10位にランク・イン
1964年 同曲がホリーズにカヴァーされ
      全英チャート2位を記録
1969年 ロンドンに滞在していた友人から連絡を受け
      ジョージ・ハリスンのセッションに招かれる

そうこうしているうちに、ジョージがバックアップしていたビリー・プレストンのセッションに参加することになり、ビリーと曲を共作し始めるほど力量を発揮。そんなドリスを見たジョージがアップルと契約しないかと申し出たそうです。

ちょうどこのアルバムと同時進行していたのが『All Things Must Pass』で、その関係から当時のジョージ関連ミュージシャンが総動員でドリスのアルバムをサポートするようになったようです。

クラプトンは9曲に参加。特に「Give Me Back My Dynamite」「I've Got To Be Strong」などで、ソロアルバムからお馴染みのストラト・ハーフ・トーンで手抜きなしのソロを弾いていますし、他の曲でもセンスの良いオブリガードをきめています。

ゴスペル・タッチの曲が多い中、クラウスとドリス共作の「So Far」は Beatly な異色曲。ここではジョージとクラプトンのソロが。「You Give Me Joy Joy」ではスティルスとクラプトンのソロがと、豪華な組合せが実現(スティルスがコーラス参加した「Special Care」はバッファロー・スプリングフィールド『Last Time Around』('68)収録曲のカヴァー)

リンゴは「明日への願い」のようなフィル・インを連発しているし、クラウスは例のぶっとい音でぶいぶい言わせてる。

ビリーは、このレコーディング中に母親を亡くしたジョージの代わりに残りを仕上げ、ドリスから「このアルバムが完成したのはビリーのおかげ」と感謝されているほどの全面バックアップ。

と... ドリス本人には申し訳ないけれど、いやが上にもバックの演奏に耳が向いてしまいます。

時代が生んだ名演です。

■ member
George Harrison (g,vo)
Stephen Stills (g,vo)
Eric Clapton (g)
Billy Preston (key,vo)
Klaus Voorman (b)
Ringo Starr (ds)

■ songs
・ Ain't That Cute (George Harrison / D.Troy)
・ Give Me Back My Dynamite (George Harrison / D.Troy)
・ Gonna Get My Baby Back (George Harrison / Richard Starkey / D.Troy / Steve Stills)
・ You Give Me Joy Joy (George Harrison / Richard Starkey / D.Troy / Steve Stills)
・ I've Got To Be Strong (Jackie Lomax / D.Troy)
・ So Far (Klaus Voorman / D.Troy)
・ Special Care (Steve Stills)
・ Games People Play (Joe South)

■ produce
Doris Troy
George Harrison

ドリスは、昨年の2月16日に亡くなっていたそうです(参考Blog) Rest In Peace

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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So Far ( ソー・ファー ) / Doris Troy

ぼくが中学生だった70年代後半というのは、才能もルックスもオーケー、という女性ミュージシャンはまだまだ少なくて、友達がオリビア・ニュートンジョンが好きというなら、こっちはリンダ・ロンシュタットでいくぞ、みたいな選択肢だったわけだ。そういうわけで<ミス・..

DORIS TROY / DORIS TROY (紙ジャケ)

リンダ・ロンシュタットやホリーズがカバーした63年のヒットシングル「Just OneLook」でのキュートかつ張りのある歌声や、ピンク・フロイド「狂気」で、存在感ある歌声を聴かせてくれたドリス・トロイ。ジョージ・ハリスンの協力を得てアップルより70年にリリースされたこの

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なんと!

お亡くなりになってましたか。ぜんぜん知りませんでした。ソウル的観点から見るとまあそんなでもない作品なのかもしれませんが、スワンプロック地方から見ると素晴らしいアルバムですね。

yu-shio さん♪

僕は「Mama,I Want To sing」(見ませんでしたが…)のモデルがドリスだったということも知りませんでした。吃驚の連続です。
ソウルのバックでイギリス人達が泥臭い音を聴かせるってのも、摩訶不思議な感覚です。

これは好きな作品です。ビリー・プレストンのアップル作品もそうですが、白人ロック・ミュージシャンが黒人のバックを務めるという微妙なバランスがいい味出している作品だと思います。

Cottonwoodhill さん♪

忘れたましたっ。『神の掟』を買おうと思っていたのです。

思い出させていただきありがとうございました♪

クラプトンがらみ

うふふ、クラプトンがらみで CD買っちゃうの わたしとおんなじだから
いつも笑っちゃいますわ。
神の掟も 忘れたら あかんよ。

イギリス人が この時代に一斉にこっちむいたの ジョージの影響が絶大ですよね。

melonpanさん♪

>神の掟
ぁぃ。最近新品は控えてるので中古見つけたら速攻getします♪

>クラプトンがらみ
で気になっているのが、ボブ・マーリィの最新ベスト。どんな感じでしょ?

お世話様です。
このあたりあんまり詳しくないのですが、せっかくですのでTBさせていただきました。pingが飛ばないようで2回送ってしまったので、ダブったときは大変お手数ですがひとつ削除お願いできますか?

ジェイ加藤さん♪

TB ありがとうございました(ダブリは大丈夫でしたよっ)。後ほど、ジェイ加藤さんのほうにもお伺いいたします♪

こんばんは! こちらからもTBさせていただきました。
OCEANさんの記事、詳しいですね。細かいクレジットが書いてないんで、誰がどの曲で参加してるのかが気になってたんですよね(あきらかに誰がプレイしてるのかわかる曲もありますが・・・)
参考になりました。

shintanさん

コメント&TB ありがとうございます。
この音は誰だろう?なんて探し当てるのも楽しみの一つですね♪
Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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