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The Doobie Brothers 【DVD】 Live In Concert From Hawaii

ドゥービー・ブラザーズ 【DVD】 ライヴ・イン・コンサート・フロム・ハワイ
この DVD は、下記の通り 3部構成になっています。
(1) Documentary
(2) Doobie Brothers Live In Hawaii
(3) Southern Pacific Live
(1) は、ドゥービー全盛期のライヴ映像や PV に、メンバーがバンド・デビューから解散、そして1989年再結成までの逸話を語るシーンを挿入したものです。画質は悪く小さいものですが、躍動感溢れるステージの雰囲気や観客の熱狂ぶりは充分伝わってきます。
「Listen To The Music」のコーラスにヒューイ・ルイスが加わっていたり、「Rockin' Down The Highway」でタイラン・ポーターのベースがスタジオ盤以上にホッピングしていたり。なかなか興味深く見ることができました。
だけど 1990年1月にハワイのホノルルで行われたコンサートの模様を収めた (2) が今ひとつ... 1989年リリースの『Cycles』、そして同年に行われた来日コンサートが、全盛期のドゥービーをほうふつとさせる素晴らしい内容だっただけに、この DVD でも期待していたのですが、トム・ジョンストンが調子悪そうで声が出ていなかったり(「Road Angel」もゲストにヴォーカルを任せてしまっているし)、『Cycles』収録曲が少なかったりと、想像していたものとは大きくかけ離れていました。残念っ。

■ songs
1. Rockin' Down The Highway
2. Jesus Is Just Alright
3. Road Angel
4. Dark Eyed Cajun Woman
5. One Chain
6. Little Darlin'
7. Time Is Here And Gone
8. Echoes Of Love
■ member
Tom Johnston (g,vo)
Pat Simmons (g,vo)
Cornelius Bumpus (key)
Tiran Porter (b)
John Hartman (ds)
Michael Hossack (ds)
逆に、思いもよらず収穫だったのが (3) サザン・パシフィックのステージを見ることができたことです(ドゥービーの前座として出演)

参考までにメンバー紹介をしておくと、『One Step Closer』('80)からドゥービーに参加したジョン・マクフィー(g:ヴァン・モリソンのバックでもお馴染み)、同じく元ドゥービーのキース・ヌードセン(ds:今年2月に肺炎のため亡くなりました...R.I.P.)、元クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイバルのステュ・クック(b)、そしてキーボードのカート・ハウェル。
ハワイの空には彼らの方がフィットしていたかな。息のあったコーラスと、弦楽器のマルチ・プレイヤー:ジョン・マクフィーの妙技を楽しむことができます。
■ songs
1. Midnight Highway
2. One That Got Away
3. Memphis Queen
4. Side Saddle
5. I Go To Pleces
6. I Can't Complain
7. Time's Up
8. Any Way The Wind Blows
9. G.T.O.
■ member
John McFee (g,vo)
Kurt Howell (key,vo)
Stu Cook (b,vo)
Keith Knudsen (ds,vo)
このコンサートはベトナム帰還兵の精神的回復を援助するためのチャリティー・コンサートで収益金の一部は団体に寄付されています(イルカの絵でお馴染みのハワイ在住の画家:クリスチャン・ラッセンも今回ために絵を書き下ろし、その売上代金も同様に寄付)
またこの他、ドゥービーは毎年クリスマス・シーズンになると体の不自由な子供達がいる施設を訪ねて、子供達を励まし楽しませたり((1)では施設で「Black Water」を演奏するシーンも有り) 現在は、記憶に新しいハリケーン:カトリーナによる被害者救済へのチャリティ活動を行っているようです(天辰保文さんの解説から抜粋)
サザン・パシフィックのメンバーは「大事なことを話しておきたい」と観客に呼びかけます。
「明日の世界の状態は個人の行動にかかっている。缶のリサイクルや省エネ、植樹。なんでも良いから、役に立つことなら行っていこう。地球の安全を守っていこう」
それが全く押しつけがましくなく「それが言いたかっただけさっ。さぁ 飛ばしていこう!」と、さっさと演奏を始めるところがスマートだな … と感心しました。海外ではこうしたことが日常茶飯事に行われていて、ごく当たり前の感覚なんですね。
ミュージシャンとして一流であるだけではなく、まずは人として、自ら進んで社会の問題と向き合っていこうとする彼らの姿に感銘しました。
僕には何ができるか? … ではなく、何をしようか? なのですね。きっと。
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