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The Allman Brothers Band / The Fillmore Concerts ('92)

さて。CD レビューに戻りましょう。
オールマン・ブラザース・バンド 『ザ・フィルモア・コンサート』
1971年 … 1960年代後半にデビューしたミュージシャン達が曲のストックがたまり、そろそろベスト盤の意味合いも兼ねて、ステージ上での生の自分たちの姿を披露しようと思った時期だったのでしょうか。『フリー・ライヴ!』以外にも名作ライヴが数多くのリリースされています。
これもまたその内の一つ。言わずもがなの『The Allman Brothers Band At Fillmore East』('71)に『Eat A Peach』('72)収録のライヴ・テイク「Mountain Jam」「One Way Out」「Trouble No More」を加え、さらに「Don't Keep Me Wonderin'」「Drunken Hearted Boy」を追加。フィルモアでのショーの様子をパッケージ化し、それにリマスターを施したという 1992年発売の2枚組 CD です。

この録音日には、曲が終わるたび「もっと演奏してくれ」と観客から催促され、それに応えたバンドの演奏は延々と朝方まで続いたという話です(CD からも「One more! One more!」という歓声が聞こえてきます)レコード時代では収録時間に制限があり、こうしたライヴ盤を作成するときにはさぞかし苦労したことでしょう。
それにしても、時間を制約することなく演奏し続けることを許可したフィルモアという会場も凄い。言われているように、フィルモアの果たした役割はかなり大きいものだったのでしょう。そして、ミュージシャン達や音楽を愛するファン達にとって、自由を謳歌できる素晴らしい時代だったことが想像されます。
さて。暇人の僕は、片方を PC の CD トレイに入れ、もう片方をステレオに … という具合で同時再生しながら聞き比べるという荒技に出たところ 「Hot 'Lanta」「Trouble No More」「Mountain Jam」など、曲ごとのギター・ソロに違いがあることがわかりました(「Stormy Monday」には Thom Doucette の吹くハーモニカのソロが入っていたり)
どちらが良いかと問われると、聴き慣れたせいか既存の音源の方がエキサイティングに思われるのですが、そこはデュアンのこと。どちらも安定感抜群であることに変わりはありません。
話しによると、プロデューサーのトム・ダウドが自分の好きなテイク・好きなソロを切り貼りして1つの曲に仕上げたとか?本当かな?
いずれにしても、何度聴いても飽きることのないソロはイマジネーション豊かで枯れることを知らない泉のよう。もちろんディッキー・ベッツとのコンビネーション。メンバーの演奏も一体となってスリリングそのもの。
リマスターの仕上がりも上々で、ギターの音色はさらに艶っぽくなり空気を切り裂く。こういう盤はありがたいな … なんて思っていたら、さらに「Midnight Rider」が追加された『Deluxe Edition』が出ていたのですね。いったい何枚買わせたら気が済むんだいっ。

ところで... スライドに話題が行きがちですが、指弾きも素晴らしいデュアン。昔も友人達と話題になったのですが『レイラ』収録「恋は悲しきもの」「Little Wing」のソロはデュアンのもの … ということで間違いありませんよね?
■ member
Duane Allman (g)
Gregg Allman (vo,key)
Dickey Betts (g)
Berry Oakley (b)
Jaimoe (ds)
Butch Trucks (ds)
■ guest
Bobby Caldwell (per)
Elvin Bishop (vo,g)
Steve Miller (p)
上の3人が「Drunken Hearted Boy」(Elvin 作)にゲスト参加しています。エルヴィン・ビショップとスティーヴ・ミラーはわかりますが、ボビー・コールドウェルって「Special To Me」の? 彼のことは詳しくないのですが、お友達だったのですか?
と … わかってくるほど?が多くなるアルバムです。
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エヴァ・キャシディの「Stormy Monday」も凄いぞっ

■ 過去記事
・ Idlewild South ('70)
コメント
こんにちは。
Bobby Caldwellは、後にジョニー・ウィンターとかリック・デリンジャーと一緒にやる人だと思いますよ
。ジョニー・ウィンター・アンドのライヴにも参加していましたよ。
今年はありがとうございました。
お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
sken さん♪
>Bobby Caldwell
情報ありがとうございます。「え〜?」とリック・デリンジャーの『All American Boy』のクレジットを見てみると…いましたっ いましたっ
「Special To Me」の Bobby はオフィシャル…ページを見ていたら 1965 年頃 リトル・リチャードのバンドでギターを弾いていたようですが、オールマンやエルヴィン・ビショップ、スティーヴ・ミラーとの関係は記述無し。
同一人物なのでしょうか…?
1965
「恋とは悲しきもの」のソロ、最初の何年かは「さすがクラプトン!」と思って聴いてましたが、オールマンを聴きだしてから、デュアンだと確信しました。クラプトンも間奏ソロの最後、一瞬だけ入ってきますよね。
リトルウイングは気がつきませんでした。聴きなおしてみます!
michan さん♪
本年もどうぞよろしくお願いいたします♪
恋は悲しきもの … やはり?そう言われて少しホッとしました。最後に入って来る方は、僕もクラプトンだと思います。
Little Wing … バッキングを取っているのはクラプトンだと思います。一方ソロは、音色もそうですが 2回目のソロがいかにもデュアンらしいな〜と、学生時代の友だちと話していたのですが...
2つとも大好きな曲だけに、デュアンなのか?と思った瞬間、複雑な心境でした。
TBさせて頂きました♪
今日は何故か頭の中でデュアンのスライドが鳴りっ放しでした(^^;
で家に帰って久々に『フィルモア〜』を聴いたのですが、気持ち良いくらい気持ち良い音です(←何か意味不明な表現ですが……)
それではまた遊びに来ます♪
kita さん♪
何故か急に誰かの曲が頭の中で鳴る時ってありますよね〜
>気持ち良いくらい気持ち良い音
最上級の褒め言葉ではありませんか♪
またどうぞお越しください!
Bobby Caldwell
確かCaptain BeyondのDrummerですね、DerringerではRock And Roll Hoochie Cooでの切れのいいDrum が印象に残ってますね。
Derringer が70's後半にLIVEアルバムを出してるんだけど、残念ながら未だCD化されていない。
Allman Bros.はDuane健在時はFunkyで大好きです。そう言えば最近Butch Trucksの息子(Guitar)がバンドやってんの知ってます?スカパーで見ました。
余談になりますがDuaneはFame Studio時代Wilson Pickettのレコーディングに参加していましたが、そのWilsonが先日亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
Hidekichi さん♪
>Captain Beyond
ディープ・パープルの初代ヴォーカリスト:ロッド・エヴァンスがいたんですか?調べてみたら知らないことばかり。
いつものように All Music を見たのですが、メンバーの Bobby Coldwell にあるリンクを辿ってみたら Mellow な方の Bobby に飛びました。これは明らかに間違いですよね?
>Butch Trucksの息子
デレク・トラックスですよね?オールマンズのドラマーの息子の名前が「デレク」というのも何やら縁なのでしょうか♪
そう、Derek Trucksだね!
めちゃテクなんですよね、平然とした顔してSlideとかすげえ事やっちゃってる!私は黒人系専門ですが、GuitarはCountryをやってる人にはかないませんね。
んで、あのBobbyは大好きですが同名異人ですな。20年以上前に一緒にやってたドラムがBobbyのドラムが大好きだったんですよ。Soul/Funkバンドだったんだけどね。Donnyとかやってましたよ。
Hidekichi さん♪
確かに(フィーリングが合うかどうかは別として) Country 畑の人の中にはアルバート・リーみたいな超絶テクのギタリストがいますよね。
Hidekichi さんはバンドをやってらっしゃったんですか!?
Oceanさん
BANDは今でもやってますよ。今日もLIVEでした。いくつかのBANDに参加してるので月に2〜3回はLIVEをしています。最近はVoice Trainer/Gospel講師と教える仕事がメインですが、一応歌で生計を立てています。
Rock系にも強いのはRock世代(周りがRockばっか)だったのと同時に80年代に中古レコード屋で3年程バイトしてたのが大きいですね。
Hidekichi さん♪
>Gospel講師
先日 TV で放映された S&G 「明日に架ける橋」のドキュメンタリーを見ていたら、ゴスペルとの関連性が浮き彫りにされていて興味深く思っていたところ、近所の市民センターで来月、ゴスペル・コンサートが行われるという話がグッド・タイミングで飛び込んできたので、勉強がてら見に行ってみようと思ってた所なのです♪
>中古レコード屋でバイト
僕も一時期 音楽の業界で働くことに本気で憧れていましたが、趣味は趣味でとっておくことにしました。
お世話になってます。
「恋は悲しきもの」のソロについて、私もデュアンだと思っていたのですが、気になる記事を教えていただいたので、TBさせていただきました。
ジェイ加藤さん♪
いや〜そうだったのですね。あわててレココレを読み直しました。しかし、未だ複雑な思いが...
「恋は悲しきもの」
レコード・コレクター誌によると、クラプトンのソロとありデュアンは参加していないようです。
コリンズさん♪
コメントいただきありがとうございます。
あらためて考えてみると、『レイラ』がレコーディングされてから、もう39年も経つのですね。
1970年には、時代の移り変わりを示す素晴らしいアルバムが多く発表されていますから、たくさんの40周年記念イベントが組まれ、興味深い真実が次々と明らかにるかも知れませんね。楽しみです。
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