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J.J.Cale / Naturally ('71)

Naturally

エリック・クラプトン「After Midnight」経由で知ったJ.J.ケイルの1stアルバム 『ナチュラリー』

マーク・ベノと同様、初めの印象は良くありませんでした。なよなよしたベノ... もそもそしたケイル... しゃきっとせいっ … と気合いを入れたくなる歌声がどうも...

boogie 調の「Call Me The Breeze」はまだしも、誰か医者を呼んでくれないか。俺は病気なんだ... と歌われる「Call The Doctor」を聞いていると、こっちの方が具合悪くなりそうで...

しかし、クラプトンが敬愛する人のレコードをそう簡単に手放すこともできず、ちょっと聞いた後、ラックで温めていました。トニー・ジョー・ホワイトを知った頃、ほんとうに久しぶりで聴いたら不思議と体が反応したのです。

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テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

Tony Joe White / The Train I'm On ('72)

The Train I'm On

トニー・ジョー・ホワイト 『ザ・トレイン・アイム・オン』

前回、トニー・ジョー・ホワイト云々と偉そうなことを書きましたが、トニー・ジョーを初めて聴いたのは「名盤探検隊」シリーズで CD 化された1998年のこと。

このアルバムの「Take Time To Love」をトニー・ジョーと共作しているドニー・フリッツ『Prone To Lean』('74)も含めて、素晴らしいアルバムと出会うことができました。

トニー・ジョーの名前を耳にしたのは、ロリー・ギャラガーが『Irish Tour '74』で「トニー・ジョー・ホワイトの曲だ」と紹介しいた「As The Crow Flies」が初めてだったと記憶しています。ロリーお得意のドブロを使ったスライド・プレイが魅力のナンバーでした (オリジナルはこのアルバムに収録)

その次がエリック・クラプトン。確か『From The Cradle』('94)リリース後でしたか... その頃のインタビューで「次はどんなアルバムを作りたい?」という質問にクラプトンは「トニー・ジョー・ホワイトのようなサウンドを目指したい」と答えていました。

そんなことを思い出しながら、トニー・ジョーのこのアルバムと、近年のクラプトン・アルバムを聴き比べていたら... 何となくこれかな?と思ったのが『Reptile』('01)の「Broken Down」「Second Nature」。アコースティックなサウンドを基調とした soulful なナンバーには良く似た感触があります。

クラプトンが 1999年に Pilgrim Tour で来日した時のインタビューでは「Primitive Neo Soul Singer with Guitar Accompaniment … ギター伴奏付き原始的ネオソウル・シンガー」と自分を表現していたのも、もしかするとトニー・ジョーのようなタイプのミュージシャンをイメージしていたのかもしれません。

海の向こうでトニー・ジョーの知名度がどの程度なのかは知りませんが、最近聴いた クリスティン・パーフェクトの1stソロ でも トニー・ジョー作品を見かけたり... ロリーにしろ、クラプトンにしろ、イギリス人である彼らが日本ではあまり一般的ではないトニー・ジョーの曲を取り上げたり名前を口に出すとは... その感度の高さに感心します。

もっとも、J.J.ケイルの曲をカバーしたり、マーク・ベノと共演したこともあるクラプトンにとって、トニー・ジョーは知るべくして知った存在だったのかもしれませんね。

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Delaney & Bonnie & Friends / Motel Shot ('71)

Motel Shot

デラニー&ボニー&フレンズ 『モーテル・ショット』

ライナーノーツによると、ミュージシャン達がツアーの途中で寝泊まりするモーテルで演奏をするとき、移動中の車からアンプを降ろすのは手間がかかるし、他の宿泊客達に迷惑かけるような大きな音は出せない。だから "モーテル・ショット" で使う楽器は、アコースティック・ギターやタンバリン(時にはスーツケースや段ボール箱を叩いたりすることも) 良くてモーテルのラウンジに置いてあるピアノ程度。

場所が何処であろうと、エレクトリックではない... 無理をせず骨を折らない... ソフトで気楽なサウンド... という特徴を備えていれば、それが "モーテル・ショット" なのさ … ということのようです。

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The Allman Brothers Band / The Fillmore Concerts ('92)

The Fillmore Concerts

さて。CD レビューに戻りましょう。

オールマン・ブラザース・バンド 『ザ・フィルモア・コンサート』

1971年 … 1960年代後半にデビューしたミュージシャン達が曲のストックがたまり、そろそろベスト盤の意味合いも兼ねて、ステージ上での生の自分たちの姿を披露しようと思った時期だったのでしょうか。『フリー・ライヴ!』以外にも名作ライヴが数多くのリリースされています。

これもまたその内の一つ。言わずもがなの『The Allman Brothers Band At Fillmore East』('71)に『Eat A Peach』('72)収録のライヴ・テイク「Mountain Jam」「One Way Out」「Trouble No More」を加え、さらに「Don't Keep Me Wonderin'」「Drunken Hearted Boy」を追加。フィルモアでのショーの様子をパッケージ化し、それにリマスターを施したという 1992年発売の2枚組 CD です。
The Allman Brothers at Fillmore East Eat A Peach

この録音日には、曲が終わるたび「もっと演奏してくれ」と観客から催促され、それに応えたバンドの演奏は延々と朝方まで続いたという話です(CD からも「One more! One more!」という歓声が聞こえてきます)レコード時代では収録時間に制限があり、こうしたライヴ盤を作成するときにはさぞかし苦労したことでしょう。

それにしても、時間を制約することなく演奏し続けることを許可したフィルモアという会場も凄い。言われているように、フィルモアの果たした役割はかなり大きいものだったのでしょう。そして、ミュージシャン達や音楽を愛するファン達にとって、自由を謳歌できる素晴らしい時代だったことが想像されます。

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Don Nix / Living By The Days ('71)

Living By The Days

バングラデッシュのコンサートにも登場したドン・ニックスの 『リヴィング・バイ・ザ・デイズ』

ドンの存在を知ったのはベック・ボガード&アピスの『Live In Japan』('73)から。「黒猫の叫び」「Sweet Sweet Surrender」が収録された『Hobos, Heroes And Street Corner Clowns』('73)の BBA とは違った甘い薫りのする雰囲気に音楽の深みを知ったのでありました。
Beck, Bogert & Appice Live

当時はようやくビートルズからエリック・クラプトン。ジェフやツェッペリンを通過していた頃。スワンプとはなんぞや?みたいな時期でしたから、知れば知るほどスワンパー達が多くのミュージシャン達に与えた影響に驚くばかりでした。

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Marc Benno / Minnows ('71)

Minnows

マーク・ベノ 『雑魚』

実はこのアルバム。初めて聴いたときはピンと来ず、すぐ処分。その後、エリック・クラプトンが『Lost In Austin』('79)に参加していることを知ったり、リタ・クーリッジの初期作品を聴き直したりしているうち、その存在が急に気になり始めて、再び購入したという経緯がありました。
ロスト・イン・オースティン(紙ジャケット仕様)

2回目のチャレンジはどうだったでしょう。木々の間から漏れてくる優しい日射しのような1曲目「Franny」のイントロを聴いた途端、すっかり引き込まれてしまったのです。

学生時代にはまだこのアルバムを受け入れる体勢が僕に整っていなかったのでしょう。はじめの印象とは全く別物に感じました。知り合うタイミングが悪かったため、その良さがわからず棚からはずれていったレコード・CD達…けっこうあると思います。今 出会ったら違った印象のものもあるんだろうな。

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Rita Coolidge / Nice Feelin' ('71)

Nice Feelin'

リタ・クーリッジ … 1970年代初頭スワンプ・ブームの陰の立て役者です。

デラニー&ボギーデイヴ・メイスンエリック・クラプトンスティヴン・スティルス、ジョー・コッカーの Mad Dogs & Englishmen(これは未聴。やはり聴いておくべきか...)など、錚々たる顔ぶれのアルバムに参加し評価を高めた後、1971年に満を持してソロ・デビューを果たしました。

創作意欲に満ち溢れていたのでしょう。この年『Rita Coolidge』、『Nice Feelin'』と、いきなり2枚のアルバムをリリース。

名だたるプレイヤー達をゲストに迎え、弾力のあるサウンドの中、幾分ドスを利かせた歌声が印象的だった『Rita Coolidge』にしようか。メンバーを固定し安定感のある演奏をバックに、しなやかにしっとりと歌い上げた『Nice Feelin'』にするか散々迷ったあげく、今の気分で2枚目の『ナイス・フィーリン』を取り上げることにしました。

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Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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