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Free / Free At Last ('72)

Free At Last

前作『Highway』('70)リリース後の1971年。ツアー中に解散を決めたフリーのメンバー達は、それぞれのバンド活動をスタートさせるものの、どれも大きな成果を上げることができず失意の中にいました。唯一、商業ベースに乗せることができたのは『Kossoff Kirke Tetsu Rabbit』('72)のみで、そのポール・コソフでさえフリーをやめた後の孤独感から、ドラッグを多用するようになってしまうという状態だったようです。

再集結の気運が高まったのは必然の結果だったのかもしれませんが、『The Free Story』('73)のライナーには その理由の1つとして、アンディ・フレイザーのこんな言葉が記されています。

コソフの笑顔を見るために、もう一度集まるべきだ。フリーこそがコソフの居場所だし、彼が抱えている問題を全て解決できるのがフリーなんだ。

Free / Highway Kossoff Kirke Tetsu Rabbit The Free Story

そしてリリースされたのが、この 『フリー・アット・ラスト』

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Chicken Shack / Imagination Lady ('72)

Imagination Lady

チキン・シャック 『イマジネイション・レイディ』

コージー・パウエル、カーマイン・アピスとツー・バスの使い手が続きましたが、チキン・シャックのドラマー:ポール・ハンコックスも、なかなか気持ち良くパタパタとキックしています (「Telling Your Fortune」ではドラム・ソロも披露)

1960年代後半にイギリスで巻き起こったというブルース・ロック・ムーヴメントについては全く疎く、クリスティン・パーフェクトがいた これ以前のチキン・シャックはもとより、ピーター・グリーン在籍時のフリートウッド・マックまでも、ほとんど聞いたことのない僕ですが、ジャケットの美しさと、ティム・ハーディン「If I Were A Carpenter」、ドン・ニックス「Going Down」と 2曲のカバーに惹かれ、このアルバムを手にしました。

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Jeff Beck Group / same ('72)

Jeff Beck Group

第2期ジェフ・ベック・グループ(JBG)の2枚目 『ジェフ・ベック・グループ』 通称『オレンジ』。第1期JBGの2枚目『Beck-Ola』('69)はリンゴでしたから、ジェフはフルーツがお好き?
Beck-Ola

イントロの、どこどっ てっ ちぃ~ というコージー・パウエルのドラム・パターンを耳にしただけで血が騒いでくる「Ice Cream Cakes」… だなんて気分良く書いてますが、BBA のライブ盤が初ジェフだった僕は、そこから遡ってこのアルバムを初めて聞いたとき、BBAを含む他のハード・ロック・アルバムには見あたらない ちょっとした異物感を覚えました。

それは「Glad All Over」あたりにみられる、おおよそロックらしからぬ細分化されたリズム感覚だったり... 「Highways」のエンディングに顕著な、マックス・ミドルトンのキーボード・ソロが始まった途端に曲の雰囲気が一変する様子だったり... ボブ・ディランが綺麗な声で歌ったことで有名な『Nashville Skyline』('69)収録「今宵はきみと」のカバーにおけるアレンジぶりだったり...

今でこそ funky だとか jazzy だとか soulful だなんて言ってますが、当時はまだロック以外の音楽はまともに聞いていませんでしたから、その感覚は何と表現したら良いか戸惑うほどのものでした。

また、「帰らぬ愛」「Definitely Maybe」といったギター・インストは、『Blow By Blow』を聴いて初めてなるほどと思いましたが、当時 ロックの分野でインストを演るギタリストといったらサンタナやロイ・ブキャナンくらいしか知りませんでしたから物珍しく感じたものです。

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The Rolling Stones / Hot Rocks 1 ('86)

Hot Rocks

おとといの土曜日。映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」を見てきました。

僕はストーンズの熱心なリスナーではありませんし、ブライアンのことについてもほとんど知らず。映画のストーリーが事実に近いのかそうでないのかもわからない状態でしたから、ロックスターの生き様と1960年代の様相を描いた映画として単純に楽しんできました。

最も印象に残ったのは、ミック、キース、チャーリーの3人がブライアンの家を訪ね、ブライアンにクビを宣告するシーン。チャーリーがブライアンとの別れ際に見せる、悲しそうな、申し訳なさそうな、もうどうしようもないんだ … というあきらめにも似た表情が何とも言えませんでした。チャーリー役の俳優はほとんどセリフが無いにも関わらず、あの一瞬の表情だけで良い仕事をしたと思います。

また、ジェファーソン・エアプレイン「White Rabbit」や、トラフィック「Paper Sun」などの挿入歌が効果的に使われ映像と良くマッチしていましたが、ストーンズの曲は本人達のバージョンではなく別バンドによるカバーでした。

映画もラストにさしかかり、「Time Is On My Side」が流れてきたとき、スクリーンいっぱいに映し出されたブライアンの死に顔とは別に、ある風景が記憶の中によみがえってきました。

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Cream / Live Cream Volume Ⅱ ('72)

Live Cream Volume Ⅱ

クリームのライヴでは最も好きな 『ライヴ・クリーム Vol.Ⅱ』

学生時代、友人に貸したこのアルバムは しばらく僕の手元に戻ってきませんでした。友人がその友人に... そしてまた... と、どうやら又貸しに次ぐ又貸しで、僕の知らない人の間にまでも ぐるぐる回っていたようです。

とある日。通学途中の電車の中で、こんな会話を耳にしたのです。 「あれ 聴いた?」「あれって?」「クリーム」「ああ 聴いたよ」「どうだった?」「……… 長いなっ」

ピンと来た僕は振り返ると、そこにはレコードを貸した覚えのない同級生が。感想はそれだけかよっ … と言いたかったのですが、そこは冷静に「僕はこういうものですが、そのレコードは誰からか借りたものですか」と丁重に尋ねる。聞き出した情報をもとに友人達のところを歩き回った末、やっとのことで取り戻したという、思い出深きアルバムです。

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Cream 【DVD】 Classic Albums:Disraeli Gears

Classic Albums:Disraeli Gears

音楽三昧だった今日の締め括りは 【DVD】 クラシック・アルバムス / カラフル・クリーム

DVDは、クリームの演奏風景やプライベート映像などを挟みながら、クリームのメンバー他、ピート・ブラウン、ジョン・メイオール、マンフレッド・マン、アトランティック・レコードの創始者:アーメット・アーティガンたちが、バンド結成当時の思い出を語るシーンでスタート。

『カラフル・クリーム』の1stセッションで録音した「Lawdy Mama」が、どのようにして「Strange Brew」へと変わっていったのかという話から本論へと入り 「Swlabr」~「Outside Woman Blues」~「Dance The Night Away」~「We're Going Wrong」~アルバム・ジャケットについて~「Tales Of Ulysses」~「Take It Back」~「Sunshine Of Your Love」の順で、その曲、歌詞、サウンド、影響といった視点で解説されていきます。

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Fleetwood Mac / Future Games ('71)

Future Games

そして... フリートウッド・マック 『フューチュー・ゲイムス』

クリスティン・マクヴィーとボブ・ウェルチのソロ・アルバムを聴いたことがあるくらいで、これ以前も以降もフリートウッド・マックのことはろくに知らないので、よし聴いてみよう … と身構えて回すのは、デイヴ・メイスンとデラニー&ボニーの娘:ベッカ・ブラムレットが一時加入した『Time』('95) 以来ということになります。

バンドに対して何の先入観を持たずに聴いたのが良かったのでしょう。

ネットでマックのことを検索してみても、ピーター・グリーン在籍時かスティーヴィー・ニックスがいるころのアルバムばかりで、ほとんど言及されていないこのアルバムが、痛く気に入ってしまったのです。

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Profile

ocean

Author:ocean
◆ 2009年10月
Sony DSC-HX1 写真を撮り始める
◆ 2010年4月
PENTAX K20D でデジタル一眼デビュー
◆ 2014年6月
PENTAX K-5IIs へ機種変更
◆ 2014年10月
OLYMPUS OM-D E-M10 追加入手

その他、中学生の頃に井上陽水、The Beatles、Eric Clapton で音楽の素晴らしさに目覚めて以来、ず~っと聴き続けています♪

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